掲示板「チームオンコロジー」

Bulletin board

患者と医療者のコミュニケーション
主治医とのコミュニケーションについて
紫陽花(東京都) 2011/10/17
昨年に手術をし、現在、ホルモン療法 / 経口薬 & 皮下注射をしている乳がん患者です。現在、表題の件にて不安を感じております。前回の診察時に、主治医と口論(口けんかの状態)となりました。医療そのものに関してではなく、診察の際の意思疎通に関しての内容です。
ただ、その口論で、医師が発した言葉の中に非常に疑問に思う事があり、結果、私が心に痛手を負うこととなりました。
今までの施術への感謝もありますが、以降の長期間に渡る治療もあり、医師を変更すべきか迷っています。
助言を頂けますと幸いです。 
宜しくお願いします。

   
Re:主治医とのコミュニケーションについて
kayo(東京都) 2011/10/17
紫陽花さん、こんにちは
8月にゾラを終え、今はノルバデックスを飲み、治療を続けています術後約2年の患者です。
紫陽花さんは私より年上の方かもしれませんし、口けんかになった詳しい状況もわからないので、失礼な発言があるかもしれませんが、そのときは、ご容赦くださいね。

主治医の発言に傷ついてしまったとのことですが、コメントを拝見するかぎりでは、手術の感謝の気持ちもあり、もしかしたら、仲直り?したい気持ちもあるのではないのかなぁと…。

私の患者仲間でも、いつも本気で口げんかしているオバチャンがいました。でも、口げんかするぐらい、正直な気持ちをぶつけられるなんて、うらやましいなぁとも思っていました。
オバチャンが前向きに治療に向かっているからこそ、主治医も自分の意見をストレートに伝えているんだなぁとも思って、怒って診察室から出てくるたびに、話を聞いていました。

紫陽花さんの病院には、患者会はありませんか?
また、忙しそうに見え、声をかけにくいですが、採血していただくような、ちょっとした時間などに、雑談として看護師さんに聞いてもらうと、コミュニケーションのヒントがもらえますよ。患者会がなくても、先輩の患者さんなどに話を聞いてもらうと、先生の別の顔もあることがわかって、正面からだけでなく、多方面から付き合えるようになると思いますが、いかがでしょうか。

私も主治医から、えっ?と思うようなことを言われたりして、不愉快な思いをしたことがあります。隣の芝生はよく見えるもので、他の先生の患者さんはいいなぁ~なんて思ったことも正直あります。でも、続けていられるのは、主治医が一生懸命、患者にとって一番の治療を考えてくださったお陰で、今の私があるのではないかなぁと思うからです。

医師を変更することは、いつでもできると思います、もうちょっとだけ、紫陽花さんも歩み寄って、コミュニケーションが深まることを願っています。
お互い、ホルモン療法!がんばりましょうね!
Re:主治医とのコミュニケーションについて
紫陽花(東京都) 2011/10/18
kayoさん、
丁寧で心のこもったご返信、ありがとうございます。
私自身も、コミュニケーション下手なところがあり、反省と学習の意味も込めて、次回の診察に挑み!?たいと思いました。
私達患者は、増してや、ホルモン療法を受けていると尚更に、主治医の一言一句に凄く敏感にならざるを得ないですよね。
..。
その部分は十分に、ご理解頂きたいですね。
私もこれから、患者会等に参加をして色々な方と会って、学んでいけたらと思っています。
kayoさんもお体を大切になさってください。
ありがとうございました。
Re:主治医とのコミュニケーションについて
megrinn(徳島県) 2012/05/01
紫陽花さん
私は看護系の大学で教員をしています。コメント拝見しました。また、紫陽花さんのコメントへのkayoさんのコメントも拝見しました。相手の気持ちが本当に分かったうえで言葉が発せられたらと思いますが、相手の気持ちを完全にわかりきることは到底できないことで、その医師が発した言葉で、紫陽花さんがショックを受けたということも、もしかしたら全く気づいていない可能性もあるのかなと思います。kayoさんがコメントされてたように、もしも紫陽花さんがこの医師と仲直りをしたい、あるいは、今後も医師と患者の関係を継続したいというお考えがあるようでしたら、医師のどのような言葉に紫陽花さんがどのようにショックを受けられたかについてお話されてみるのもいいのかなと思いました。もしかしたらその医師がそのようなコミュニケーションをとる傾向にあるとしたら、紫陽花さんと同じような思いをしている方がおられる可能性もありますよね。それは患者さんにとっても、この医師にとっても悲しいことだと考えます。紫陽花さんのお考えをきちんと聞いてくれる医師かどうか、そこも判断材料にされたらどうかなと思いました。その後どのようになったか、またコメントいただければと思います。
Re:主治医とのコミュニケーションについて
紫陽花(東京都) 2012/05/20
megrinnさん
ご返信を頂き、ありがとうございます。
また、私からの返信が遅くなり、失礼をしました。

