掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
トリプルネガティブの抗がん剤ACの有効性について
こっぺ(広島県) 2010/02/09
基質産生癌、トリプルネガティブ、Stage1の抗がん剤を1年前AC療法しました。最近いろんな角度からの情報では「アンスラサイクリン系が有効でない可能性がある」と知りました。
私は効果のない治療をしたのでしょうか
もし、そうだとしたらつらい抗がん剤をしたのに・・・と云う思いが湧いてきます。
また、術後2年という段階でのタキサンを含めた治療を追加することが有用なのでしょうか。それとも
再発した時でしょうか?
宜しくお願い致します

   
Re:トリプルネガティブの抗がん剤ACの有効性について
上野 直人(海外在住) 2010/02/09
質問に答える前にStage Iの根拠になった乳がんの大きさ、組織を教えてくれますか?
Re:トリプルネガティブの抗がん剤ACの有効性について
こっぺ(広島県) 2010/02/10
お世話になります。私の解っている範囲はPgR-、ER-、HER2-、リンパ転移無し、腫瘍径は12㎜×9㎜、グレード2、脈管侵襲有りこれだけしかわかりません。年齢は60歳です。
宜しくお願いします。
Re:トリプルネガティブの抗がん剤ACの有効性について
上野 直人(海外在住) 2010/02/11
了解しました。こっぺさんに直接あてはめるのは難しいですが。
データーのポイントだけで書きますね。

アンスラサイクリン系が有効でない可能性がある、これはあくまで可能性だけで、効くととらえるのが今の標準です。トリプルネガティブだからこの化学療法という明確なエビデンスありません。

タキサンをこの時点でいれてよくなると言うエビデンスは皆無です。

腫瘍径はとても小さくリンパ節の転移がないので、化学療法をどこまんで押すかがまた疑問になります。

ということを考えると答えはなんとなくみえるのかもしれないです。

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