掲示板「チームオンコロジー」

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EDUCATIONAL SEMINAR
7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
野木 雅代 (東京医科大学病院) 2009/04/04

We are in Houston !!! (^-^)

Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪教子(市立西脇病院) 2009/04/04
ヒューストンは、暖かくて快適です。昨日現地に着き、みんなで夕食材料等々の調達に、近くの24時間スーパーに行きました。確かに、ミルクやケーキ(青い色のトッピング!のものあり。映画「めぐりあう時間」でも青いケーキが印象的でしたが、こちらではポピュラーのようです)や肉等が大きく、でも美味しそうです。スーパーで70才台と思しき女性が「読めないんだったら説明するよ、なんでも言って」と親切にしてくれました。こちらの方はフレンドリーな方が多いです。

本格的なプログラムは来週月曜日からです。本日のオリエンテーションによると、「メンターとメンティ(指導生(?))の関係をより強固に」というのが目標のひとつに掲げられていました。

MDアンダーソンがんセンターは広い!建物間の連絡通路では患者さん用の運搬車が走っています(結構速くて、ぼーっとしていると轢かれそうになります)。

昨年の参加者は、平均5kg体重が増えたそうで、今年の参加組の有志で早朝ウォーキング(なんだか年寄りくさいですが)を始める予定です。

Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
石塚雅子(名古屋大学医学部附属病院薬剤部 ) 2009/04/04
楽しい日々が始まりました!
こっちは華氏70度くらいですが、私にはまだ寒くて、ホテルでは暖房をつけています。たぶん、ホテルの掃除の人にびっくりされますよね、この部屋。
昨日は、オリエンテーションでした。Feig先生の秘書のBrendaさんの英語は速いけど、さすが、JME 2009に選ばれたメンバー。私はたぶん初めにPlease speak more slowlyの言葉を繰り返す人になりそうです。
病院→ホテルのシャトルが来なくて1時間半待ちました。みんな、「普段ならこんなに長時間絶対待てないのに、なんか待てちゃった」って言っていました。やっぱり、心+時間にゆとりがあるとイライラしないのかなぁ。こんな時間も、メンバーでたわいのない話をするのが楽しいです。
5週間のプログラム、とてもワクワクします。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
野木雅代 (東京医科大学病院) 2009/04/04
 おはようございます!

 日本とは、14時間の時差があるテキサスからです☆
ちょっとだけ早く起きて、これからみんなで?walkingです。

 こちらの方は、みなさんとてもニコニコしているのが、とても印象的です(^-^)

 日本の職場では、そんなゆとりがナイと思っていましたが、心がけ一つで変わるのかなー???と感じました。

 少しでもこちらの事をお伝えできたらと考えています。

 JME2009組、がんばります(^-^)/

 最後に、このような機会を与えてくださった、上野先生、JMEプログラムのスタッフの方、Mentorの方、そして・・・日本の職場の方々に心から感謝いたします(^-^*)

 
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
上野 直人(M. D. Anderson Cancer Center) 2009/04/05
今年の新たなるチャレンジは
1.メンターとメンティの関係を構築し、理解していただき、career developmentを考える
2.リーダーシップとコミュニケーションを身につける。
3.Passionをもったvisionとmissionを持つ
4,チーム医療を理解し、最高の患者の視点にたったがん医療を日本とアメリカに提供する。
5.メンティの体重を増やさないようにする。笑
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
橋本 浩伸(NCCH) 2009/04/05
みなさま無事にヒューストンに到着されたご様子ですね。
これから5週間楽しみですね。
去年参加させていただいたことが思い出され、とても懐かしく感じました。
そのときのことを思い出すうちに、また気持ちも新たに頑張ろうという思いと、少しでも皆様の雰囲気を分けていただけるように今日の晩御飯はステーキにしようと思います。

皆様の近況報告を楽しみにお待ちしております。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
大里洋一 (東京医科大学病院) 2009/04/06
ついに始まったんですね。おめでとうございます。
昨年しっかり5kg太った者です。

昨年、自分は英語が良く分からなくてだいぶ勿体無いことをしてしまったと反省していますが、今年の皆様は素晴らしいのでたくさんのことをこの掲示板で教えていただけると期待しています。
どうか、宜しくお願い致します。


ちなみに、バスの降り方は橋本さんのコメントにありましたが、マクドナルドの買い方は日本と同じですので・・・

Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
たかぎまりこ(元聖路加病院) 2009/04/06
先日のWelcome Dinnerにご一緒させていただきました。ありがとうございます。
今年度のメンバー皆様の輝く瞳に、チーム医療への情熱を感じました。
プログラムのほうも、これまで経験してきたメンバーの意見が反映され年々改良されていますね。日本のチーム医療発展により即した内容となっており、大変喜ばしく思います。
チーム2009の皆様、応援しています!
何かあれば何でもご相談ください。



Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
飯原大稔(岐阜大学医学部附属病院) 2009/04/06
先輩の先生方、アドバイスありがとうございます。
この土日で夜に寝る時間が長くなり、昼に耐え切れず寝てしまう時間も短くなって、いよいよ時差ボケも解消してきたところです。
私も明日からは『Please speak more slowly』とお願いして、よりたくさんの物を持ち帰りたいと思います。
ここに来ることを出来るようにして頂いた皆様に感謝しながら頑張ります!
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
井沢 知子(KUHP) 2009/04/06
皆さんのメールをわくわくしながら拝読しています。
きっと素敵な学びがあるのでしょうね

看護師さんの皆様にお勧めは、ぜひぜひAPNのジョイスニューマン先生の実践を見学してください。(可能であれば、、、)

現地に行くだけですごい刺激を受けますよね!
体重を増やさず(笑)脳みそのしわをいっぱい増やしてくださいね!
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
奥山裕美 (聖路加国際病院) 2009/04/06
いよいよスタートですね。期待と希望でドキドキしてらっしゃる気持ちが手に取るように分かります。自分が考えているよりも、多くのものを吸収し持ち帰られる事ができると思います。留学をご一緒させて頂いた青儀先生は、夕方のエクササイズで運動選手と見違えるような体型となられていらっしゃいました!!皆さんのお便りを楽しみにしています。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
向原徹(神戸大学医学部附属病院腫瘍センター) 2009/04/08
神戸大学向原です。初めて投稿します。
こちらにきて数日ですが、こちらのスタッフの皆様にはほんとによくしていただいて、感激しています。このような機会を与えて下さった全ての方々に感謝します。

さて、今日は朝からMDAツアーでした。ある患者さんのファミリーと一緒で、このようなツアーがあること自体が驚きですが、ツアーガイドの方の様子からこの施設にほんとに誇りをもっていることが見て取れて、うらやましく思いました。108床の外来化学療法ベッド(すべて個室)、400人/日の外来化学療法、29台の放射線照射機、300人の薬剤師、2.5人:1の看護師、65人の理学療法士・・・。すべて桁違いで、ため息の連続でした。日本にMDAを作るのは無理そうですが、なにか自分のため、同僚のため、患者さんのためになることを持って帰りたいと思います。

すでにコーラとハンバーガーに毒されてきています。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
石塚雅子(名古屋大学医学部附属病院薬剤部 ) 2009/04/08
今日のツアーでは、MDACCのすごさを感じるとともに、薬剤師(私だけ?)の仕事がいかに狭い世界で行われているかも感じました。自分の病院の放射線照射機の数も知らず…。メンバーとの会話から、日本のことを学びました。
明日は初めてのmentor&mentee meetingです。当面の目標は、ヒラリー先生のお宅に泊めてもらうことです。そんな人間関係、築けたらいいな。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/08
MDAツアーの続きです。放射線治療科で素敵なものを2つ見つけました。ひとつは本日の写真掲示板をごらんください。もう一つはリニアックの天井、ちょうど治療中の患者さんの視線が向かうところに、満開の桜の写真が!1,2分間の間とはいえ、じっとしているのは結構しんどいものですから、これはとっても素敵なことだと思いました(写真班の彼女が早速激写!)。

このあと、Dr Theriaultの倫理についての講義がありました(凝縮された内容でしたが、特に良心に従って行動することが大切、ひとたび信頼を失ったら、戻ってこない、との言葉が印象的)。昼食をとりながらIntegrative therapyの話を聞き、Dr. Aptedのリーダーシップについての講義、後半で日本人とアメリカ人の感情表現の違いが日本人のメンティとアメリカ人のメンターの会話を例にとって示され、とても興味深く、あっというまに3時間が経ちました。

このところ、ホテルのシャトルバスは順調に運行、今日も時間とおりでした。本日はホテルで軽い夕食(ハンバーガー!でした)がサービスされる曜日で、メンバーみんなでほっとタイム。

-----方向音痴の私は、迷路のような(と思っているのは私だけ?)MDAで迷子にならないように頑張っています。貴重な機会を与えてくださった皆様、そして人手不足に拍車のかかったこの時期にもかかわらず、快く送り出してくださった病院の皆様に心からお礼申し上げます。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/09
朝6時半から朝食、7時にシャトルバスでMDACCに。今日はホスピスツアーからです。MDACCから徒歩5分の、ヒューストン市長の家だったという建物。できるだけ在宅に近い生活を、しかも必要な医療的ケアはしっかりさりげなく。案内してくださったドクターがとても親切に丁寧に説明してくださいました。待機リストがほとんどない(たとえばMDACCから電話があったらその日のうちの入所も可能だとのこと)そうで、日本では急性期を過ぎて療養型病院あるいは施設に転院・転所が大変で待機が1年以上のこともあると話したらとても驚かれました---。

