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患者と医療者のコミュニケーション
子宮内膜増殖と乳がんホルモン治療
ゆき(東京都) 2011/08/29
始めまして2年8か月前に乳がんの手術をしました。
病理の結果は
粘液がん 5ミリ
脈管侵襲なし 乳管内進展なし
両ホルモンともにびまん性に陽性
ki67 10-20%
年齢 50歳です。
8か月前に子宮内膜が増殖傾向のためタスオミンの服用をやめて注射だけになっています。
子宮のほうは、組織検査で異常なしで3か月おきの経過観察になっています
不安なのですが閉経前だと他に飲む薬がないとのことで本当は
2年で終わる注射を3年に延長してもらいました。
私の病理結果と年齢からしてもう無治療でもいいのでしょうか
悩んでます 誰か詳しい人の回答待ってます。

Re:子宮内膜増殖と乳がんホルモン治療
村上 茂(広島県) 2011/08/29
広島で乳腺外科をしています村上と申します。
ご相談の内容をみて確認させたいただきたいことがあります。

1:手術はどのような手術を受けられましたでしょうか?

2:術後の薬物療法について、メリット、デメリットはどのようにお聞きになっておられますでしょうか? またご自身ではどのように考えておられるのでしょうか?

乳がんの治療は何を選択するにしても、何らかのリスクが生じます。ですから治療法を選択するに当たってはメリット、デメリットをどのように判断するかが重要になってきます。
Re:子宮内膜増殖と乳がんホルモン治療
ゆき(東京都) 2011/08/30
村上先生 お忙しいところありがとうございます。
1に関してですが細胞検査で何回かクラス3が出ていて、はっきりするには摘出して病理に出せばわかるとの事で外来で局所麻酔で手術しました。そしたら5ミリの粘液癌でした。
だから脇のリンパ節の廓清もしていません その代わりに念の
為に脇にも放射線をあてています。
2に関してですがメリットは再発を防ぐのと反対側の新な乳がんができるのを防ぐと聞いています。デメリットは、更年期症状が出ることと子宮体癌の危険性があることだったと思います
私自身の考えとしてはたとえ悪性度が低く小さな粘液癌ですけど侵潤がんなので再発 転移がないとは言えないのでやれることは全部しておきたいです。
再発したら完治は無理なので・・・・
幸い酷い副作用はありません
よろしくおねがいします。
Re:子宮内膜増殖と乳がんホルモン治療
村上 茂(広島県) 2011/08/31
ゆきさん
お気持ちはよく分かります。
再発しないために出来るだけのことをしたい、これは全ての患者さんが仰ることで、当たり前の感情です。

ただここで大切なのは、今回の治療法選択を客観的に判断することです。

タモキシフェン投与のメリット、デメリットを客観的に評価するとが重要となります。

何も治療をしなかったら何%再発すると考えられるのか。
タモキシフェンと注射(ゾラデックスもしくはリュープリンですよね)を行うことで再発はどのくらい減るのか。

治療をすることで子宮癌はどのくらいの頻度で増加するのか。

それらの数字を担当医の先生から提示していただいて、実際に治療をどうするかは、ゆきさんと担当医の先生でご相談して決められるとよろしいかと思います。

漠然とした不安の中でもんもんとするよりは、具体的に数字を挙げて検討すると頭の中が多少整理されることが多いようです。

また何かご質問がありましたら、投稿下さい。
Re:子宮内膜増殖と乳がんホルモン治療
ゆき(東京都) 2011/08/31
お忙しいところ何度もありがとうございます。
主冶医とよく話し合って決めたいとおもいます
いろいろありがとうございました。

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