掲示板「チームオンコロジー」
Bulletin board
家族関係とコミュニケーション
がんをどのように子供に伝えるか
中村 美波理 (東京都)
2011/12/28
以前に佐保さんが紹介されていますが、2011年12月23日に開催された、「小児がん患者・家族および子育て世代のがん患者・家族への支援を考える」という公開シンポジウムに参加しました。
親ががんになった時、子供にどう伝えたか、その時の反応はどうだったかなど研究報告や、九州がんセンターでの取り組みや小冊子『こどもたちへの大切なおはなし~大切なときをいっしょに寄り添うために~』の紹介、Hope Treeの活動報告などがありました。
伝えた直後はマイナスな反応を示した子供も、時間がたつと自分なりに受け入れて問題行動もなくなってくる、という話が印象的でした。
今回登壇された演者の先生方(ソーシャルワーカー、臨床心理士、CLSなど)が身近におられて、相談できて、上手に介入いただける環境が理想的ですね。
小冊子に関しては、もちろんただ手渡すだけではだめで、マニュアルなども作成しているそうですが、そのツールを上手に利用して、子供さんとのコミュニケーションをとれるスタッフが日本に増えていくことを期待します。
この掲示板にも、以前「がんをどのように子供に伝えるか」というスレッドがあります。そのときよりも、日本の状況が進んできたと思いますので、再度同じタイトルで投稿させていただきました。
親ががんになった時、子供にどう伝えたか、その時の反応はどうだったかなど研究報告や、九州がんセンターでの取り組みや小冊子『こどもたちへの大切なおはなし~大切なときをいっしょに寄り添うために~』の紹介、Hope Treeの活動報告などがありました。
伝えた直後はマイナスな反応を示した子供も、時間がたつと自分なりに受け入れて問題行動もなくなってくる、という話が印象的でした。
今回登壇された演者の先生方(ソーシャルワーカー、臨床心理士、CLSなど)が身近におられて、相談できて、上手に介入いただける環境が理想的ですね。
小冊子に関しては、もちろんただ手渡すだけではだめで、マニュアルなども作成しているそうですが、そのツールを上手に利用して、子供さんとのコミュニケーションをとれるスタッフが日本に増えていくことを期待します。
この掲示板にも、以前「がんをどのように子供に伝えるか」というスレッドがあります。そのときよりも、日本の状況が進んできたと思いますので、再度同じタイトルで投稿させていただきました。
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Re:がんをどのように子供に伝えるか
たかぎまりこ(海外在住)
2012/01/13
アメリカに住んでいます。
先日息子のクラスメイト(4歳)のお父様が癌でお亡くなりになりました。亡くなられる数週間前に担任の先生からクラスの保護者にメールで連絡がありました。
サラ(クラスメイト)のお父様が癌のため終末期にある事、希望を失わず勇敢に闘っている事、サラのお母様が素晴らしい女性で気丈に明るく介護している事、サラにとって学校は楽しむ場所であるべき事、寄付を集めている事(亡くなられたら3人の子供を母親一人で育てて行く為に資金が必要)銀行の振込先が記載してありました。
少しタイトルとは違いますが、がんと子供という点で素晴らしい社会的サポートだと思ったので投稿しました。
私が素晴らしいと思ったのは自分の辛い状況がオープンにされているということです。弱音を吐く事、オープンにすることでたくさんのサポートが得られる。
そして子供は絶対的に守られている、と感じました。
日本では中村さんがお書きになられたようにがんと子供をとりまくサポート体制が広がりつつあるとのこと、報告ありがとうございます。
先日息子のクラスメイト(4歳)のお父様が癌でお亡くなりになりました。亡くなられる数週間前に担任の先生からクラスの保護者にメールで連絡がありました。
サラ(クラスメイト)のお父様が癌のため終末期にある事、希望を失わず勇敢に闘っている事、サラのお母様が素晴らしい女性で気丈に明るく介護している事、サラにとって学校は楽しむ場所であるべき事、寄付を集めている事(亡くなられたら3人の子供を母親一人で育てて行く為に資金が必要)銀行の振込先が記載してありました。
少しタイトルとは違いますが、がんと子供という点で素晴らしい社会的サポートだと思ったので投稿しました。
私が素晴らしいと思ったのは自分の辛い状況がオープンにされているということです。弱音を吐く事、オープンにすることでたくさんのサポートが得られる。
そして子供は絶対的に守られている、と感じました。
日本では中村さんがお書きになられたようにがんと子供をとりまくサポート体制が広がりつつあるとのこと、報告ありがとうございます。
Re:がんをどのように子供に伝えるか
KEN(愛媛県)
2012/01/13
大変重要な問題だと思います。日本ではまだまだ取組は端緒についたばかりですが、紹介はあったかのしれませんが、聖路加国際病院 小児科医長 小澤美和先生を中心に、厚生労働科学研究「がん診療におけるチャイルドサポート」(小澤班)が行われています。私の施設でもこの班に入れていただいて研究を開始していますし、ワーキンググループを編成して、県内に向けた講演会を、実は今日、明日と行います。私の参加しようと思います。研究が成就することを祈念しています。
Re:がんをどのように子供に伝えるか
上野 直人(海外在住)
2012/01/13
非常に難しい問題ですが、子供にはなんらかの形で伝える必要があります。がんの治療とケアの課程を子供と共有することはたとえつらいことであっても、長い子供の人生において大切な一部になると思います。大切なのは所持記に時間をともに過ごすことですね。
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