そのあと、小児科の患者さんのChildren’s art projectの話、収益金を院内の小児科の患者さんのactivity(教育や遊戯など)、キャンプ、グッズの制作と販売、そして奨学金に充てているそうです。また、このプロジェクトと寄付によって思春期の患者さんが自由に使えるスペース、Kim’s Placeを運営しています。MDACC内の循環バスにも絵が描かれています(本日の写真掲示板参照ください)。

MDACCには10人のチャプレンがおられ、入院すると宗教を自己申告、必要な時に患者さんからナースを通じてコールが来て、とても忙しいとのこと(週末も!)。患者さんだけでなく、若い医師やナースが、初めて担当患者さんの臨死のときにもコールが来るそうです。

このあと、Dr Leeの統計の講義、なのに時差ボケのため睡魔が----!来週リベンジです。昨日話のあった、Integrative therapyや、患者教室(一番よく参加されているのは乳がん患者さんだそう)の見学、院内の電子カルテやデータ保存の話、リスクマネージメントの話を聞いたあと、メンター(Dr Theriault)と2回目の会見。プロジェクトと明日の外来見学の打ち合わせ、クリニックを案内していただきました。

最近寄付によってできたという図書室で調べ物をした帰りに図書館前の廊下の展示を発見、1949年に乳がんの患者さんの放射線治療をした時の記録がありました!

そうそう、講義室前にkgで測れる体重計あり、渡米後ちょうど1週間目、体重はいまのところ不変!!!

さて、これから明日の外来見学に備えて、みんなで乳がんの勉強会です。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
佐治(駒込病院) 2009/04/09
みなさん晴れ晴れとしているのが印象的です。
ちょっと暑いけどいいですよねえ。
あのでかいロビーのバラバラのイスで昼寝するのが幸せでした。岐阜大出身ですので、いいはらさんを特に応援します!外科学会であった高橋先生もよろこんでました。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/10
今日は朝からまず、ツ反の判定の判定(メンバーのうち4人がMDACCでツ反を受けました、全員陰性)、それからbreast oncologyの外来見学。日本とは看護師の役割が全く異なっていて、トレーニング別に複数の肩書の看護師がいて、上級看護師は、医師の監督のもと、特に大きな問題のない経過観察中の患者さんの問診、理学所見をとり、さらに必要とあれば検査のオーダーをし、モルヒネ等以外の投薬ができるとのことでした。薬剤師が外来に常駐され、上級看護師、薬剤師、医師、看護師の連携がうまく取れていると感じました。日本の乳腺科では、患者さんの状態にかかわらず、すべて医師が診るので、どこもひどい混雑です.このようなシステムはとてもよいと思いました。また、患者さんが診察室に入っていくのではなく、診察室で着替えて家族と待っているところへ医師が入っていきます。このほうが患者さんがリラックスでき、また、プライバシーも保てる、と思いました。

昼食時に上野先生から、Missionとvisionを考えてみるようにとのこと。私たちは外来見学に熱が入り、先生との約束の時間に遅れてしまったのでした------(上野先生、ごめんなさい)。

午後は、薬剤部の話が4時間!冷房の強い部屋でbreakなしに話が続き、魔の時間ということもあって、少々グロッキー。このあと、私たちに割り当てられた部屋で各自メールのチェックをしてホテルに帰宅。明日は、午前が外科の見学、午後は看護部の話です。日本とは違う、看護師の役割分担の話が聞けるのを楽しみにしています。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
飯原大稔(岐阜大学医学部附属病院) 2009/04/10
佐治先生ありがとうございます。
このプログラムを通して学んだことを、岐阜大学だけでなく、岐阜県全体、日本全体に広げられるように頑張ります。
薬学教育が異なる日本で、どのようにClinical Pharmacistの技術を身につけていくか、日本では、どのような役割をチームの中で果たせるかを考えながら研修を受けています。
今日は看護師の役割について講義があります。他職種のMindを学ぶのは非常に大切なので楽しみです。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/11
金曜日。朝から外科見学。チームごとに分かれて、外来とオペ室の見学。私たちは、乳がんの両側全摘・同時再建術、温存術の2症例の見学をしました。みなさん、親切に質問に答えてくださり、ありがたかったです。執刀医に聞いたところ、温存術は日帰り、全摘は1泊で帰宅、だそうです。もうひとつのチームはDr Feigの外来を見学。

午後からは、看護部の話。看護師さんの教育とスキルアップに力を入れていて、修士課程、博士課程を取ることが積極的に勧められ、また、看護師さんは経験とトレーニングを積みつつ、専門性を高めていくとのことでした。出産後、もとの職場に戻れるように配慮されており、離職率が日本よりも小さいと。また、がんサバイバープログラムの取り組みも話され、これは、治療が一段落した患者さんのアフターケアのためのもので、がん腫によって、一定の期間(例えば乳がんなら診断されてから5年)で、サバイバープログラムに移り、サバイバーパスポートという治療歴等のプロファイルを持ち、各自がオンライン上で悩み事等の相談ができるそうです。また、日頃なかなか口にしにくい、性の問題を専門に取り組む看護師の話もあり、具体的な対策が提示され、とても参考になりました。

