掲示板「チームオンコロジー」

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歯肉がんの治療
山内博貴(滋賀県) 2010/12/26
2ヶ月前から奥歯の歯茎に異常があり、12月はじめに受診をしたところ、先日「歯肉がん」(T4aN0M0)との診断を受けました。
治療のためにまもなく別の病院を受診しますが、それまでにいろいろと勉強をと調べているときに、同級生だった上野直人先生のことを思い出し、懐かしくなってここを訪問しました(笑)。
よもや自分ががんになるなど思いもせず、ましてや歯茎などにできるがんなど知識さえありませんでした。骨浸潤がすすんでいるようで噛むことがつらく、柔らかいものしか食べられなくて難儀しています。
まだ治療のことは何も決まっていませんが、外科手術を中心に考えて病院を決めたので、今後リハビリ等いろいろ大変になるかなと思います。
個人的な書き込みしてすみません。今後ともいろいろこのサイトなど参考にしていきたいと思います。

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Re:歯肉がんの治療
向原徹(兵庫県) 2010/12/26
山内様

はじめまして。神戸大学病院、腫瘍・血液内科の向原と申します。

歯肉がんを含む頭頸部がんは、病状や施設にもよりますが、外科医に加えて放射線科医、我々のような腫瘍内科医などが協力して治療にあたる病気の分野です。加えて、看護師、薬剤師はもちろん嚥下療法士、歯科衛生士、栄養士、など多職種が手を携えて、まさに「チームオンコロジー」が必要とされます。さらに大切なのは、山内さまご自身、あるいはご家族がチームの中に入っていただいて、一緒に同じ目標に向かっていくことだと思います。
これからの治療がうまく進むことをお祈りします。どうか、チームで臨んでください。

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Re:歯肉がんの治療
上野 直人(海外在住) 2010/12/26
山内君、こんにちは。ご無沙汰しております。懐かしく思います。

僕自身もがん患者ですが、必ず対応法があります。希望はちからなりです。大切なのは、外科的手術あるい放射線治療などをふくめて、幅広く意見を拾い上げてください。

また、患者として積極的に病気に前向けに取り組む意味でも、「最高の医療をうける患者学」(講談社)をおすすめします。大変だと思いますががんばってください。


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歯肉がんの治療2
山内博貴(滋賀県) 2010/12/28
向原先生、上野先生あたたかいコメントありがとうございます。

今日治療を受ける病院の頭頚部外科に行ってきました。前の病院の細胞診では確定診断にならないので、生検をやりなおし確定診断、方針決定となるようです。
そのうえで想定される治療の概略として、術前化学療法→手術(リンパ節予防切除含む)、状況により術後放射線治療施行という、集学的治療の説明を受けました。
この頭頚部外科では口腔外科医や形成外科医のチーム医療体制もあり、STによるリハビリも実施されているとのことです。向原先生のおっしゃるとおり主体者としての僕自身の参加も大事ですよね。

上野先生、この後の闘病生活、「あかるいがん生活」をモットーにがんばっていくつもりです。先生と違って告知の夜もよく眠れましたし(笑)。まず「俺の本を買って読め!」とのお達し早速実践させていただきます。旧知の上野君の存在自体が、僕の精神的サポートのひとつになりました。今後の活躍期待しています。

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治療はじまります
山内博貴(滋賀県) 2011/01/09
組織診断の結果は高分化型扁平上皮がんでした。一定進行していることから、NACから始めることになりました。
すでに1月4日から入院し、11日からCDDP+5FUで6日間静注開始ですが、ここ十数年病気らしい病気もしたことがないので、副作用説明聞くだけでうんざりします(笑)。
付け焼刃で上野先生の著書を勉強していますが、いざ実践となるとなかなかできんもんですね。同窓会の掲示板に紹介されてたときに買っときゃよかった(笑)。毎日マイカルテつけてますが、これをあとでサマリーにするのは難しそうだな。

チームオンコロジー.Comは患者が入会しても、有益なものなんでしょうか?

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Re:歯肉がんの治療
野木 雅代 (東京都) 2011/01/09
 山内 様

 はじめまして。都内で看護師をしています野木と申します。
今まで、治療を受けられる患者様が少しでも不安にならないよう、副作用などの説明を分かりやすい言葉で伝えてきたつもりでしたが、説明を聞く事によって、うんざりしてしまう事もあるのですね。

 本音をお聞きする事ができ、とても勉強になりました。

 こうして、チームオンコロジー.comを通して、私達も患者様が「最高の医療を受けられる」為に、勉強していきます。

 山内様が、このサイトを通して、情報交換をされたり、
疑問・不安を少しでも解決でき、”有益”になっていただけたら、と願っております。

 いよいよ、明日からですね。
また、こちらに正直なご意見を、お待ちしております。


 

 

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Re2:歯肉がんの治療
山内博貴(滋賀県) 2011/01/09
野木様コメントありがとうございます。

「うんざり」と冗談めかして言ったつもりの言葉を、真面目に本音と受け取られるとちょっと違うので、ちょっと説明しておきますね。

DrやNsは、不安や遺漏がないように、起こりうるすべての副作用をその対策対処含めて、わかりやすく説明していただいています。また自らも質問したり情報を集めて「頭では」理解する努力をしています。
ただ「ほとんど病気をしたことのない」人間にとっては、副作用こそが自覚的な最大の「病気」なはずで、それは想像の範囲をこえていると。だからケモオリ繰り返したところで不安はなくならないですよ。

「不安にならないように説明する」というのでは患者の気持ちに寄り添ってるとはいえないですよね。「不安はなくならない、だから説明する」と考えたら患者も医療従事者もお互い気持ちが楽になりませんか?

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Re:歯肉がんの治療
野木雅代 (東京都) 2011/01/10
山内様

 (笑)のついたコメントに対し、本音と書いてしまい、申し訳ありませんでした。
 山内様のおっしゃる通り、「不安は決してなくなることは無い、だから説明する」のだと、私も思います。

 私は、患者様と話をする際、その方がどのように物事を考えられてきて、どのように暮らしてこられたのか、生活の視点から、その方らしくあるためには、どのようなサポートができるか?を常に考えるようにしています。
そのためには、患者様と話す時間はとても貴重です。

 何かを「説明をする」という事が業務的にならないように、患者様に「寄り添える」看護ができるように、しなければならないと考えています。




 

 

 

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Re:歯肉がんの治療
杉山(東京都) 2011/01/11
山内様

分野は違いますが、癌診療に関わっていた医師です。

医療側からはよく「患者さんを中心とした」や、「患者さんのための」という言葉を聞きますが、一番大事なのは「患者さん」が本当はどう思っているか、だと常々思っています。
そのためには「患者さん」からのフィードバックがとても大切で、そこをどうやって吸い上げるか、については、まだ個人のレベルに依存している部分が多いのでは、というのが私の印象です。

そういう意味で、この掲示板上の山内さんのようなご指摘はとても医療者にとって貴重であると感じています。
そして、もっとこのようなコメントを頂けるような(患者さんからのフィードバックを効果的に医療に還元していくような)工夫やシステムづくりは、今後の課題でもあるのかな、と、山内さんと野木さんの投稿のやりとりを見てふと思ったので、僭越ながらコメントさせていただきました。

また思うことがあれば、ぜひ私たちにも教えてください。

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