掲示板「チームオンコロジー」

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患者と医療者のコミュニケーション
抗がん剤を使用しない場合の医療機関の選択方法
M(兵庫県) 2013/01/24
兵庫県のМと申します
夫の事での相談です

夫は肺がん四期で、肝臓・脳に転移があります
サラリーマンで、現在休職しています。
もう2年になります。

癌の治療に、抗がん剤を使わないという選択を、夫はしています。(そもそも自覚症状が少なかった時、抗がん剤を使ったことで逆に体力が奪われ、死にそうな感じになった経験があるからです。今は体調も戻り、快適そうです)

その場合の病院の選択方法を教えてください。

もともとかかっていた癌基幹病院では、すすめる標準治療をしないなら、ここで診察する意味がないというようなことで主治医になることをやんわり断られました。

夫はサラリーマンなので、会社に提出する診断書を書いてもらう主治医が必要です。いったいどのお医者さんなら主治医になってもらえるのでしょう。

ちなみに、脳転移に関しては、基幹病院で定期的に検診を受けて、転移を見つけると、サイバーナイフで治療しています。

先日、体幹部に関しても、サイバーナイフが適応できることに気がついて、遠い病院ですがその治療をしてもらえるか検討してもらっています。







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Re:抗がん剤を使用しない場合の医療機関の選択方法
宮本(東京都) 2013/01/24
Mさん

東京で呼吸器内科医をしている宮本です。

ご主人が肺がんを患われているとのこと、現在主治医としてみてくださるドクターがいないとのこと、さぞご不安なことだと思います。


抗がん剤治療をしなくても主治医として診てくれる病院をお探しとのことですね。

たしかに、病院にはそれぞれ担うべき役割がありますので、もしかしたら病院の方針として、以前かかられていた癌基幹病院のような対応をする決まりがあるのかもしれません(この対応の是非については、限られた情報で判断するのは難しく感じます)。

私は都内の病院密集地にある施設におりますので、Mさんのご主人同様、いろいろな理由で主治医が決まらず、いくつかの病院を渡り歩いてくる患者さんを割とよく拝見します。

そのような場合、患者さんとよく相談して、ご希望があればもちろん主治医として診療させて頂きますが、通院困難だったり、他施設をご希望の場合は、代替案として医療連携室などを通して適切な病院を提示させて頂いております。

Mさんとご主人が、今後どのような生活をご希望され、それに対してどのような治療の選択肢があるのか(「治療しない」も含めて)、ドクターや施設としてどんな形でサポートできるのかにもよりますが、例えばその基幹病院のドクターに、どの病院なら主治医になって診てくれる可能性があるのか直接聞いてみるのはいかがでしょうか。

もしわからない、という回答の場合は、例えば、その基幹病院の医療連携室を紹介してもらうと、候補病院のリストなどを作ってくれることがあります。

ご自身で探される場合は、がん診療連携拠点病院を中心にホームページなどで情報を集め、電話で問い合わせる方法もあります。
がん診療連携拠点病院はいわゆるがん難民をなくすための施策で、国が定めるものと、県が定めるものがありますので、両方お調べになられるといいと思います。
お住まいの兵庫県なら、
http://web.pref.hyogo.lg.jp/hw12/hw12_000000141.html
のページに病院の一覧がまとまっていました。

いずれの場合でも、診療情報提供書(紹介状)が必要になると思いますので、やはり件のドクターに一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

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Re:抗がん剤を使用しない場合の医療機関の選択方法
M(兵庫県) 2013/01/31
丁寧な回答を頂きありがとうございした
とても心強く感じました

いままで医師の方から
心が折れそうな接し方をされていたので
ああ、こんなふうにコメントもらえるのかと
ほっとする気持ちでいます


早速 教えて頂いた方法で探してゆきます
ほんとうにありがとうございました

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Re:抗がん剤を使用しない場合の医療機関の選択方法
中村 久美子(神奈川県) 2013/05/03
こんばんは。

私は自身が進行中の乳癌ですが、現行の外科中心だろうガイドライン治療ほど「心身・経済的に治療に苦しみ、医師の都合一点張りな物言いや治療計画に憤りを感じ、医療不信に陥るのだ」と痛感しました。

患者さんとその御家族だけにとどまらず「次世代の医療従事者にもデメリット」ですね。変えてしまわないと善くない…。

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Re:抗がん剤を使用しない場合の医療機関の選択方法
KEN(愛媛県) 2013/05/05
 愛媛県の乳腺外科医です。Mさん、大変お困りの様子で、お気持ちお察し申し上げます。医療者側も様々な立場があり、患者さんのニーズに適合できる治療ができるかは、常日頃我々も悩むところです。ガイドラインはあくまでも診療の手すりであり、「マスト」でなはいと考えます。ただ野放図な医療は避けないと、患者さん側、医療者側双方にデメリットになってはいけませんから、ガイドラインがあります。ガイドラインも参考に最終的には患者さんと医療者で相談の上、患者さんにとって最良の医療を決定すべきです。
 今回の件は、とっかかりはやはり医療連携室だと思います。それと最終的には、今の主治医でしょう。抗がん剤の不使用は患者さんの権利ですから、それに合わせて治療してくれる病院を探すことは重要です。医療者側もその権利は理解できるはずですから、とにかく時間はかけてじっくり相談された方がいいともいます。

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Re:抗がん剤を使用しない場合の医療機関の選択方法
kei (兵庫県) 2013/10/10
さぞご心配、不安を抱えての毎日かと存じます。私は同じ県内の住むものですが、やはり別の治療のためおきまりの治療が受けられなくて・・・
最初の主治医からは、何をやっても意味がないと顔だけ見せてもらう診察になると言われ戸惑いました。
何日か後に単独で治療の意味があると・・・何もできなくて転移、再発となった場合、死を待つのみかと不安になりましたが、都内のある病院の腫瘍内科医師より医師を変えてもらったほうがよいとアドバイスを受け今日に至っています。

結局はもとの病院の違う医師に経過観察していっていただいています。

どうか意に沿う医師と巡り合えられること、願っていますね。

中には良い医師もいらっしゃいますから。あきらめられずに頑張ってくださいね。

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