掲示板「チームオンコロジー」

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ピンクリボン
TUV(茨城県) 2010/12/07
私はバレーをやっていて先日チームのイベントでがんについてのトークショーに参加しました。
がん検診をして早期発見をというものでした。
海外ではがん検診を受ける人が多いのに対し日本人は本当に少ないそうです。なのでたくさんの人にもっとがん検診をしてもらいたいです。
私はがんで友達を亡くしています。
本人もつらいと思うけど周りの人達もつらいです。
自分の身体だけど自分だけがつらいんじゃないですね。
これからもがん医療が進んでくれて1人でも多くの人が元気になれることを願っています。

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Re:ピンクリボン
中川 智恵(東京都) 2010/12/09
TUVさん

はじめまして、私は都内で乳がん専門の医師をしている者です。

アメリカの乳がん検診受診率は約70%、お隣の韓国も50%に到達しているそうです。
一方、日本は徐々に増えてはいますが、20%台と伸び悩んでいるようです。

アメリカなどで検診の普及が成功したのは、検診をすることによって乳がんで亡くなる人を減らせるということが信頼できるデータとして出たということと、その結果を受け、行政や市民団体、企業などが一致団結して啓発・啓蒙運動に乗り出したことでした。ピンクリボンもその一つですね。

日本人の乳がん検診で、この年代にこの検査が良いといったはっきりとしたデータはまだ出てきていませんので、ここは気を付けないといけないところではありますが、TUVさんのように、トークショーに参加して下さったり、検診をもっとたくさんの人にうけて欲しいと、掲示板などで発信して下さることが、今後の日本において、乳がんで悲しい思いをする人やその家族、友人を少しでも減らすことができる第1歩なのだと思います。

がん医療を本当の意味ですすめてくれるのは、私たち医療者だけではなく、一人一人が検診や病気に対する正しい知識をもって、まずは自分の身体のことを大事にすることであったり、それを身近な手段で発信していくことなのではないかと、この投稿を拝見して改めて思いました。

まさにそういう方々が“チーム医療”を作るメンバーの一員であるということですね。

ところで、最近バレー(今さらですが、ボールでいいんですよね?踊る方!?)が熱いですね。
女子は世界バレーで銅メダル。試合、録画までしてほとんど見ました。すごく感動しました。
男子もアジア大会でなんと金メダル。

がん検診においても、日本がアジアや世界を引っ張っていく存在にいつかなれるよう、一緒に盛り上げていきましょう。

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Re:ピンクリボン
朝倉 義崇 (東京都) 2010/12/11
TUVさん

はじめまして。都内のがん専門病院で勤務している医師です。

題名から乳がん啓蒙運動のイベントに出席していただいたことと推察いたします。
検診を含めたがんの予防や治療について、一般の方の関心が年々高まっていることを感じ、非常に心強いです。

ところで、今回は乳がん検診を念頭においてお話をされたかと思いますが、子宮がん検診(子宮頸がん検診)についても知っておいていただけたらと思います。
実は、20代の女性に限れば、子宮頸がんの罹患率は乳がんより多くなっています。また、乳がん発症年齢のピークが40代であることに対し、子宮頸がん発症のピークは30代~40代です。
実際にがん検診に関する厚労省の指針では、推奨されている胃・大腸・肺・乳房・子宮の各がん検診のうち、子宮がんのみが20歳からの検診を推奨されています(他は全て40歳から)。

最近、子宮頸がんの原因ウイルスであるヒトパピローマウイルスのワクチンが発売され、10代でのワクチン接種を拡大しようとする機運が高まっています。
ただ、当然ながらウイルスに既に感染している方には効果ありませんし、ワクチンは全てのウイルス型をカバーしているわけではありませんので、検診の重要性がなくなるわけではありません。

残念ながら、現在の日本の子宮がん検診受診率は低く、発展途上国なみとされています。
特に若年で罹患する割合が高く、検診の有効性がきちんと示されているがんですので、子宮がん検診を受けてくださる方が少しでも増えて行くことを期待します。

下記に参考URLを載せましたので、参考にしてください。


「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/gan_kenshin02.pdf

がん検診のすすめ(子宮がん)
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/pre_scr/screening/uterine_cancer/01.html

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