掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
超早期浸潤のHER2強陽性は無治療?遠隔転移率は?
たここ(大阪府) 2016/02/24
こんにちは

血のぶんぴ液が6か月以上続き、乳腺の区域切除手術の結果
乳頭腫と1mm大の浸潤癌が発見されました。
その後、広範囲に乳頭腫があったため、全摘しました。

48歳閉経前です。

Rt,D,g,(-),V(-),1× 1mm,(TNN)T1aNX Histological grade 1
HER2強陽性3+  ホルモン受容体0%

全摘後、センチレルリンパ生検 0/1がわかりました。



主治医の方針は、
「1mmの浸潤癌なので、心配いらない。無治療です。ほぼ、浸潤癌と同じです。他に選択肢はありません。」

この場合の、再発率はどれくらいでしょうか?


私なりにいろいろ調べてみると、ホルモン受容なしHER2強陽性3+ の場合、とても予後が悪いという文献をたくさん見ました。
いくら早期でみつけても、リスクは中リスクになると書いてありました。
再発率が高いので、予防的にハーセプチン療法がすすめられると書いてあるので、とても不安です。

ネット上のいろいろな文献に5mm以上はハーセプチン療法はしたほうがよいと書いてありました。

5mm以下の場合は、しなくてもよいという曖昧な書き方でした。

実際は、私のような場合、どの先生にお伺いしても無治療をすすめられるのでしょうか?
海外ではどうでしょうか?

また無治療とハーセプチン療法をした場合と、対側が乳がんになる率や遠隔転移率はどれくらい違いますか?

私の場合、副作用のほうが恩恵よりも強いということしょうか?

また、このような相談は乳腺外科医の先生より腫瘍内科の先生にセカンドオピニオンしたほうが良いのでしょうか?

   
Re:超早期浸潤のHER2強陽性は無治療?遠隔転移率は?
豊田昌徳(兵庫県) 2016/03/01
たここ様
腫瘍内科をしている豊田といいます。
再発についてご心配なこと、またいろいろと情報を集められて最善の治療を考えておられることが、文面よりよくわかりました。
残念ながら、ご質問の内容は非常に繊細な内容を含んでいる事から、掲示板でのやりとりではなく、セカンドオピニオンとして受診され、担当医と向かい合ってご相談頂いたうえで疑問点を1つずつ解決していくことが最善と思われます。
セカンドオピニオンは、薬物療法に精通した乳腺外科医または乳がん診療に精通した腫瘍内科医にお尋ねされることをお勧めいたします。
たここ様の経過がよいものとなり、疑問が解決されることを祈っております。
ご返事が遅くなり、あまりお役にたてる回答にもならず、申し訳ありません。
お大事になさってください。
Re:超早期浸潤のHER2強陽性は無治療?遠隔転移率は?
たここ(大阪府) 2016/03/04
豊田先生、コメントありがとうございます。

実は主治医の先生がいつも忙しそうで、5分ぐらいで話が終了してしまい、質問しにくい雰囲気でした。今回も無治療のため、経過観察になってしまい。今後半年先まで話す機会もなく、病院は混んでいて、悩みのために予約がとれない雰囲気の病院でした。

アドバイスをいただいた、「薬物療法に精通した乳腺外科医または乳がん診療に精通した腫瘍内科」という先生の探し方が、わからず、こちらの掲示板で相談させていただいたしだいです。

豊田先生、やはり、無治療で過ごすより、セカンドオピニオンの先生を探して、もう一度よく考えたほうが良いということでしょうか?

また、セカンドオピニオンの探し方についてもアドバイスいただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。
Re:超早期浸潤のHER2強陽性は無治療?遠隔転移率は?
豊田昌徳(兵庫県) 2016/03/05
たここ様
今は、主治医の先生と十分に話し合う時間をもつことができず、不安や悩みが大きくなっておられるように思います。ご不安なお気持ちは分かるのですが、治療するかしないかをこの掲示板の中で話し合うことは、適切ではないと思います。
かかられている病院に、がん相談室などがあれば、そちらでご相談されてはいかがでしょうか?もし、今の病院にがん相談室がなければ、ご自宅近くのがん診療拠点病院に問い合わせてみるとよいと思います。
http://osaka-gan-joho.jp/content/pdfdata/medical-info/osaka/tiikiryouyou04-09.pdf
がん患者さんの不安を少しでも解消できないかと、日々懸命に取り組んでいる医療者が必ずたここ様の近くにいるはずです。何件か連絡されてみると、必ず適切にサポートしてくれる医療者に会えると思います。
勇気を持って、連絡してみてください。
たここ様の不安が少しでも減ることを祈っています。

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