もも様（一度投稿していますが、内容にご誤記載がありましたので、３月15日に一部修正をしております）

はじめに本掲示板は個人の“各個人の診断および治療の相談”はお受けできないことをご了承ください。

1.　ホルモン治療と血小板減少について
現在のホルモン治療がどのような薬剤なのかは不明ですが、たとえば閉経前の乳癌診療で用いられるタモキシフェンという薬剤では、頻度は不明ですが、血小板減少が生じうることが添付文書でにも記載されています。ただし、一般的には頻度は高くはありません。
血小板減少の原因には他にも考えられる場合があり、血液内科の診断を要することもあります。すでにご相談済みかもしれませんが、もも様の血小板減少がホルモン治療薬によるものなのか、他に原因はないかなど、まずは主治医の先生と、場合によっては血液内科の先生ともよくご相談くださるとよろしいかと思います。
血小板減少がホルモン治療によるものであった場合には、ホルモン治療を終了とするのか、変更するのか、継続しても問題ないのかは検討が必要でしょう。

2.　オンコタイプＤｘについて
オンコタイプＤｘでわかるとされているのは、もも様のいわれるとおり、ホルモン治療（タモキシフェン）を行った場合の再発のリスクおよびタモキシフェンに化学療法の追加を行った場合の上乗せ効果です。もともとホルモン治療を行わない場合の再発リスクについてはオンコタイプＤｘでは判断できません。

もも様のがんが元々（ホルモン治療をしなくても）非常に再発をしにくいものである可能性が高いとわかれば、ホルモン治療を中止することにもやや安心できるかもしれない、という医療者の考えを察しますが、それをオンコタイプＤｘで確認することはできません。また、もし再発リスクが思わず高い、と判断された場合には、術後１年半の現状で化学療法を追加すべきかどうかの確証もないため、悩ましい結果が増えてしまうだけの可能性もあります。

もともとホルモン治療の中断が可能かどうかをはかる目的で開発されたものではなく、今回のもも様の治療を判断する材料として使用することは適切ではない可脳性が高いのではないでしょうか。使用目的とその意義については、主治医の先生よりオンコタイプＤｘを実施している会社にお問い合わせいただくことも可能かと存じます。

主治医の先生と今一度ご相談いただく必要があるように感じました。

hiro様

早速のご回答に感謝申し上げます。非常に分かりやすい解説で、頭の整理ができました。

1 血小板減少に関しては、まずタモキシフェンを服用していた所、減少が見られ、休薬してまた元に戻り、トレミフェンに変えて見てまた下がり、休薬してまた上がりと言う流れでした。服用1年たってからの症状なので、hiro様のおっしゃるように本当に薬によるものか慎重に調べたいと思います。

2 オンコタイプは確かにホルモン療法中止する場合の安心材料として、主治医の先生はオススメになったのだと思います。いくらスコアが低くても絶対はないですものね。遺伝診療科の先生や主治医ともう一度話し、納得した上で受けてみようと思います。

不安のなかhiro様のご回答本当にありがたかったです。
ありがとうございます。

もも様へ

一度投稿いたしましたが、内容に誤記載がありましたので、一部（オンコタイプＤｘの意義について）修正をしております。
返信を確認していただいた後の修正となり、申し訳ありません。
どうぞ今一度内容をご確認いただけますように、お願い申し上げます。

検査の意義につきまして、戸惑わせてしまいましたこと、お詫び申し上げます。

hiro様

ご丁寧にありがとうございます。

その後、オンコタイプの説明を受けて見ましたが、確かに確率は低いとはいえ1年半たって万が一抗ガン剤の上乗せ効果があると発覚した場合の不安は感じました。主治医の先生も臨床をお持ちでしょうから、検査を勧めてくださったのだと思いますが、再度確認してみます。