掲示板「チームオンコロジー」
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EDUCATIONAL SEMINAR
MDアンダーソン見学実習
吉田庸子(和歌山県立医科大学5回生)
2007/10/22
初めて書き込みさせていただきます和歌山県立医科大学の学生です。今年の夏にMDアンダーソンがんセンターのStem Cell Transplanation部門を1週間見学させていただきました。書き込みがだいぶ遅くなってしまいましたが、今でもあの日々のことを思い出さない時はありません。刺激と衝撃と感激の連続で、こんな機会を得ることができて本当に幸せ者だと思いました。上野先生にはこれ以上ないほど気にかけていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。毎日の先生の言葉ひとつひとつが深く心にしみこんでいったのを覚えています。それだけでなく、上野先生はこんなつたない未熟者の意見や考えを真剣に聞いてくださり、真剣に答えてくださって、感動と感謝の気持ちはとても言い表せません。医者になりたいと思った日からずっと、自分なりに理想や夢を胸に頑張ってきたつもりでしたが、正直これまで、こんなに力いっぱい自分の思いを口にできる機会も、それに対する客観的な意見を得る機会もありませんでした。今回、私の考えに対するご意見や先生の強いまなざしや医療についてのさまざまなご意見を聞いて、自分の未熟なところやこれから目指すべきところがよりはっきりした気がします。また、これまで自分にたまってたものが一気に出た気がして、芯からまっさらな気持ちになれた気がしました。私はまた一からスタートです。自分のvisionに溺れることなく、自分の目指すところに行くために、これから具体的な道と方法を作っていかなくてはいけないと思いました。
チーム医療に関して、MDアンダーソンでは働いている一人ひとりが自分の役割を自覚し、トップを目指し、連携するというプロ意識と仲間意識が共存していて、こんな世界が実在するのかと驚きました。実習中、chaplainや医師以外の人、ソーシャルワーカーの方とも話す機会もいただけて、その人の意見や役割を知ることができて、個人的な興味の部分も満たされました。最後の最後に伊藤先生と出会いお話をうかがうことができたのも本当に恵まれていました。帰国して、ポリクリに戻ってからこれまでとは一つ一つの見え方が変わった気がします。期間を終えて、自分は医師になるのだと強く意識できたことが勉強へのモチベーションアップになりましたし、その上で自分のやりたいことをするために今何をすべきか、これからどう努力するかを真剣に考えられたことも大きな収穫だと思います。これからもぶつかり悩みながら、上を目指して頑張りたいと思います。また、勉強会など参加させていただいて、広い世界を学びたいです。長々とほんとに失礼しました。今後もよろしくお願いします。
チーム医療に関して、MDアンダーソンでは働いている一人ひとりが自分の役割を自覚し、トップを目指し、連携するというプロ意識と仲間意識が共存していて、こんな世界が実在するのかと驚きました。実習中、chaplainや医師以外の人、ソーシャルワーカーの方とも話す機会もいただけて、その人の意見や役割を知ることができて、個人的な興味の部分も満たされました。最後の最後に伊藤先生と出会いお話をうかがうことができたのも本当に恵まれていました。帰国して、ポリクリに戻ってからこれまでとは一つ一つの見え方が変わった気がします。期間を終えて、自分は医師になるのだと強く意識できたことが勉強へのモチベーションアップになりましたし、その上で自分のやりたいことをするために今何をすべきか、これからどう努力するかを真剣に考えられたことも大きな収穫だと思います。これからもぶつかり悩みながら、上を目指して頑張りたいと思います。また、勉強会など参加させていただいて、広い世界を学びたいです。長々とほんとに失礼しました。今後もよろしくお願いします。
Re:MDアンダーソン見学実習
佐藤 啓太(和歌山県立医科大学)
2007/10/23
こんにちわ。同じく和歌山県立医科大学の学生です。私も夏にMDアンダーソンがんセンターを見学させていただいた一人です。書き込みが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
現在医学部5回生、ベッドサイドでの実習も、はや半年以上が過ぎています。臨床の海の波にもまれながらも、日々精進そして日々新鮮な感動とともに泳ぎ続けているところであります。知識も経験もビジョンも未熟、しかし、若さと純粋な視点と好奇心が持分のヒヨッコ野郎がみたアメリカ、受けた衝動はここで書きあらわしにくいものがあります。アメリカでの暴露を受け、疲労困憊生還し、日本で一念発起、1から出直しやーとばかりに息まいて始まった日常生活の中でその衝動を反芻する中でだんだんと消化されて、自分の中でうまい具合に生着してきた感覚です。今回の書き込みでは、
上野先生とであった時、ただ漠然と海外で働けば、人と違う何かができるだろうかという青臭い憧れ、そして、腫瘍に興味があった、という2点のみが今回の見学を受け入れていただくまでのエナジーとなりました。今から思えば非常に出すぎた杭、上野先生のには大変感謝しております。
MDアンダーソンがんセンター見学は日米の現場の違いだとか、チーム医療の何たるかといったことに直接タッチしてみることで受ける衝撃だけではなかったのです。でかいでかいアメリカのでかいでかいテキサスでジャンキーな食事を囲んで自分の将来、夢を言葉にし、再び考え立ち上がる、この経験が何か最も印象的であります。