みんな、こちらにだいぶ慣れてきて、元気にしています。そうそう、本日はGood Friday(イースター前の金曜日)で、本来なら午後から休みになる日、だそうでした。にも関わらず、熱のこもった話をしてくださった看護師のみなさん、どうもありがとうございました。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
上田 宏(市立伊丹病院) 2009/04/14
とても有意義な時間を過ごされているようですね。
三輪先生、毎日報告を送って頂き、ありがとうございます。
4年前を思い出しながら、楽しく読ませていただいています。

MDACCのスタッフは、「夢を持って楽しく仕事をしている」って感じですよね。
日本の医療も負けてられません。
皆さんが、多くの知識を詰め込んで日本に帰ってこられる日を楽しみにしています。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/14
月曜日。午前中は放射線部の見学。はじめにDr Liaoの簡潔にして要を得たintroductionの後、2グループに分かれて外来と病棟の見学。私たちは消化器外来を見せていただきました。担当のDrの説明が丁寧でありがたかったです。

午後は乳腺外来の見学パート2で、ここも2グループに分かれて見学。2回目なので少し人の流れが見えてきました。薬物療法の副作用や、リンパ浮腫等々、患者さんにプリントを使って看護師さんが説明するのですが、その資料はすべてMDACCの教育部門で管理されており、必要な分を各外来でプリントして配布されています。一度チームの面々と一緒に教育部門を訪れ、看護師さんはケアの仕方の実際を、薬剤師さんは薬の副作用をどんな基準で抽出しているのかを、私は、そうした情報の更新・追加等をどうやって管理しているのか是非知りたく、教育部門の活動を、そのままの形では無理でも、職場で生かせたらと思いました。

このあと、乳腺疾患の合同カンファレンスがあり、2症例について複数の科のドクターが活発に議論をされていました。

これまでにたくさんの講義・見学があり、やや不消化気味です(私だけかな?)。今週は少し復習していきたいと思います。シャトルバスの運転手のおじさんとも顔見知りになりました。

上田先生レスポンスありがとうございます。うれしいです。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
八代 知子(姫路赤十字病院) 2009/04/14
みなさまお疲れ様です。札幌研修でご一緒させていただいた八代です。先日は神戸ではお世話になりました。
私もアメリカに行ったつもりで国内旅行に出かけ、帰ってきたらコメントがたくさん書いてあって、一気に読んでしまいました。
三輪先生、細かく説明してくださって、楽しく拝見させていただきました。私は外来勤務なので、特に、外来での看護師や医師・薬剤師のかかわり方、診察方法の違いに興味があります。患者さんのところにそれぞれが足を運び、それぞれが専門性を持って接し、対応する。理想的ですね。
日本でも是非取り入れたいところです。糖尿病外来などの指導が主な外来では、日本でも似たような形で行われているのではないかと思いますが、オンコロジーの世界では、日本ではまだまだでしょうか。
しかし、そのためには日本の看護師も更にレベルアップをする必要があるかとも思います。CNSのような専門性や、アメリカの上級看護師を見習うように、個々が成長していき、日本なりの患者を中心としたチーム医療が確立されていくと素敵ですね。
日本に残された一人として、先生の他にも渡米中の薬剤師や看護師の視点からも、もっともっとコメントや日記を書いてくださると、ありがたいです。大変なプログラムに参加されていると思いますが、今後も書き込みを楽しみにしてます。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/15
火曜日。朝は放射線科の見学。2チームに分かれて見学。私たちはbreastの外来を見学。今日のDrもとても親切でした。診断から一定期間が経つと、survivorクリニックで患者さんはフォローされることになるそうです。survivorクリニックにはbreast、消化器等の専門Drが集まって、全科のがんsurvivorのフォローアップをしているそうです。残念ながら再発するともとの診療科に戻るとのこと。

MDACCは治験の数も年間4800、新たなものは600と、最新の医療の模索もやっていますが、一方でsurvivorのアフターケアや患者教育にも力を入れていて、どこにいっても多彩な患者さん用のパンフレットがたくさん置いてあります。

午後は乳腺外来見学パート3。患者さんが外来に来ると、診察室(個室)に通され、着替えて待機、ここへ看護師が問診と理学所見を取りに行きます。問診を取った看護師が主治医に報告、主治医は必要な検査や処方をし、患者さんの診察に行きます。

この後、breast/pathologyの合同カンファ(女医さんが8割以上!でした)、Dr TheriaultのIRBの解説がありました。このときに、今回のJMEでプログラムにはない、見学したい場所を挙げ、見学をさせていただけたら、と希望を伝えました。八代さん、神戸でお会いできてよかったです、レスポンスありがとうございます!
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
杉山直子(北里大学 外科) 2009/04/15
2009年組のみなさん、毎日見学の様子を伝えて頂いて、楽しく拝見しています。毎日が新鮮な驚きの連続なんだろうなー、と最近わくわくすることの少ない自分の生活を振り返って、羨ましく思っています。

