掲示板「チームオンコロジー」

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エッセイを読んで
向原先生のエッセイ
Y・H(滋賀県) 2011/05/23
エッセイ読ませていただきました。
いつも先生に思うことは、この掲示板に投稿してくる患者さんの思いに、いつも真剣に向かい合い、誠実な回答をされているなということです。
職責から日々相当ご多忙のこと推察できるのに、たくさんのご回答いただき、それもかなり内外の論文、研究等を調べられていて、少なくない時間を私たちに割かれているのがわかります。とても感謝していますが、正直先生のお身体も大丈夫かなと思ったり。

Work-life balance、だれしもみな考えるところではありますね。先生のように人の生死にかかわるお仕事だとなおさらですよね。普段患者は、Drのプライベートを意識して接することは少ないですし。じつは、私の手術中に主治医のプライベートでの出来事があり、それでも手術終了まで責任を持って当たってくださったことを事後に知りました。感謝とともに心中いかがだったかということも考えさせられました。

いずれにせよ、たった一つの身体、命でありますので、その配分は自分で調整するしかないですが、奥様とお嬢様を大事にしてあげてください。ここの掲示板での「悪戦苦闘?」はほどほどにして。

ちなみに、がんになったら住宅ローン借りられなくなることを、がんになってから気がつきました。さいわい、今後の予定はないですが。

   
Re:向原先生のエッセイ
向原徹(兵庫県) 2011/05/24
Y.H.さま

やさしいお言葉をいただきありがとうございます。恐縮しています。

結果的に、いろいろ苦労話を書いてしまったようですが、我々医師、医療者は、患者さんに励まされながら仕事が続けられています。特に、がんを診療する職業をしていると、その一人一人の患者さんの人生の中で、とても重みのある時間を少しでも共有できることは、大変ではありますが、それが続けていける理由でもあるように思います。

ありがとうございました。

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