医学部生は将来医師という道が決まっていますが、生涯で実現できうる仕事とか可能性の広さは感謝すべきものがあると思いますし、だからこそ、今も明確な道は見えません。現時点で医療の最前をひた走る先輩方と多く出会い、多くの話がききたいです。
11月のWORKSHOPに私も参加させていただきます。機会があれば、皆さんといろいろな話をさせてください。そして、未熟ですが私の話も聞いていただけたら幸いです。
まとまりがなくてすみません。長々と失礼しました。
現在医学部5回生、ベッドサイドでの実習も、はや半年以上が過ぎています。臨床の海の波にもまれながらも、日々精進そして日々新鮮な感動とともに泳ぎ続けているところであります。知識も経験もビジョンも未熟、しかし、若さと純粋な視点と好奇心が持分のヒヨッコ野郎がみたアメリカ、受けた衝動はここで書きあらわしにくいものがあります。アメリカでの暴露を受け、疲労困憊生還し、日本で一念発起、1から出直しやーとばかりに息まいて始まった日常生活の中でその衝動を反芻する中でだんだんと消化されて、自分の中でうまい具合に生着してきた感覚です。今回の書き込みでは、
上野先生とであった時、ただ漠然と海外で働けば、人と違う何かができるだろうかという青臭い憧れ、そして、腫瘍に興味があった、という2点のみが今回の見学を受け入れていただくまでのエナジーとなりました。今から思えば非常に出すぎた杭、上野先生のには大変感謝しております。
MDアンダーソンがんセンター見学は日米の現場の違いだとか、チーム医療の何たるかといったことに直接タッチしてみることで受ける衝撃だけではなかったのです。でかいでかいアメリカのでかいでかいテキサスでジャンキーな食事を囲んで自分の将来、夢を言葉にし、再び考え立ち上がる、この経験が何か最も印象的であります。
医学部生は将来医師という道が決まっていますが、生涯で実現できうる仕事とか可能性の広さは感謝すべきものがあると思いますし、だからこそ、今も明確な道は見えません。現時点で医療の最前をひた走る先輩方と多く出会い、多くの話がききたいです。
11月のWORKSHOPに私も参加させていただきます。機会があれば、皆さんといろいろな話をさせてください。そして、未熟ですが私の話も聞いていただけたら幸いです。
まとまりがなくてすみません。長々と失礼しました。
Re:感謝、vision, mission, dream 医学生の4つのfactor
上野 直人(M. D. Anderson Cancer Center)
2007/10/24
Hi, thank you for your nice comments. I was almost going to start writing my comments in English (my bad habit). [smile]
でも、やめときましょう、日本語で書くのは本当につらいですが、この掲示板を始めてから、かなり上手になったのではないかと喜んでいます。
良い見学が出来て良かったですね。
さて、私が医学生には考えていなかったことが、今になって感じていることがいっぱいあります。それをいかに次の世代に気持ちを伝えるかが先輩医療従事者の大きなことだと思います。
感謝;人の命を預かる機会を与えていただくと言うことはとてもありがたい、機会です。これは誰にも与えられるものではなく、ごく一部の特権です。それだけに、いかに医療の前進と、患者を中心に医療するかが常のテーマです。感謝の気持ちがいつまでたっても大切です。
Vision: 10年後にどうなっているか、しがらみに関係なく、突き進む道をどの年になっても描けるトレーニングする必要が大切です。年をとるほど、これができなくなるんですね。だから学生できなかれば、dead endですね。
Mission: 何のために医療をするのか。これも、大切です。医療従事者が幅広く活躍の場があることを知るの大切です。患者だけを診ることが医療従事者ではありません、でも患者は医療の基本です。
Dream:上記の三つ組み合わせt、夢もって良い医療従事者になってくださいね。夢をみれば、チャンスはめぐってきます。
Bye
でも、やめときましょう、日本語で書くのは本当につらいですが、この掲示板を始めてから、かなり上手になったのではないかと喜んでいます。
良い見学が出来て良かったですね。
さて、私が医学生には考えていなかったことが、今になって感じていることがいっぱいあります。それをいかに次の世代に気持ちを伝えるかが先輩医療従事者の大きなことだと思います。
感謝;人の命を預かる機会を与えていただくと言うことはとてもありがたい、機会です。これは誰にも与えられるものではなく、ごく一部の特権です。それだけに、いかに医療の前進と、患者を中心に医療するかが常のテーマです。感謝の気持ちがいつまでたっても大切です。
Vision: 10年後にどうなっているか、しがらみに関係なく、突き進む道をどの年になっても描けるトレーニングする必要が大切です。年をとるほど、これができなくなるんですね。だから学生できなかれば、dead endですね。
Mission: 何のために医療をするのか。これも、大切です。医療従事者が幅広く活躍の場があることを知るの大切です。患者だけを診ることが医療従事者ではありません、でも患者は医療の基本です。
Dream:上記の三つ組み合わせt、夢もって良い医療従事者になってくださいね。夢をみれば、チャンスはめぐってきます。
Bye