掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
抗がん剤について
LS(神奈川県) 2016/04/16
はじめまして。

今後の治療で悩んでおり、投稿させていただきました。

火曜日に抗がん剤TCを投与中、ドセタキセル(アルコールフリー)を入れて5分でアナフィラキシー(心臓がおされているように苦しい、全身が暑くなる)を起こし、中止しました。

以下の病理(ルミナルA)で、抗がん剤はグレーな状態と言われている為、このまま止めるか、ゆっくり投与するか迷っています。

ACも考えてみましたが、心毒性のリスクと吐き気が上乗せされるとのことで、そこまでは気持ちがついていきません。

是非ご意見伺いたいです。

年齢:31歳

病期:T1 N1 M0  ステージ:ⅡA

浸潤性乳管癌(充実腺管癌)1.3×0.6cm&非浸潤癌7㎝
センチネルリンパ節生検:陽性 1(5mm)/5個
腋窩リンパ節廓清:レベル1
エストロゲン受容体:陽性(90%)
プロゲステロン受容体:陽性(90%)
HER2:0
脈管浸潤:陰性
グレード:1
断端:陽性?陰性?→執刀医はとりきるところまでとったので陰性としていますが、
病理結果の摘出した画像を見ると鎖骨側の乳腺に非浸潤癌の点々がありました。
Ki67:5-10%

実は8年前から血性分泌があり、2~3年間フォロしてましたが細胞診は良性、エコーは異常なしでした。
血はでなくなり、妊娠出産を経て5年目にしこりに気がつき今回の診断に至ったので、8年前からすでに癌細胞があったと思うと、効果が薄くても抗がん剤をしっかりやった方がいいのではないかとも思います。

現在ノルバデックス服用中です。

宜しくお願い致します。

   
Re:抗がん剤について
YK(神奈川県) 2016/04/27
LSさま

ドセタキセルのアレルギー症状はしばしば経験される副作用です。ゆっくり投与すれば大丈夫なこともありますが、次回の投与については主治医の先生とよく相談されるのが良いと思います。また、アンスラサイクリンの心毒性は確かに考慮すべき副作用ではありますが、専門医の判断のもと、日常的に使用されているレジメンであり、嘔気も人によってはしっかり吐き気止めを使用することでかなり抑えられていることも少なくありません。
病理結果の判断や治療方針に関わることは、セカンドオピニオンとなってしまい、本掲示板の性質上、申し訳有りませんがお答えすることはできません。ご了承下さい。
今一度抗がん剤治療が勧められた理由や、TCが選択された根拠について、主治医の先生に伺ってみても良いでしょう。また、複数の専門家の意見を聞いておくと、より説明が納得できたり、不安が解消されることもよくあることです。是非、セカンドオピニオンを活用していただくのが良いと思われます。LSさまが安心して治療に臨める様になりますことを祈念しております。

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