掲示板「チームオンコロジー」

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EDUCATIONAL SEMINAR
The 1st TeamOncology Leadership Academy
濱嶋 夕子(東京医科大学病院) 2012/11/07
11/2-4に初めてのleadership academy が開催されました。
今回は私は初めてチューターとして参加し、サバイバーの方々のお話,メンターの素晴らしい講義やチームDの熱意あふれるGWから沢山のことを学ぶことができました。

特にチームDのGWで、誰かがリーダーとして引っ張ることがリーダーシップなのではなく、個々がリーダーシップを発揮することで素晴らしいチームワークにつながるのを目撃し、改めて今回のテーマであるリーダーシップの重要性に気付くことができました。

また去年とは異なり、医師、看護師、薬剤師以外の臨床心理士、PT、サバイバーの方々がGWに加わり様々な視点から話し合いが行われとても刺激を受けました。workshopが年々パワーアップしていることを実感し、来年が楽しみです。

昨年同様、スケジュールがタイトで皆様とお話が出来なかったので、今回のleadership academyについてのご感想やご意見等こちらでシェアできたらと思います。
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
横田真里(聖マリアンナ医科大学病院) 2012/11/07
私も今回、初めてチューターとして参加させていただきました。
事前のチューターミーティングから参加させていただきましたが、日米メンター、チューターの先生方やそれを支えていた事務局の方々など、多くの力が集まって、この3日間の研修を大成功に終わらせる事が出来たのだと、改めて実感致しました。

私自身としては、去年参加した"Teamoncology workshop"、"JME2012"、そして今回の"Leadership Academy"とMission/Vision, multidisciplinary careについて多くの機会で学ぶ事ができ、大変ありがたく思っております。


今回のプログラムの中で特に印象的だったのは、"Career Development"の講義です。
これまで「きっとリーダーシップってこういうことなんだろうなぁ」という自己流で自分自身のリーダーシップを発揮してきたつもりでしたが、今回体系的に学ぶ事で、自分自身の考えと照らし合わせて「あぁ、間違ってなかったんだな」とか「この視点は自分になかったな」など振り返る事が出来ました。
特に"Catalytic Leader"という言葉が私にとっては新しい視点でした。
ついリーダー自らがむしゃらにがんばる事がいいことのように思っていましたが、いかに周りのメンバーを高める事ができるか、それこそが真のリーダーシップなのだと実感しました。


学んだ事全てをすぐに実行する事は難しいですが、まずは自分自身を変える事から、そして少しずつ周りを"inspire"していけたらいいなぁと思います。
そして、みなさんからいただいた、この"passion"を大切にしていきます。
本当に3日間ありがとうございました。
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
宮本京介 (東京都済生会中央病院) 2012/11/07
「全く新しい世界を垣間見た」

これが、前回初めてJTOPのワークショップに参加したときの感想でした。参加者のレベルおよびモチベーションの高さ、それを導く素晴らしい講師の面々、そしてミッションやビジョンなどの自分にとって新しいものの見方。全てが大きな刺激となって色々なインスピレーションを産み出し、それらをお互いに共有してプレゼンテーションという形でアウトプットしたときのあの達成感は、今でも忘れられません。

その後、幸運にもJMEという素晴らしいプログラムに参加する機会を得て、リーダーシップについてもう一段階深く学び、どのように実践すればいいのかが少し見えてきたところで、今回のアカデミーに参加しました。前回のワークショップ、JME、そして今回のアカデミーと、自分にとってはcontinuityがはっきりとしておりましたが、明らかな違いは自分が参加者としてではなく、Tutorとして参加する事でした。

かつて何も見えなていなかった自分が、TutorやMentorの方々の導きを得て少しずついろいろと見えるようになったように、そのときの感覚を参加者の方々に体感してもらえるような、ファシリテーションをすることが目標です。しかも今回は、よりリーダーシップスキルに焦点が当たり、今までになかったキャリアデベロップメントの要素も入っています。キャリアデベロップメントはまさにMentorとしての存在意義でもあります。これら二本柱について、モチベーションの高い参加者の方々を十分にサポート・アドバイスできるのか、正直自信がありませんでした。

