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再発卵巣がんの進行速度と組織型について
ミモザ(兵庫県) 2011/09/30
2年半前に手術(卵巣・子宮全摘出、リンパ節郭清)・化学療法(TC6クール)を行った母の卵巣がんが再発しました。初発時の病理検査で、母の癌は類内膜腺癌と診断され、進行度はそれほど速くないと主治医より説明を受けました。

この癌の型の進行速度というのは、再発した場合は全く関係ないのでしょうか。また関係ない場合、それはなぜなのでしょうか。

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Re:再発卵巣がんの進行速度と組織型について
中川 智恵(東京都) 2011/10/02
ミモザ様

初めまして、都内で乳腺外科医をしています、中川といいます。
お母様のご病状ご心配ですね。
専門外なので、御参考程度と思って頂きたいのですが、病理を少し勉強していましたので、書き込ませて頂きます。

教科書を読むと類内膜腺癌は、卵巣癌の中でも進行度が遅く、予後が比較的良いとされている癌です。ただし、類内膜腺癌の中でも、最初に見つかった時点の状況によっては予後が悪いものもあるようです。

再発した際、これは乳癌もあてはまりますが、元々予後の良いものが再度出てきた場合は進行は元のものと同様にゆっくりのことがあります。しかし、術後抗がん剤などをされた場合、その治療をくぐり抜けた、より悪性のものが再発をしてきた可能性があるので、進行が速いケースもあるようです。

主治医の先生に最初の病理の状況や、今回出てきたものはどういったものだと評価しているかなど、じっくりお話が聞けると良いですね。

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Re:再発卵巣がんの進行速度と組織型について
ミモザ(兵庫県) 2011/10/02
中川先生

お忙しい中、ご回答ありがとうございます。

再発した場合のがんの進行速度について、詳しく調べることができず、途方に暮れていましたので、詳しく教えて頂いて、本当にありがたいです。

母の場合は抗がん剤治療を1度行っていますが、再発したがんがのんびり屋さんであることを祈って、家族でがんばります。

本当に、どうもありがとうございました。

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Re:再発卵巣がんの進行速度と組織型について
朝倉義崇 (沖縄県) 2011/10/03
こんにちは。沖縄県で血液内科を中心に診療を担当している医師です。

既に中川先生が適確な回答をされておりますが、何かのご参考になればと思い、投稿します。

ご存じかもしれませんが、再発後の卵巣がんについては、最後の化学療法(プラチナ製剤を含む)から再発までの期間により、化学療法の効きやすさや、それに関連して病気の進行の速さが異なる事が知られています。

医学用語では、プラチナフリーインターバルというのですが、TC療法のようなプラチナ製剤を含む化学療法を行って再発までの期間を指しています。
一般に半年以内か以後で分けることが多く、半年以後であれば多くの場合プラチナ製剤が再び効果的なので、最初の治療と同じくプラチナ製剤を含んだ治療を行います。

なお、TC療法のようにカルボプラチンを含む治療を何度も行うと、カルボプラチンに対するアレルギー症状が出現することがあり、シスプラチンへの変更や脱感作療法などが試みられているようです。

また、最近キャンサーチャンネルで、「もっと知ってほしい卵巣がんのこと」が公開されていました(下記)。ご参考になれば幸いです。
http://www.cancerchannel.jp/posts/2011-09-30/6910.html

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Re:再発卵巣がんの進行速度と組織型について
ミモザ(兵庫県) 2011/10/04
朝倉先生

お忙しい中ご回答ありがとうございます!

詳しく教えて頂いて、ありがとうございます。
母の場合は前回の化学療法より半年以上たっているので、プラチナ系なのかな。
カルボプラチンのアレルギーが出る場合があるのですね。。

教えて頂いた、キャンサーチャンネルのページもとても役立ちました。母や家族にも見せてみます。


本当にありがとうございました。

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