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治療とその選択
プレシジョン検査について
はる(東京都) 2019/04/08
親族が舌癌で闘病中ですが、プレシジョン検査を受けるのを検討しています。どんなものか私がよくわかっておらず質問させてください。

現在、手術は終えていて、化学療法で通院中です。
昨年の9月に舌の半分を切除&再建手術済みで、たたきの化学療法を済ませましたが、今年2月に両側のリンパメタと肺メタが見つかってまた化学療法で通院中です。
こういう状況でも検査を実施する方は多いのでしょうか?

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Re:プレシジョン検査について
三浦 裕司 (東京都) 2019/04/26
はる様

当サイトでチューターをしております、虎の門病院 臨床腫瘍科の三浦と言います。
プレジション検査というのは、おそらく「がん遺伝子パネル検査」のことだと思います。
国立がん研究センターの下記のページに詳しいことが記載されておりますので、ご参考になればと思います。プレジション・メディスンという言葉がテレビなどでもよく聞かれますが、注意しなくてはいけないことは、現時点ではまだ、治療と検査を分けて考えなくてはいけないことです(必ずしも連動してないということです)。検査については「2.がん遺伝子パネル検査」という所に詳しく記載してありますので、是非お読みになっていただければと思います。

https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/genomic_medicine/genmed02.html

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Re:プレシジョン検査について
H(東京都) 2019/05/01
はるさま、はじめまして。医師のHと申します。
舌癌で闘病中のご親族のプレシジョン検査についてご興味があるとのことですね。
プレシジョン医療とは、がんの領域においては、患者さん個人のがんがどのような顔つきを持っているか、どのような遺伝子変異を持っているかを調べて、それに特有の治療法がもしあれば、それを適用するという医療を指します。また、特定の遺伝子変異に対する治療法が現在確立されてない場合は、将来確立できるように研究する、ということも含まれていて、治療と研究の両側面を持っており、三浦先生がご記載下さったようにまだとても新しい概念です。
もしご親族の方が検査を受けられ、ある遺伝子変異が分かったとしても、それががんの成長にどれだけ関与しているか分かりませんし、また今の治療法に勝る治療法があるとは限りません。また、この検査は現在では恐らく保険診療外となり、費用は自己負担となる可能性が高いことを申し添えます。
ですので、担当医やプレシジョン検査を行う機関に、この検査によってどのような情報が得られるのか、また特定の変異が分かったときに現在の治療法に勝る治療法があるのか、あるいは臨床治験があるのか、を十分に聞いてみられることをお勧めします。
はるさまとご闘病のご親族の方が、納得できる検査や治療を選べるよう願っております。

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