三輪先生、いつも感じたことを含め、詳しい様子を書いてくださり、ありがとうございます。消化不良気味なところ、よーくわかります!!でもそれだけたくさん吸収されているんだなと、これまた羨ましく思います。いろんなものを、カタマリとしてでも、たくさん持って帰ってきてください。

そして、ぜひ、他の方もどう感じたか、どこに関心を寄せたかなども教えてもらえたらいいな、と思います。

ちなみに、2008年組は、同じものを見学しても、職種によって(人によって)感じ方がずいぶん違ったりして興味深かったので、そのへん、今年はどうでしょうか?
個人的興味ですみません(^^)。

ハードスケジュールですから、健康に気をつけて、残りの研修も満喫してくださいね!



Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/16
水曜日。本日は病棟の薬剤師業務の見学。白血病と消化器部門に行きました。白血病部門は医師が12人に対して薬剤師が2人と、とても忙しそうでした。

昼前に看護部のレクチャー、看護師に高い教育を奨励しているのは、ひとつには看護師サイドでエビデンスを見出すのが目的かと思いました。午後は、それぞれの職種に分かれて、病理部、薬剤部、看護部の見学がありました。

夜は図書館で調べ物をして、9時過ぎにホテルに帰宅。明日は5時起きで白血病部門の病棟回診の見学に行きます。みんな、VisionとMissionを考えるのと、プレゼンのための症例の選択・準備で気忙しいです。

杉山先生、レスポンスありがとうございます。今週に入って、業種ごとの見学も始まってきたので、きっと皆さんの感想がそのうちに投稿されることでしょう。1週間の経つのが早くて怖いです~~~。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
石塚雅子(名古屋大学医学部附属病院薬剤部 ) 2009/04/17
やっと、このプログラムに慣れて、楽しくなってきました。
WOC専門の看護師や、栄養士の仕事を見学させてもらい、今まで知らなかった職種のことが良く分かりました。
この5週間は、なるべく多くの職種を見て、薬剤師として何に貢献できるのか、見つめなおしたいと思っています。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/17
木曜日。朝5時に起きて、6時にホテルからタクシー(yellow cab)に乗ってMDACCへ(チップも入れて12ドル)。

白血病棟の薬剤師業務の見学。昨日の見学のときにも思いましたが、薬剤師さんがラボデータや画像をしっかり読んで必要な投薬プランが提示できるなあ、と。さらに、薬の副作用について尋ねられるとPubMedやUptodateで迅速に調べて話し合いをしたり、また、その日のラボデータやバイタルサインで化学療法実施の適否を主治医と考えます。病棟の上級看護師も、患者さんの病状を主治医に報告し、主治医、薬剤師、看護師がチームで回診を行います。

こういうパートナーがチームにいてくれるととても心強いと思いました。西脇病院の薬剤師さんもよく勉強されていて、投薬の相談に乗っていただいており、看護師さんには患者さんの病状を的確に報告してもらい、またしばしば治療方針について話し合えてありがたいと、外から日本を振り返って、そう思います。

昼前に薬剤師さんの、治験計画のレビュー業務についての説明を聞き、早めに終わったので、The Park(MDACC内にある、緑とピアノのあるゾーン)で早めの昼ごはん、シーザーサラダとパウンドケーキがとても美味(飲み物を入れて9ドルくらい、食券が使えました。おそらく800キロカロリーくらい???)。

午後は乳腺外来パート3.本日はDr Booserのクリニック、oncotype DXが保険でカバーされない場合は3500ドル(私の聞き間違いでなければ)かかる、とのことでした。

この後上野先生との面談パート2.5年後10年後の自分とそうなるためにはどうしたらいいか?等々の話。本日は7時過ぎに帰宅。朝早かったので、ちょっと眠い。ああ、症例検討をするはずが----------、力尽きました-------。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
野木 雅代 (東京医科大学病院) 2009/04/17
 同じものを見ても、各職種で感じる事が違うのでは?と、アドバイスをいただきました・・・
本当にその通りだと感じています。
 
 外来で先生方が患者様と話をしている時、この患者様の病気の細胞の種類やステージ、化学療法のメニューなどは私の頭からすぐに流れて行ってしまいますが・・・(ごめんなさい)

 何歳の方か、誰と来ていたか、涙ぐんで話を聞かれていたな・・・という感覚は、後で思い出してもはっきりと記憶しています。

 そんな風に患者様を考える感覚を「看護」の良さととらえて、私達の仕事の役割、大切さ、プロ意識・・・を考えて行きたいと感じています☆

 他職種の方と話すたびに、そう感じています。

 みなさん、本当にありがとうございます(^-^*)

Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
奥山裕美 (聖路加国際病院) 2009/04/17
三輪先生の力尽きながらも送って下さる臨場感溢れるライブ中継、石塚さん、野本さんの看護師、薬剤師の立場からのコメント等いつも興味深く読まさせて頂いております。
佐治先生とご一緒に行かせて頂いた頃とは隔世の感がありますが、心に響くもの、感じる事はやはり一緒だなと、皆さんの言葉から感じております。
Passionをもちvisionとmissionを持ち、リーダーシップとコミュニケーションを身につけ、チーム医療を理解し、患者の視点にたったがん医療を日本とアメリカに提供する。。。難しいです。私はずっと試行錯誤です。
一歩でも近づきたいと願い、自分の出来る事は実行し努力を積み重ねているつもりなのですが、まだまだ未熟者です。
MDACCで特に印象に残っているのが皆さんのSmileです。この笑顔にどんなに勇気付けられたことでしょう。コミュニケーションの基本ですよね。ニコニコしていると、考え方がpositiveになると聞きました。
ハードスケジュールのなか、体調の管理とカロリーのとりすぎにはには十分お気をつけ下さい♪
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/17
奥山先生、レスポンスありがとうございます。そう、スマイルって、力ありますよね!同じものをみても、悪いところを拡大する見方もあるし、良いところを見る見方もあるし、それは個々人の価値観によるのでしょう。

私は根がぼーっとしているせいか、問題点よりも、長所がまず目に入り、そのためにどんなことが工夫されているのかな、と思って周りのものを見ているような気がします(その方が楽しいし!)。

positiveにものをとらえる、ということはconflictの対処法としても有用だと思うんです。こちらの態度で相手の態度も変わってきますから。

最初に人と人が出会う、緊張しますよね、そのときにスマイル、ちょっとほっとしますよね!

ああ、症例が!週末はぼんやりと渡米後のことを振り返ってみたいです。

全然レポートじゃない内容ですみません。

Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/19
自分で投稿した最初の頃の内容を読み返してみて、ああそうだったと、記憶が遠のいていて愕然とします。掲示板がよい記録となってくれています。

私よりも若い参加者のみなさん、若い感性で見聞きしたことをどんどん書き込んでくださいね!

金曜日。今日は終日放射線治療部の見学。日本は治療計画をすべて放射線科の医師が行いますが、こちらでは、主治医が治療すべきターゲットと線量を決め、dosimetoristが計画し、physicystがチェックし、最終的に主治医がチェックし、therapistが患者さんの放射線照射を行います。

夕方、各自のメンターに会う時間。私はofficeに行ったら、カンファに出てね、とのことで、会議室に(無事に行きつけるか心配でしたが、途中でclinicの上級看護師さんに会い、「こっちよ」と教えてもらってラッキー!)。カンファでは、再発乳がんの薬物療法の権威、Dr Hortobagyiともう一人のスピーカーがアンスラサイクリンの是非について話し、その後discussionになったのですが、英語が聞き取れず----。メンターと話していたら、途中でPAGER(オンコール専用電話。ヨーロッパにいても通じるそうです---)が鳴りっぱなしとなり、また来週ね、となりました(晩は別のメンターの家に招待され、メンバーの誕生会をみんなですることになっていたので、待ち合わせの時間が近かった)。

バースデイパーティに、病棟の看護師さんも来られ、ゲームをして盛り上がりました。こちらの皆さんに、ほんとによくしていただいてうれしいです。

こちらは先週末につづいて今週末も大雨。私はアメリカでも通用する雨女と判明======。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
石塚雅子(名古屋大学医学部附属病院薬剤部 ) 2009/04/20
今回、最も若い参加者からの投稿です☆
金曜日は、午前中はphysicist、午後はdosimetristに付いて、仕事を見学させてもらいました。新しいことを学ぶたびに、このプログラムに参加してよかったと思います。
そして、私は、このメンバーが大切です。毎日、誰かと、あるいはみんなで、各職種のあり方やleadershipについて話し合っています。いろいろな意見や考えを吸収し、熟考したいと思います。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
向原徹(神戸大学医学部附属病院腫瘍センター) 2009/04/20
神戸大学向原です。

JME 2009も2週間がたちました。こちらでの病院内外での歓待は予想以上で、非常に感激しています。

2週間の間、MDACCのpracticeを一部ですが見せていただきました。
これは米国のなかでもMDACCに顕著だと聞きましたが、一人の患者さんに非常にたくさんの職種がかかわるというこが、まず印象的です。それぞれが自身の役割、医師の場合medical特にdecision makingのところに集中できるのはうらやましく思います。ただ、一部ですが、患者さんへの情報伝達がうまくいっていないことが見受けられる場面もあり、そこは分業することの難しさだと思います。それぞれの役割を把握し、一部役割をオーバーラップさせながらチームを維持することが大切と聞きました。私を含め、チーム=分業、と単純にとらえる傾向にありますが、このことは肝に銘じるべきだと思いました。