しかし、その自信のなさからくる懸念は全くの杞憂であり、参加者の方々は、生まれて初めて出会ったメンバーと、新しく得たリーダーシップスキルを効果的に使ってチームを作って行きます。キャリアについても熱く語り、目を輝かせています。即席のチームがドリームチームにも昇華されていくさまを見て、改めてリーダーシップスキルの素晴らしさと、それを自然に使いこなして自分のものにしていく参加者の方々のスキルの高さに驚かされました。

最終プレゼンテーションでは、自分のチームの発表を誇らしく思い、やっぱり自分も参加したかったなとうずうずしました。
一方で、自分自身、去年参加したときのような、あの必死に喰らいついていこうとする覇気がなく、十分納得できるサポートもできなかったことが残念というか、Tutorとしての課題になりました。

アカデミー全体としては、今回は前回にもまして多職種の方々が関わってくださり、Survivorの方も増え、より一層実践的になったと感じました。終了後の参加者の方々のメールを拝見しますと、その満足度の高さに非常に嬉しく思い、このような素晴らしい取り組みに少しでも参加できていることを誇りに思います。こうして灯った種火を絶やさず燃やし続け、われわれのShared Visionが達成されるよう継続・維持していくことが重要であり、次の目標です。

最後になりますが、この素晴らしいアカデミーのためにdedicateしてくださった事務局、Mentor/Tutor、参加者の皆さまに深く感謝いたします。
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
Shu-chen Fan(China Medical University Hospital ) 2012/11/10
Dear all participants, mentors, and tutors of group A of The 1st Team Oncology Leadership Academy,

I very happy we coexistence three days, although time is close of arrangements, even the sleeping time was sacrifice, however we had the common Mission and Vision finally and can effectually completed group work 2 program, this is a unforgettable experience, I believe that the profession to me evolves more helpful, I will also spirit with my team and share achievements. I hope my team members have the opportunity to participate in the Team of the future Oncology Leadership Academy, provide more high quality survival-ship for survival. I am honored in the three days to following, mentors, tutors with all Members, including study, share, and meet new friends. Many thanks to the Team of Oncology Leadership Academy for their efforts and I will continue to keep in touch, continue to work for our mission, and hopes future have the opportunity to meet with you.
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
苅谷三月 (岐阜大学医学部附属病院) 2012/11/11
参加者の皆様、メンター・チューターの皆様、3日間のセミナーありがとうございました。私は、参加者として参加させていただきました。

掲示板を読み、セミナーの帰りの新幹線で感じたことを思い出し投稿しようと思いました。

私は、緩和医療チームのメンバーです。チーム活動を行う中で、“自分が引っ張っていかないといけない”という思いがあったことに気づかされました。
帰りの新幹線の中で一緒に参加した薬剤師さんから「頑張っていきましょうね!」と言われ、そして彼女のあふれんばかりの思いを聞かせていただきました。今まで、患者さんのカンファレンスは共に行っていましたが、そこに集まるメンバーがどう思い、どう考え参加しているかを考えていなかった、聞こうとしていなかったことに気づきました。何てことをしていたのかな!と愕然としました。
チームメンバーは、それぞれが情熱をもって参加しているんだな~と感じることができ、とても頼もしく幸せに思いました。

これからは、チームメンバー一人ひとりがリーダーであり、皆で良いチームを作るというセミナーでの学びを実践していけると思いました。チャレンジ&チェンジです。

多くのことを学び、気づかせていただいたリーダーシップ・アカデミー、共に頑張ったチームDメンバー、温かくサポートしてくださったメンター、チューター、サバイバーの皆様に感謝申し上げます。気づかせてくれたYさんに本当に感謝します。
ありがとうございました。
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
佐々木裕哉(小倉記念病院 血液内科) 2012/11/12
 グループD の佐々木裕哉と申します。

 3日間、大変お世話になりました。初めて体験したことが非常に多く、とても有意義な時間でした。

 「チーム医療」という言葉は医師になる前から色々なところで見聞きしておりましたが、今回ほど、このチーム医療という概念や、あるべきチーム医療の姿を具体的に考えた経験はありませんでした。チームワークを最高水準に高めるための具体的な方法論が非常にしっかりしており、まずここを押さえていけば、きっと、どこで働いていてもよいチームができる、と思える内容でした。「チーム医療を学ぶ」とはこういうことなのだな、と実感しました。

 まず、「よいチーム医療」を実現するために、各人が押さえておかねばならない必須事項を、宿題や事前講義で身につけさせて頂きました。よい医療チームを構築するために各人が持つべき、公約数としての要素は、ワークショップ前に share されていたように思われます。