治療は同じ先生で継続しています。

そのショックの日の当日に、私は診察が終わってから看護婦さんにその事の顛末と気持ちを、
相談したんです。
別の方の考えを聞いてみたいし、必要だと思ったからです。
相談を受けて下さった看護婦さんも、megrinnさんと同じ考えを持っていて、自分の気持ちを先生にお話してみたらと、アドバイスを下さいました。
それから再度、医師のいる診察室へ行きましたが、結果的には私の気持ちを話せませんでした。
それは、話をする前に拒否されてしまったからです。
当日は、私も相当に感情的になっていましたし、恐らく先生もそうであったと思います。

以降、よくよく考えた上で現状に至っています。
それは、先生もたくさんの患者さんを抱え、くたくたで余裕がないのかも知れませんし、またその当日はことに、状態が良くなかったのかも知れません。
時として、目も合わせる事もなく診察が終わる事もあり、不安になりますが...

私達患者は、不安と心配そして薬の副作用、それらと常に向かいあって生きていかなければなりません。
人生設計がくるってしまうんです。
どうやったら強くなれるかなと、以前は自問自答していましたが、今は、我慢をせず正直になろうと思っています。
ですから、今後の診察時にも不安に思うことは、ぶつけていこうと思っています。
それが先生への敬意とマナーでもあると、思っています。
これがまさに、正直なところです。

私は患者ですので、その立場でしか、判断が出来ません。

megrinnさんは教員をされていらっしゃるのですね。
今後の看護に関わる方々へ何に重点をおいて、教鞭をとられていらっしゃいますか?

また、コメントを頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。

Re:主治医とのコミュニケーションについて
kei (兵庫県) 2012/08/25
似たような経験をしたものです。

私の場合は転院を考えています。主治医より今後何もする事がないと告げられ。
ホルモン療法もうまくいかず、中断せざるを得ない状態になりました。
告げられた時は頭の中、真っ白。答えようがなく。

再発、転移等の早期発見のための検査も意味がない、見捨てられたような気持かと問われました。そうですとも言えず返事に困りましたが・・・

これ以上、信頼関係が保つこと不可能と思い、今、受け入れてくださる医療機関と連絡を取り合っている状態です。

あなた様の場合は、うまくいっていらっしゃいますか?
またお話し聞かせていただければ幸いです。

最期には担当看護士、受付の方まで態度が豹変しました。
そう感じる私の精神状態もこのままではだめになると思い、思い切って転院をします。

その医師は、そういう言い方は極端すぎると言われています。

転院してよかったと報告できるといいのですが。

長い年月の治療で医師と付き合っていかないといけないのですよね。気持ちよくお付き合いしたいですね。

Re:主治医とのコミュニケーションについて
YH(千葉県) 2012/10/12
慶應病院では外科、内科、病理、そして基礎研究者が一丸となって治療方針を検討しているそうです。
その例を先日知り合いから教えてもらいました。

Case report
Li-Fraumeni syndrome with simultaneous osteosarcoma and liver cancer: Increased expression of a CD44 variant isoform after chemotherapy
BMC Cancer 2012, 12:444


http://www.biomedcentral.com/content/pdf/1471-2407-12-444.pdf

やっぱり信頼できるチーム医療のできる病院にかかるのが得策だと思います。
Re:主治医とのコミュニケーションについて
kei(兵庫県) 2012/10/16
YHさんの言われるようにが、最も大切かなと思います。
長い治療期間においてやはり信頼関係が気づけないのは、苦痛と感じてしまう時もあるかと思います。

私の場合はセカンドオピニオン、サードオピニオンを受けた結果、どの医師からも、そういう言い方をする医師との信頼関係は築くのは無理、変わったほうがいいとアドバイスを受け、先月新しい医師の診察を受けてきました。
気さくな医師で信頼関係が築けそうです。

中断していたホルモン療法を再開します。今度は慎重に透析の医師と連携して。
K医大は連携がなくて患者があちらこちらに訴える始末でした。その方法は的確ではないとの今回の医師の考えで意思疎通を図っていただけそうです。

医師とて人間ですから感情に任せてということもあるかと思いますがプロとしては失格です。
他の職業で感情を表に出して対応なんてありえません。
医師としてでなく人間として失格と周囲のみなさんの意見です。
医師の一言で自殺も考えてしまうこと、わかっていただきたいと思います。一時は何も考えられず、透析で死ぬのかがんで死ぬのか、遅かれ早かれ死んでいくのならと自殺を考えました。
そこまで追い詰められるのです。一言で。

医療従事者のみなさんにわかっていただきたいです。透析においても、いろんな言葉で追い詰められました。
もうこりごりです。

新しい医師とはうまくやって行きたいと思います。無理せずありのままの私を診てもらいます。

記事内容を変更することはできません。記述を修正したい場合はコメント欄を使って補足・訂正を行ってください。