掲示板「チームオンコロジー」

Bulletin board

患者と医療者のコミュニケーション
効果的な聞き方について(エルモさんへ)
S(京都府) 2016/09/08
こんにちは。
京都でがん患者さんにかかわっている看護師です。

せっかく投稿いただいたのに、お返事を検討している間に投稿そのものがなくなってしまってました。
それでも「効果的な聞き方、および医療チームとの信頼関係の構築の仕方」について考えたので、投稿したいと思います。

エルモさんは、抗がん剤に対する吐き気止めの効果を医師に尋ねたいということだったでしょうか?
その場合は、ありのままを先生に尋ねてみてはどうかと思いました。
例えば
「以前に吐き気がものすごく強くて、それが不安です。
今回の治療の時はどんな吐き気止めを使用してもらえますか?
なるべく吐き気が少なくなるようなものを使ってほしいです。
そしてそれがどういうメカニズムで吐き気止めとしての効果を発揮するのか、どれくらいの人に効果がありましたか?」と尋ねてはどうかと思いました。

医療者との信頼関係を作っていくのにはどいしたらいいか、とも聞かれていたと思います。
闘病中に医療施設をかえて、ご本人が新たな環境で、新たな医療チームと信頼関係を構築していくのはきっとエネルギーのいることでしょうが、
ご本人の気がかりや心配に思っていることをしっかりと主治医に伝えていくようにすること、それをサポートすることがご家族にとっても必要なのではないでしょうか。
主治医が忙しそうにしていたり、声をかけにくければ
その主治医と一緒に働く薬剤師や看護師に
「こういうことを先生に聞いてみたい。こういうことを先生にも知っておいてほしい」と伝えてみるのはいかがでしょうか?

一般的には
医療チームは治療について医学的な適応や標準的な治療について説明を行いますが、患者さんやご家族からも今までの生活や仕事のこと、健康観、信念などを話してもらい、
どういう治療や過ごし方がその人やご家族にとってもベスト(時にはベター)になるのかを一緒に検討していくプロセスが大切で、その中で信頼関係もできてくるものだと思います。
なので、
信頼関係を作っていくためにもエルモさんや患者さんご本人の気がかりや心配についてぜひ医療チームに相談をしてみてください!
そこから道が開けていくことをお祈りしています!

Re:効果的な聞き方について(エルモさんへ)
エルモ (群馬県) 2016/09/09
返信ありがとうございます。
恥ずかしくなって削除してしまい、申し訳ありませんでした。

教えていただいた聞き方、とても参考になりました。
自分では中々浮かばなかったです。

家族にも言わないし、先生には中々聞けないようなので、本人が聞けないでいることをくみとって伝えていけるように努力していきたいです。

看護師さんって怖いイメージがありましたが、
S様のおかげで少し変わりました。
Re:効果的な聞き方について(エルモさんへ)
S(京都府) 2016/09/09
エルモさん

お返事ありがとうございました!
よかったです。

看護師って怖いイメージなんですかね。。。
世間の人が持っているそのイメージを少しでも変えていけるように私も日々努力していきたいと思います!

Re:効果的な聞き方について(エルモさんへ)
エルモ (群馬県) 2016/09/09
お気を悪くさせてしまってすみません。
今までの病院では看護師さんと接する機会がなく、
仕事やプライベートで接した方ははわりと物事をはっきりいう方だったので…。
数人の印象ではかってはいけないですね。
申し訳ありませんでした。

記事内容を変更することはできません。記述を修正したい場合はコメント欄を使って補足・訂正を行ってください。