医師の目からはやはりevidenceを共通用語にしゃべっていることが印象的です。質問をすると、必ずXXXらのstudyによると、と返してきます。そうして、会話をし、また言い負かされないようにするトレーニングを積んでいるのだろうな、と想像します。そこは見習うべきだと思います。また、我々がpracticeにおろしてもいいのか見極めかねている先進的な内容についてもpracticeとしてやっていて、"我々が世界を引っ張る”という気概が感じられます。

Houstonでもたくさんの日本車が走っています。日本の産業界は欧米のやりかたを模倣しつつ独自路線を築き上げたことで成功を収めたと思います。日本のオンコロジーフィールドで小さくてもよい車を産み出すべく努力したいと思いを新たにしているところです。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
たかぎまりこ(元聖路加病院) 2009/04/20
日本車の例えは素晴らしいですね。
皆さん楽しい発見のレポート毎回ありがとうございます。

アメリカに住んで半年が過ぎましたが、こちらで買ったものは新品でも正しく機能しない、その日に壊れるなんてことが日常茶飯事です。
日本製の性能の良さを実感しています。
日本では新品で買った物が説明書通りに機能するのが当たり前なのですからね(笑)。

『日本のオンコロジーフィールドでの小さくてもよい車』
皆で作っていきたいですね。響きが良くてわくわくしますね。

ただその昔、荒野だったテキサスに移り住みあばら屋で生活しながら、まず木を植えることから始めたアメリカの先人達の逆境に負けない不屈の精神は、見習いたいところだと最近思います。

先日上野先生とお話しする機会を頂きまして、臨床研究への熱い思いを語っていただけました。
日常の診療で行っていることから仮説を立て真実か真実でないか結果を出すのが臨床研究なのだとあらためて学びました。
答えを出すということが、まるで宝物を探して探検しているような冒険に満ちたお話のようでもありました。
自分が行っている仕事を前向きに評価して行く。ポジティブに働くということ、仕事が楽しいとおしゃるのがわかった気がしました。

留学研修から3年が経って、やっと気がついたような感覚です。

留学中のみなさまからの残りのレポートを楽しみにしていますね。

Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
飯原大稔(岐阜大学医学部附属病院) 2009/04/23
今日は移植病棟の看護師の仕事内容を見学しました。私の担当のRNは以前乳腺内科でNPを取るために勉強に来ていると説明された方でした。MDACCは働きながら教育を受ける体制が整っていることを改めて認識するとともにうらやましく思いました。彼女は移植に対する知識も豊富で多くを学ぶことができた病棟見学でした。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/25
第3週目に入って、外来/病棟見学が多くなってきました。医師、薬剤師、看護師の連携が密なのは、白血病病棟、特にtransplantation部門との印象を受けました。

夕方上野先生との面談あり、VisionとMissionへのpassionを持ち続けるにはどうしたらよいか?の話があって、
 1)仲間同士の連携
 2)メンターをつくる
 3)メンティーをつくる

だそうでした。人とのつながりが大切、ということですね。大変なことを乗り越えるのは、ひとりでは困難で、たくさんの人が動いた方が、高い山に登ることができますね。

渡米したてのころ、近くのスーパーマーケットで、私がジャケットに両手を入れたら、そばにいた人が緊張してました。ああ、そうか、ここでは銃の所持が許されているんだった、アメリカにいるんだなあ、と実感しました。

もうあと2週間、ジェフが親切に自転車を貸してくれたので、これで近所を散策してみようと思っています(方向音痴なんですが、散歩が好きなんです)。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
佐藤 由美子(NJMH) 2009/04/26
Team 2009のみなさま

みなさまの楽しくて熱意溢れるレポート、
いつも楽しく拝見しています。
3年前と変わってないなと思う部分もあれば、
よりプログラムが進化しているなと思う部分もあり、
帰ってこられたら、ぜひ詳しくお話を伺いたいと
とても楽しみにしています。

ところで、テキサスのお隣のメキシコでは
豚インフルエンザで大変なことになっているようですが、
みなさまやヒューストンの方々は大丈夫ですか?
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
高島淳生(NCC) 2009/04/26
2009年組の皆様へ
いつも、皆様からのコメントを楽しみに拝見しています。
いよいよ終盤戦ですね。
無理のない範囲で楽しみながら、課題作成も頑張ってください(笑)。
楽しみながら・・・がポイントですよー。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪 教子(市立西脇病院) 2009/04/26
高島先生、エールありがとうございます!昨日プレゼンの概略を考えていて(リーダーなもので、一応)、最後にHAVE FUN!!!と書いたところでした。Dr Theriaultと最初に話したときにも、最後に「ここで学んで、学んだことをこれからのキャリアで生かして、そして HAVE FUN!」とおっしゃってました。

