掲示板「チームオンコロジー」

Bulletin board

治療とその選択
アメリカで治療を受けさせたい
聖子(海外在住) 2015/04/21
はじめまして。母が昨年の11月に炎症性乳がんと診断され、がんセンターで治療を受けています。がん細胞が小さくなれば手術を6月に控えていました。しかし2つ目の化学療法が2回終わり、手術できない可能性が高くなり、更に放射線治療もできないようなことをいわれたようです。現在は数値は下がっていて、治療前より胸は柔らかく、赤みが少しある程度です。治療中も特に副作用もなく順調だったのですが、母の治療経過のような炎症性乳がんの症例が少なく、この先の治療法に行き詰まっている感じです。検査結果後に炎症生乳がん専門病院でセカンドオピニオンを受ける手配を姉が進めていますが、私はロサンゼルス在住で母の側にいてあげられません。長期で日本に帰れないので、炎症性乳がんの治療または治験がこちらでできるようであれば母を呼び寄せたいと思っています。炎症性乳がんを専門にしている病院などアドバイスをいただければ幸いです。専門的なことはわからないのですが家族みんなで母の為にできることを最後まで諦めず模索しています。どうぞご教示の程よろしくお願いいたします。

   
Re:アメリカで治療を受けさせたい
Y(福岡県) 2015/04/23
聖子さま

投稿を拝見させていただきました。お母様のお傍にいられないことでのご心配があるかと思います。

炎症性乳癌の治療方針について現在、お姉さまがセカンドオピニオンの手配をされていらっしゃるのですね。

もし可能であれば、聖子様もセカンドオピニオンにご同席されるのはいかがでしょうか。

病状説明、治療方針の説明の場にご同席なさることは、思いのほか多くのことについて現状の把握や情報の収集につながるものであり、何よりお母様が心強いと思います。海外での治療も視野に入れておられるという情報を事前にセカンドオピニオンの担当医に伝えておけば、セカンドオピニオンの内容もそれを踏まえてなされる可能性があると思います。

※セカンドオピニオン当日に、「海外での治療も」ということを初めて知ると、対応する医師も十分な回答の提供が困難かもしれません。そのため、現在の主治医からのセカンドオピニオン依頼に「海外での治療も視野に入れている」旨を含めてもらうのがよいかと考えます。

また、お母様を支え続けていらっしゃる中でお感じかもしれませんが、がんの治療においては安心してサポートを受けられる療養環境も非常に重要です。その意味において治療の場をどちらにするかは様々な視点から総合的に判断することが望ましいと思います。
Re:アメリカで治療を受けさせたい
聖子(海外在住) 2015/04/24
ご返答くださりありがとうございます。来月初旬に担当医から検査結果を踏まえて今後の治療についてお話があります。母と一緒に姉も行きます。セカンドオピニオンの病院へ行くには担当医からの紹介状と資料が必要なので、その際に担当医に相談する予定です。紹介状と資料が頂けたらセカンドオピニオンを受ける病院への予約をするのですが、アドバイス頂いたように海外での治療も視野に入れている旨を伝えてもらおうと思います。私は6月初旬の手術に合わせた帰国の予定を変更してアドバイス下さった様にセカンドオピニオンの日程にあわせ帰国しようと思います。私情ですが、母は10年以上前に早期退職をした父と共に実家へ戻り成人している姉と私は東京に残り仕事をしていました。現在は両親の故郷へ姉が頻繁に通っている状況です。母が癌になったことへの近所の目を気にしており、姉のいる東京の家か気候が良くて孫のいる私のところで過ごすのもいいかもねぇと言っていました。そんなこともあり母を呼び寄せたいと思いご相談させて頂きました。最終的には、治療が受けられ、母が住みたい場所で過ごして欲しいと思っています。そしてこれからも家族みんなで助け合えればと思っています。

記事内容を変更することはできません。記述を修正したい場合はコメント欄を使って補足・訂正を行ってください。