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治療とその選択
CCRT時のシスプラチンの投与回数について
りら (北海道) 2018/03/21
以前、「子宮頚がんの状態と術後治療について」というタイトルで質問させていただきました、りらです。
3月より、予定通りCCRTが始まりました。
当初、初週に1回を4日に分けて(全約120ml)投与し、28回(総照射量50.4G r)照射の予定と聞いていた(つもりな)のですが、「2週間あけて、もう一回シスプラチンを投与しましょう」と言われ、戸惑っています。
と言うのも、TP療法に比べて今回の治療は体力的にキツく、治療開始3日目から酷い食欲不振で、飲んだり食べたりが辛いのです(毎食無理矢理食べて、出された量に対して1~2割)。
TP療法前の時点で89.1あったeGFRが、基準値内ではあるものの、毎治療ごとにじわじわと下がっていく(CCRT前 72.2)のも気になります。
一般的にシスプラチン投与1回と2回、奏功率にどのくらい差が出るものなのでしょう?

また、次回の主治医との面談の際、どんな点を確認したら良いのか?アドバイスがあればお願い致します。

※TP療法は、昨年の12月~今年2月まで、3クールやっていむす。

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Re:CCRT時のシスプラチンの投与回数について
S(鳥取県) 2018/03/28
鳥取で腫瘍内科をしているSと申します。いつも時間がかかって申し訳ありません。治療を頑張ってくださっていることをうかがい知ることができて嬉しいです。

今回のご質問ですが、治療内容に触れることですのでお答えしにくいところがあります。ただ、標準的な治療法はどのような内容か(薬剤の種類、投与量、投与間隔が大切です)、現在の治療を選択された理由はどのようなものかなどを担当の先生と情報共有されて、りらさんのご理解とご納得を深めることは大切だと思います。

食欲不振、嘔気について。シスプラチンは「吐き気では東西の横綱」と評される薬剤で制吐療法(抗がん剤の吐き気止め)に注力する必要があります。日本の制吐薬適正使用ガイドラインがありますし、海外のガイドラインで推奨されている薬剤のうち、日本でも保険診療として使用できるようになった薬剤もあります。担当の先生とよく相談されて制吐療法について見直してみることはどうでしょうか。「吐き気止めの副作用」にも注意が必要ですけれど、もう少し楽に治療を受けていただけるのではないかと思います。個人的にはシスプラチン投与時には飲水量を気にしながら治療しています。数日食欲がないことはあっても、飲水できない状態が続くと腎機能が心配です。飲水が難しいときは点滴で補うことが多いです。

eGFRについて。シスプラチンは腎機能障害が有名な薬剤ですのでご心配のことと思います。でも、私が担当医ならば許容範囲の有害事象(副作用)であるのかどうかで判断します。目標は、「りらさんのがんを治すこと」だからです。腎機能についても、担当の先生に率直に質問してみられるのはいかがでしょうか。点滴などの対応を見直してくださるかもしれませんし、飲水についてのアドバイスを頂けるかもしれません。

シスプラチン1回と2回の奏効率について。このご質問は非常に難しいです。「りらさんのがんを治すこと」を目標に化学放射線療法を行っている場合、様子を見ながらシスプラチンの投与回数を決めることはないと思うからです。定められた薬剤を定められた投与量と間隔で既定回数投与することを目標にします。科学的根拠に照らし合わせ、治る可能性が最も高い治療を実行する場合は、このような考え方をしています。ですから、担当の先生にご提示いただいた治療計画が非常に重要だと考えています。ご参考までに投与回数だけをお伝えすると4-6回や5-6回とする記載が多いようです。但し、投与量や間隔がりらさんの治療と異なるかもしれないのでご注意ください。

りらさんの治療が順調に進み、治療を無事に終えられることを心よりお祈りします。

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Re:CCRT時のシスプラチンの投与回数について
りら (北海道) 2018/03/29
S先生、お返事ありがとうございます。
その後、放射線科の先生の意見を聞いたりもしながら、検討しています(まだ主治医とは面談出来ていませんが…)。
放射線科の先生は「あと1回の投与は、しなくても良いのではないか」とのお話ですので、まだ相談が必要な様です。
納得の治療が出来る様、努力したいと思います。
ありがとうございました。

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