掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
危険率の少ない術式は?
いつ夜明けが(北海道) 2015/12/09
10月末に乳ガンと診断12月9日手術
径0.7mmホルモン受容体陽性HER2陰性

腫瘍が乳輪の裏側あたりに位置しているため、温存術であるが乳首は取っそた方が再発の危険が少ないと言われましたが、どうしても乳首を残したいのですが、再発の危険率は上がりますか

危険率の少ない術式等ございますか

それと私の叔母と従姉妹、主人の母と姉が乳ガン罹患者です

現在29才の娘がいます、予防法がない今の医療を恨み絶望しかありません

それでも何か出来る事があるのでしょうか

   
Re:危険率の少ない術式は?
YF(群馬県) 2015/12/16
いつ夜明けが 様

返信が遅くなり、申し訳ありません。
ご自身の病気の診断と手術の方法に対する不安の他、ご家族の将来についても気になり、様々なことに対して、ご不安でいっぱいかとお察し致します。

まず、手術の術式については、画像所見や場所によって変わるので、一概には言えません。外科医は、患者さんのご希望をできるだけ考慮しながら、がんをきちんと治すことのできる術式を選択しています。術式について希望や不明な点があるようであれば、主治医の先生としっかり話し合ってみてはいかがでしょうか。
また、娘さんについてのご不安ですが、いわゆる「乳がん家系」ということでご心配されているのですよね。こちらについて、主治医から予測される危険や予防方法について、詳しくお聞きになっているでしょうか。
現在通われている病院に遺伝子外来はございますでしょうか。遺伝子変異に詳しい医師から遺伝子カウンセリングを受けることができ、これについても主治医に相談してみて良いと思います。

いずれにせよ、病気の状態を一番理解している主治医に対して、いつ夜明けが
様の抱いているご不安を伝え、十分に話を伺えると良いでしょう。その際に、忘れてしまったり、時間がない、言葉の意味が分からないなど、十分に質問・理解できないこともあります。そのため、質問をメモして診察に持って行くことや、看護師・薬剤師など他のスタッフに主治医から聞いた話の中で十分理解・納得できなかったことを伝え、説明してもらったり、再度確認してもらえたら、分かりやすいのではないかと思います。

ご不安は尽きないかと思いますが、少しでも整理がつき、納得して治療を受けられることを祈っております。

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