 個人的に非常に目新しかったのは、individual leadership という概念でした。個々人が目の前の患者さんに対して、こういう関わりをしたい、という強い気持ちを mission/ vision (oncology dream) として持つところから全てが始まります。これを叶えるために、チームを組み、行動する。一見、個々人の目標がそれぞれ別々に存在することは、チームとして統制が取れないように思われますが、各個人の目標が、patient oriented であり、結果として患者さんの益に繋がればよいと考えられます。自身が立てた目標に関しては、自らが責任を負うことになり、情熱をより燃やすことができることも考えられます。

 しかし、その一方で、医療現場はまさにリアルな現実です。医療チームが社会 (地域・患者さん) の要請にそぐわない形で存在することはできません。社会人としての経験、すなわち‘現実’を知っている大人たちが、「夢」を語り合うことこそがこのワークショップの醍醐味と言えると思います。他のメンバーの夢を知り、尊重し合い、時にはコンフリクトを生じさせ、乗り越えることでより洗練された目標へと発展させ、それを実現するための mission を構築する・・・壮大でありながらも非常に実践的でした。

 かつて、あるプロレスラーが「夢はかなわない、目標はかなう」と言っていたことがあり、言い得て妙だな、と思ったことがありました。Vision を実現するための具体的 mission を構築できないと、先には進めません。目標1→達成→目標2→達成→・・・→夢 というステップを、医療においても同様に踏んでいけばよいのだと自信が湧きました。

 また、MD Anderson Medical Center の Vision が「がんの撲滅」という非常に壮大かつ明快であることも印象的でした。これを「夢」で終わらせず、mission として具体的に遂行している点において、同施設の素晴らしさをより強く感じることとなりました (8種類のがんに対するムーンショット計画が立ち上げられたことは記憶に新しいです)。

 こうした mission / vision の構築に続いて、次にskill としてのコミュニケーション方法を学びます。すなわち、active listening と assertive speaking を方法論として学び、ワークショップ中に何度も実際の場面で運用していき、かつ、これらスキルがコンフリクトに歯止めをかける手助けをしてくれます。実践を通して、これらスキルの有用性を実感し、理解を深めていったのでした。

 ワークショップとして最も practical だったのが、グループワークでした。これらの知識とスキルを総動員し、お互いを尊重し合いながら最良の医療プランを構築するという取り組み、非常に濃密な時間を過ごしました。また、このチームに、がんサバイバーも加わっておられ、医療者側からはなかなか見えてこない患者さんの立場からの鋭いご指摘を頂けたことは、大きな質的向上をもたらしてくれた特筆すべき要因です。

 3日目のワークショップ終了時には非常に大きな達成感に浸ることができました。素晴らしいメンター、チューター、チームのメンバーに恵まれ、自分がこの輪の中にいることを誇りに思いました。ワークショップ終了後からは、この経験の診療業務への還元が当面の課題です。還元するために行うべき mission は帰りの飛行機の中で考えました。少しずつ実践に移していきます。今後、ますます、病棟業務が楽しみになります。自分のいる職場が今回の経験を通じて、より harmonize し、患者さんの満足の向上に繋げることができれば、望外の幸せです。

 最後になりますが、グループワーク2では、manager としての役を務めさせて頂きました。グループD の中では、恐らくがん診療歴が最短である私がこういった貴重な体験をすることをお許し頂いたメンバー全員の寛大さに深謝いたします。また、みなさまの passion とindividual leadership に、そして、メンターとチューターのみなさまのサポートにより、どうにかこうにか、先発完投することができました。私自身にとって大きな糧となりました。

 このような素晴らしい機会を作ってくださった、J-TOP のスタッフの皆様に心より御礼申し上げます。
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
藤田行代志(群馬県立がんセンター 薬剤部 ) 2012/12/06
Leadership academyから1ヶ月が経ちましたが、投稿させていただきます。


