掲示板「チームオンコロジー」

Bulletin board

患者と医療者のコミュニケーション
リエゾンナース
りんりん(大阪府) 2008/12/14
子宮ガンの手術後 転移の為の化学治療を受けているものです。人には言いづらい病気で日々落ち込み夜も寝れない状態なので心療内科で睡眠薬をもらっています。先日病院でリエゾンナースというチラシを見たのですが保険がきかず実費で相談を受けるということでした。以前 病院内のがん相談室でもナースに話しを聞いてもらいましたが誰に何を言ってもどうしようもないと感じ ますます落ち込んだことがあります。それでもこころ・・・という言葉に興味をひかれるのですがどうなんでしよう。頚がんは性感染症で主人からは自分は関係ないと突き放され、そうなのかもしれないと自分を責め、高額な治療費や辛い副作用にひとりで耐えています。リエゾンナースという人がいることをはじめて知ったのですが保険のきかないカウンセラーという認識でいいのでしょうか?

   
Re:リエゾンナース
tommy(京都府) 2008/12/14
りんりんさん
こんにちは。ご病気のことでいろいろな思いを持っておられるのですね。看護師として、入院治療中や外来通院中の患者さんやご家族のお話をお聞きするたびに、主治医には話さない話題であっても、いろいろなことで悩んでおられることを日々感じています。

リエゾンナースのことですが、看護師の中でもこころのケアを専門にしている看護師がいて、おそらくそれがりんりんさんの言っておられるナースなのかなと思います。
その病院のリエゾンナースはカウンセラー的な介入を自由診療で行っているということなのでしょうか。病院によってそのようなナースの活動は違うようです。

がん診療連携拠点病院として指定されているところにがん相談支援センターには、専門の相談員がいますが、基本的には無料で対応しています。そのようなところにも心のケアを専門にする臨床心理士さんが、窓口で対応しているところもあるようです。
Re:リエゾンナース
中村美波理 (東京都) 2008/12/14
りんりんさん、こんにちは。
私が勤めている病院にもリエゾンナースさんがいます。
がんと診断されたとき、再発がわかったとき、治療が始まったときなどに、こころのバランスが保てなくなって、眠れなくなったり、出かける気力がなくなったり、突然不安感に襲われたりされる方が、臨床試験の被験者さんにときどきおられるので、担当医師と相談してリエゾンナースに紹介したことがあります。
(ちなみに、私はCRC(臨床研究コーディネーター)という仕事をしています。)
リエゾンナースの方が患者さんとお話して、治療が必要なケースなど必要に応じてこころの専門医に橋渡ししておられるようです。
Re:リエゾンナース
上田(兵庫県) 2008/12/17
大変つらい状況ですね。
私の病院にはリエゾンナースという役割の方がいないのでよくわからないのですが、liaisonという言葉は「つなぐ、連絡」という意味です。
もしかしたら臨床心理士さんやサイコオンコロジーの医師を紹介する役割を担っている方かもしれません。

でも看護師さんが診療をされているのであれば、患者さんの壊れそうな心と身体のリエゾン、優しくつないでくださるようなナースさんであってほしいと思います。
もしお会いされたのであれば、どんなナースさんだったか、ぜひ感想を聞かせてください。
ちなみにこのホームページも、心をつなぐことを専門としている牧師さんや僧侶の方が見てくれています。
Re:リエゾンナース
上野 直人(海外在住) 2008/12/20
ーーー頚がんは性感染症で主人からは自分は関係ないと突き放され、

これってとんでもないです。子宮頸ガンは必ずしも性感染症ではありません。確かにあるタイプのpapilloma virusが頸ガンの原因の一つですが、他にもいろいろ原因が’あり、後からこれは原因がなにであるかはなかなかわかりません。そのような短絡的なご主人の考えは間違いです。


Re:リエゾンナース
さとう(青森県) 2008/12/26
りんりんさんへ

その後、いかがお過ごしですか?
安心して相談できる人を見つけるのは、難しいときもありますよね。
私たち看護師も、心から皆さんのためにお役に立てればと思っています。しかし、人間なので相性があわなかったり、色々なこともあります。

でも、りんりんさんのことを親身に相談にお話を聞いてくれる看護師もいると思います。

ご家族の理解も少ないと辛いことも多いかと思います。

だからこそ、ちょっとだけ勇気を出して看護師に相談してみて
ほしいです。

何かありましたら、是非また書き込みしてくださいね。








Re:リエゾンナース
ひかり (北海道) 2008/12/30
りんりんさんへ

私のブログ友の方がリエゾンナースと面談した事があり、その模様をフログでUPしています。
ちょっとでも参考になればいいのですが。。。

http://emerald.sub.jp/blog/archives/2008/04/05155729.html#comments


それと、同じ病気の患者さん同士でお話する機会はあるのでしょうか?
患者同士なら何でもオープンにお話できる事もあるかと思いますし、意外と同じ悩みを持ってる人に出会うかも知れません。

婦人科系の癌患者さんの多いSNSもあります。
そんな所でお話しできたら、少しは精神的に開放されるんじゃないかなぁと思います。

大変な病気と闘っている時に、家族の心が共にないのは辛いですね。
何とか良い眠りが得られる状況になれます様に。。。
Re:リエゾンナース
りんりん (大阪府) 2009/01/13
コメントいただいた皆様ありがとうございます。またまた入院治療に入ってました。 
病棟の看護婦さんにリエゾンナースさんのことを聞いたところ 来て貰いましょう・・・といとも簡単にリエゾンナースさんに会えました。
お会いするまでなぜか緊張していた私ですが やさしいお顔を見たとたん あいさつもそこそこにしゃべりはじめたら止まらなくなり ただひたすら聞いてもらうという時間を過ごしました。
何のしがらみもない人に思いをぶつけるというのは 妙な感じもしますが自分の弱さ 醜さを表に出すのを恐れず人と話をするのもたまには必要なのかもと思いました。解決策やアドバイスなどはこれといって得られませんでしたが・・・(ずっと私がしゃべりっぱなしで時間がきたから)また時間があればおあいしましょうと言って下さいました。
ひとつの言葉で傷ついたりイラついたりする患者に対して言葉を選びながらの対応をするのは大変なお仕事だなと感じました。カルテやメモなどの書類がいっさいなくお話をしたのですが、それだけで何となく安心してお話ができるものなんですね。先生や看護婦さんに対しての愚痴も聞いてもらっちゃいましたよ!
 

記事内容を変更することはできません。記述を修正したい場合はコメント欄を使って補足・訂正を行ってください。