昨夜はみんなで野球観戦に行きました。普段は温厚なジェントルマンのDr Theriaultは球場では人柄が変わると判明、とても野球がお好きなのですね。

いまのところ、豚インフルエンザの影響はこちらではないです。メンバーのみなさん、気づいたことがあったら是非書き込んでくださいね!
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
山田眞佐美 (大阪府立成人病センター) 2009/04/29
The 2nd TeamOncology Workshopでご一緒させていただいた山田です。皆様、レポートいつもありがとうございます。

先日、ある先生の送別会で 普段電話でしか知らない検査技師さんたちとお話する機会があり、お互い日ごろの業務で、もっとこうすればいいのに・・・という思いが共通していたことが判明。三輪先生がVisionとMissionへのpassionを持ち続けるには人とのつながりが大切と上野先生のお話をレポートして下さいましたが、大きな組織の中で、「顔が見える」「顔を見せる」ことの大切さを実感。考えてみれば、本当に知らないことが多いなあ・・・と。患者さんにも自分たちにも良い医療をするためには、まずは、仲間同士の連携、納得です。

皆様、おからだに気をつけてがんばってくださいませ。心より応援しています(^-^)

Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
三輪教子(市立西脇病院) 2009/05/11
山田さん、コメントありがとうございます。5月に入ってプレゼンの準備に追われ、またトンフルエンザのことも気になり、掲示板のアップをさぼっていました------。

5月8日に両チームとも無事にプレゼンを終了し、成田空港での検疫も全員無事に通過し、帰国できてほっとしています。

今回の研修で、リーダーとしてプレゼンの準備を進める過程で、自分のリーダーシップ能力について、またコミュニケーションの重要さについて考えさせられました。チームメンバーの熱意と努力のおかげで、メンターの先生方に「Good job!」と言っていただけるプレゼンができましたが、果たして自分がリーダーシップを果たせたかどうか、メンバー全員が満足できる内容だったかどうか、自分のなかではすっきりしていません。

チームメンバーとの話し合いのなかでも、また、MDアンダーソンを見学しているときにも、自分が思っている以上に「職種間のコンフリクトが強い」、ということが実感されました。これを解決しないとteamoncologyはむつかしいと思います。どの職種も患者さんのsurvival、QOL、満足を高めることを目標にしているわけですが、やはり、関わっている誰もが満足すること(自己満足ではなく)が、患者さんの治療や看護にフィードバックでき、ひいては、よりよい医療につながっていくのではなかろうか、と思いました。

トンフルエンザの影響は大きく、幸か不幸か来週いっぱいは自宅待機、との連絡があり、旅装を解いて、洗濯しつつ、このコメントを書いています。

最後になりましたが、上野先生をはじめ、MDアンダーソンの皆さん、JMEメンバーの皆さん、そして、快く送り出してくださった(自宅待機になってしまってほんとにすみません)市立西脇病院の皆さんに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
上野 直人(M. D. Anderson Cancer Center) 2009/05/11
みなさん、お疲れ様でした。とても良いグループだと思います。今回の最後の発表は新たな展開の予感を感じます。Mentorと仲間を大切にしてくださいね。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
野木 雅代 (東京医科大学病院) 2009/05/11
上野先生、Mentorの先生方、また、JME2009プログラムの関係者の方々・・・
5週間のプログラム、本当にありがとうございました!

 「これから」何が自分にできるのか、考えながら、Baby stepでも良いので進んで行きたいと思います。

 チームの皆さんにも、感謝しています☆

  ありがとうございました!
 
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
向原徹(神戸大学医学部附属病院腫瘍センター) 2009/05/11
神戸大学の向原です。

長いようで短い5週間が終了しました。
内容が本当に多彩で、何を学んだか一言で表すのは難しいですが、自分に対して少しcomfortableに感じれるようになったことと、Houstonと日本全国に仲間ができたことが一番の収穫です。

この旅をサポートしてくださったすべての方々、なかには我々が知る由もないところで働いてくださった方もいらっしゃると思います。心から感謝いたします。その方々のことも胸に使命感を持って仕事にあたらなければならないと思っています。
ありがとうございました。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
上野 直人(M. D. Anderson Cancer Center) 2009/05/11
向原先生、野木先生

仲間が一杯出来てよかったですね。いつでも連絡してください。Mentor達は皆さんがすばらしいがん医療を牽引していくことのためなら、とことん応援させていただきます。


これはすべてのチームオンコロジーの人たちにもおなじcommitmentがあります。
Re:7th Japanese Medical Exchange Programが始まりました
石塚雅子(名古屋大学医学部附属病院薬剤部 ) 2009/05/11
5週間、本当に充実した日々でした。
学んだことは多すぎて、簡単には言葉にできないけれど、じっくりと広め、行動にうつして行きたいと思っています。
Mentorの先生方には、本当に感謝しております。これから、メール等で心を伝え、深めていきたいと思っています。
そして、今回驚いたのは、私はメンバーの前ではいつも正直でいることができました。この素晴らしいメンバーを大切にしていきたいと思います。
皆様、本当に有難うございました。今後とも宜しくお願いします。