まず、改めて、このようなworkshopを企画・運営して下さった、mentor, tutor, staffの方々には、心よりお礼を申し上げます。有難うございました。
私は3年前のみん学参加以来、いつかはworkshopに参加したいと考え、準備をしてきました。
実際、昨年は、J-TOPの掲示板に都合がつけば参加したい、と書き込み、実際に書類準備もしていたのですが、最終的に調整しきれず、参加は叶いませんでした。
そんなわけで、”やっと”参加できた会でした。
その間に、特に薬剤師のmentor, tutorの方々には多くの知り合いができ、研修前~研修中、もちろんその後も、大変お世話になりました。本当に助かり、心の支えにもなりました。有難うございます。
欲を言えば、皆さん、エネルギッシュで魅力的な方ばかりでしたので、もっと多くの人と話したかったとは思いますが…何事においても時間は限られています。
時間がない中でも上手くコミュニケーションをとれるスキルも身に着けたいです(日常業務でも切に思います…)


みん学では、チーム医療とはなんぞや?ということを学びました。
チーム医療について、漠然としか理解していなかった自分にとって、それはそれは衝撃的な研修でした。
理想的なチーム医療の像がなんとなく分かり、それができたらいいなぁ!!という強い気持ちが芽生えたものの、じゃあどうしたら良いの?という事に関しては未知のことばかりで、理想と現実のギャップに、ただ悶々としていたことを覚えています。
その後、主任という立場になって考え方に変化があり、そして今回のworkshopに参加してみて、まさにleaderとしてチーム医療を各施設で実践するためのスキルを学ぶ、具体的な研修であったと感じています。
MLでさせていただいた質問の回答にもありましたが、特にactive listeningの重要性が理解でき、これまで以上に心掛けるようになりました。
(ちなみに家庭でも、ママ大好きな3歳の娘に実践することで、以前より仲良くなれた気がします…)
もちろん、すぐに実践し結果が出せる訳ではないですが、少しずつ自分が変わっていける、そして、その結果、周りにも変化があるのではないか?・・・(現実は厳しいのでしょうが)そんな期待を抱ける研修でした。
目指せ、catalytic leader!!


また、先日、薬剤部内で研修会の参加報告会をしました。
MDACCから講師が来て・・・と言っても、MDACCって何?という部員もいるので、まずはその説明から・・・
続いて、J-TOPの紹介と、「チーム医療」(Team ABCやLeadership, Communication, EBMなど)について。
個人的に、3年前に参加したみん学の時から、J-TOPの活動には思い入れが強いので、この辺りはぜひ説明したいと思っていました。
そして、やっと「今回はLeadershipのスキルを磨くための研修会でした」と始めたのですが、特にMission, Visionの重要性について紹介しました。
Mission, Visionについて話したのは、薬剤部内で自分のMission, Visionをshareするためでもあります。
もちろん、shareする、と言ってもチラッと出しただけで、本当の意味でのshareはできていません。
ただ、薬剤部長が「研修で学んだことをどう生かしていきたいですか」と質問してくれたので、(理想としては)部員一人一人がM/Vを持ち、それを基に薬剤部としてのMission, Visionを作成し、共有していけたら良い、ということを伝えました。
まずは、自分がそのような考え・希望を持っているということを周囲に伝えることが第一歩だと思います。


みん学の後も、モチベーションの維持が大きな課題と感じましたが、MLや掲示板に加え、今はfacebookがあり、それらを通じてJ-TOPの皆さんと交流を持ち続けることで、以前よりモチベーションを維持できると感じています。
3日間のleadership academyは終わりましたが、individual leadershipの実践は始まったばかりであり、career developmentの道はまだ続きますので、今後とも宜しくお願い致します!
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
植木 まなみ(順天堂大学医学部附属 順天堂医院) 2013/01/06
The 1st TeamOncology Leadership Academy に参加して

グループAで参加しました看護師の植木まなみと申します。

講師の皆様、チューターの皆様、一緒に奮闘した参加者の皆様、研修を支えて下さっている全ての皆様、本当にありがとうございました。

今回の研修参加前からチームオンコロジーを学び、チームをどう効果的に創りあげていくかを学び、考えられたことはとても有意義な時間でした。参加にあたって沢山の職種が参加していることや、サバイバーが仲間に加わっていることに大きな期待を持って研修に臨みました。

リーダーシップについては、学んだことをその日のうちに、初対面のメンバーとの関係の構築からそれぞれが考えながら実践しているのを感じました。16名の大人数のグループで全員の思いを汲み上げてグループの意見を構築するのは易しいことではないはずなのですが、それぞれがいろんな方法を提案し実践することでサバイバーシッププログラムの課題に団結して向かうことが出来たと思います。研修での濃厚な講義と、グループAの個々人のリーダーシップの発揮に本当に感動した3日間でした。

