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患者と医療者のコミュニケーション
腺様嚢胞がんの治療方向性について
かぷー(広島県) 2013/10/02
家族のことでご相談いたします。
43歳女性。
足の付け根に2-3cmほどのしこりの様なものができ、病院受診。
簡単な組織検査では脂肪や繊維のかたまりだろうということで
切除手術が予定され、術前に念のため生検をしたところ
腺様嚢胞がんとの診断になりました。
今後の方向として主治医に示されたことは、
PETで転移の有無を確認、切除手術は予定通り行い、
転移がなければ術後は経過観察、
転移があった場合はその後を検討する、とのことです。

がん種、また患部の場所も含め大変稀なケースで
治療法も確立していないと聞きますし、
抗がん剤や通常の放射線の効果があまり見込まれない
がん腫であるとの情報も目にします。
予定では1週間後に切除手術ですが、
転移があれば切除で対処しきれるものでもないと思いますし
本当にそれでよいのか、心配しています。

そこでお尋ねいたします。
このがんが頭頸部にできた場合は、重粒子線治療が
効果的であるという記述を見ましたが、
このケースの場合、粒子線治療の適用可能性はありますでしょうか。
またそれ以外にも、こうしたケースにつきまして
有用な治療の方向性をご存知の先生がおられましたら
ご助言いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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Re:腺様嚢胞がんの治療方向性について
じゃんく(山梨県) 2013/10/02
耳鼻咽喉科医です。
下肢の腺様嚢胞がんは見たことがありませんが、
切除可能であれば、まずは切除というのが基本だと思います。
頭頚部の場合でも、頭蓋底などで手術が困難であるとかでなければ全摘出です。
手術困難な場合に重粒子や陽子線などを考えます。

どちらかというと腺様嚢胞がん場合、かなりあとになってから出てくる肺転移の方がゆっくり進むとはいえ、コントロールが難しいです。肺転移の予防に関してはまだ確実な治療は確立されていません



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Re:腺様嚢胞がんの治療方向性について
かぷー(広島県) 2013/10/02
じゃんく先生

早速のご返信ありがとうございました。
やはりまずは切除、でしょうか…。
当人がまだ若く働き盛りで、子どももいることもあり、
また私自身が乳がんを経験し、ありふれた手術でも
体にメスを入れたあとの諸々の不具合が
生活の質に及ぼす影響を体感しておりますので、
極力体に負担が少なく、かつ根治を目指せる道があれば、と
思うのですが。

進行は遅いけれど何かと手強いがん、とも聞きますので
後の転移等もやはり気にかかるところです。
貴重な情報をありがとうございました。

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Re:腺様嚢胞がんの治療方向性について
じゃんく(山梨県) 2013/10/04
ひとつ追加です。

術後の放射線照射は局所再発に対して
有用性が報告されています。
私も術後に行っています。

良い方向に行くことを願っております。


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Re:腺様嚢胞がんの治療方向性について
かぷー(広島県) 2013/10/04
じゃんく先生

お忙しい中、たびたびのコメントをありがとうございます。
術前の検査の結果、現在のところ転移の兆候は見られず、
来週予定通り切除を行う予定です。
先生のご示唆下さった、術後の放射線療法の可能性も含め
最善の方向を主治医と検討していけたらと思っております。

ありがとうございました。

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