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Interview

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Dr.Kellie L.Jones

Clinical Pharmacist乳がんセンター臨床薬剤師

Issued Aug.2004

臨床薬剤師としてのわたし

ケンタッキーの薬科大学卒業後、同地にて2年間の病院研修を終え、M.D.アンダーソンの乳がんセンターで腫瘍学専門の臨床薬剤師として働きはじめました。
しなくてはならないことや学ばなければいけないことの多い中で、常に最新の知識を収集することは大変ですが、直接患者さんに関わりながらそれを活かしていけることに、臨床薬剤師としての仕事のやりがいを感じています。
患者さんの理解が少しでも深まるよう、診察時には対話の時間を多く取ることを心掛けています。患者さんと過ごす時間がとても好きで、何よりもコミュニケーションが大切だと考えています。また、再度来院された患者さんが声をかけてくださったり、わたしとの思い出話をされたり…など、本当にこの仕事をしていて良かったと思う瞬間です。

臨床薬剤師への道のり

薬科大学(4年在学)卒業時にPharmDを取得後、一般薬学実習が主体の病院研修を1年間経験します。1ヶ月ごとに各科をまわり、広く患者さんと接し、臨床技術を修得しながら薬剤師となります。

臨床薬剤師をめざす場合は、病院研修終了後、各専門分野別(内科、外科、小児科をはじめ腫瘍学など)1年研修を受講し、さらにスキルを高めます。
Dr. Kellie L. Jonesは『腫瘍学』を専攻し、毎月各種類のがんについて学びました。

現場では

Dr.Kellie L.Jonesわたしの所属する乳がんセンターには現在4人の薬剤師がいて、4ヶ月ごとに入院病棟と外来を交替で受け持ちます。入院病棟では、医師、看護師、医学生と薬剤師でひとつのチームになり回診しています。

最新の薬物治療の情報収集に必要な時間と、患者さんとのコミュニケーションに必要な時間をいかにバランスよく有効に使うか、ということに最近苦慮しています。常に患者さんにとって最良の薬物治療を考え、医師に提案する。そのために、これからも知識を身につけることは欠くことの出来ない重要な課題です。 

Personal Data

  • 1973年4月3日 ノースカロライナ州生まれ、ケンタッキー州育ち
  • 趣味:旅行、読書、美術鑑賞、コンサート鑑賞(ロック界を席捲したプリンスのファン)、ショッピング、食べ歩き
  • 国内外を問わず旅行が好きで、今夏はカリブ海のカンクーンに。リゾート地でリラックスした時間を過ごしました。
    また、小学校から大学までバスケットボールチームに所属していたこともあり、プレー・観戦は欠かせません。
    公私ともに充実した毎日を過ごしています。