参加者のもともとの持っている意欲が高いこともあるかと思いますが、私達が創り上げたプログラムは本当に実現したいプログラムとなりました。

実は2007年に病院でチームを組んで参加した時にはこの「プログラム」が意図していることが最後まで理解出来ず全員で何度も議論し、最後まで不消化な悶々とした思いを抱いていたのですが、今回は研修の内容のパワーアップでプログラム自体を全員が理解出来てプログラム内容について議論する時間を沢山割くことが出来本当に充実した時間でした。

研修での熱い思い、学び、充実した体験を先日部署で発表しました。特に自分の看護師としてのミッション・ビジョンを他者に伝えるということが今まで無かったことなので新鮮な発表となりました。そして聴いてくれた後輩が興味を持ち、看護師として学び続けていくことや今後の自分の方向性を話し合う機会を持つことが出来たのもこの研修のお陰だと感謝しています。もっともっとこれから自分の病院・部署へ還元していきたいと思いますし、この研修で得た沢山の仲間との関係を大切に今後の自分の活動を考えていきたいと思っています。

実は2007年に参加して以降、MDアンダーソンがんセンターへの挑戦も含めてもう一度この研修に参加したいとずっと思っていました。今回、単独で参加可能なのを知り、時間をかけて何度も看護部へ足を運び参加の意欲を伝え理解を得て参加申し込みをし、研修参加可能の返事が来たときの感激は忘れられません。参加させて下さり本当にありがとうございました。

初対面の先生方とこれだけの活動が出来たのですから、自分の勤める病院の多職種とより良いチームを構築していきたいと思っています。

看護師は24時間追われっぱなしでなかなか研究時間を設けることが出来ませんが、MDアンダーソンの講師陣に学んだように一つ一つの問題に立ち向かい、環境をどんどん改善していきたいと思っています。研修では自分の中に不足している課題を考えることも出来ました。そして、自分が大切にしている価値観についてじっくり考えることが出来たのも貴重な体験でした。気付けたコアバリュー、これは今後の私の看護とキャリア形成に大きく影響すると思います。

熱い思い、興奮、自分の限界への挑戦、そして沢山の学びとご縁を本当にありがとうございました。
研修の合間に、参加者や、チューターの先生方、MDアンダーソンの講師陣と様々な意見交換を出来たこと、1人の看護師として本当に自分の心にふれる洗練された時間でした、重ねてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

なぜ今頃の投稿か。。。というと、1年の抱負の中で、去年の研修参加での学びを共有し、情熱を周囲に伝えて患者中心のチーム力を向上させるという目標がありまして、参加者や、チームオンコロジー関係者の皆様、そして今後の研修を考えている皆さんへ、発信することから始めなくてはと思ったのでした。これからもどうぞよろしくお願い致します。
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
田口 (大阪府立成人病センター) 2013/01/07
植木さん投稿ありがとうございます。
The 1st TeamOncology Leadership Academy にMentorとして参加しておりました看護師の田口と申します。
 熱い思いでThe 1st TeamOncology Leadership Academy に参加していただいたこと、学びを自施設、自部署にフィードバックされたこと、そして、年頭にあたり活動をみんなに知らせていただいたこと感謝いたします。
 植木さんがおっしゃっているように、看護職は24時間業務に追われているのですが、自分のMISSION・VISION、職場のMISSION、VISIONが明確になれば、追われているという視点が変わってくるのかもしれませんね。
 これからも活動を発信して下さいね。そうすることによって、植木さんのような熱い意思とMISSION、VISIONをもった看護職が増えると信じています。
Re:The 1st TeamOncology Leadership Academy
野木雅代 (東京医科大学病院) 2013/01/10
植木さん、投稿ありがとうございます。
今回、Mentorをさせていただいた野木雅代です。

 皆さんがよくおっしゃるのは、Workshopに参加直後のとても熱かった想いが時間とともに冷めてしまう・・・という事です。
やはり日常の生活に戻り、慌ただしい業務に追われてしまうと時間とともに・・・ということも理解できますし、実際に私もそうであったと思い出しました。

植木さんのように、”周囲の人に伝えていくことから始めたい”という想いはとても大切で、自施設に仲間を増やすことで一緒にMission/Visionを共有できますね。

これからも、一緒に質の高い看護を目指していきましょう!
よろしくお願いします。