掲示板「チームオンコロジー」

Bulletin board

治療とその選択
肺がんの治療方針に関して
初めてのことばかりです。(奈良県) 2019/05/15
54歳男性です。
リンパ節転移が多数あるステージ3と診断されました。転移範囲が広いため手術は不可とのこと。治療方法としては2通り提示され、選択するように言われています。

・抗がん剤(カルボプラチン、パクリタキセル)+放射線療法を実施後の免疫チェックポイント阻害剤(イミフィンジ)

・抗がん剤(シスプラチン、アリムタ)+免疫チェックポイント阻害剤(キイトルーダ)

上記2つです。

この選択はどのように考えて行うべきでしょうか?

また、セカンドオピニオンは一度治療開始してからでも実施可能なものでしょうか?それとも今のタイミングで実施する方が良いものでしょうか?治療が遅くなってしまうことに対する心配があります。

編集削除|編集キー

Re:肺がんの治療方針に関して
S(鳥取県) 2019/05/16
「初めてのことばかり」さま
鳥取で腫瘍内科をしているSと申します。投稿ありがとうございます。肺がんの専門家にも相談してみました。
今は、どのように設定された治療を選択するか重要な局面のようです。時間をかけすぎることなく慎重に選択してみてください。病気が広がってしまうと選択肢が少なくなるかもしれませんから。先ず、担当医に治療の目標と、提示いただいた治療が目指す内容を聞いてみてください。手術できないけれど治そうとする治療や、治すことは難いけれど長期生存を目指す治療など、治療にはいろいろな内容を含みます。
では、掲示板を通してお伝えできる範囲でお答えします。一般的にですが、ステージ3の肺がんに対して根治(肺がんを完全に治すこと)を目的として放射線治療と抗がん剤の同時併用療法(化学放射線療法)を行います。昨年から、より根治率を高めるために化学放射線療法を行った後に免疫チェックポイント阻害薬を1年間継続することが現在の標準治療となりました。
根治性が高い治療としては化学放射線療法が勧められますが、放射線治療に伴う副作用が懸念される場合や、ご本人の希望がなかった場合には担当医から提案のあったもう一方の抗がん剤治療+免疫チェックポイント阻害薬も選択肢にあがると思います。
治療選択に際して改めて担当医と治療のメリットやデメリット(治療に伴う副作用など)について十分なお話し合いを持たれることをお勧めします。担当医以外にも、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士などに、治療上の問題点(合併症など)、副作用や生活上の注意点、必要であればどの程度の医療費がかかるのかなど具体的に質問してみてください。
セカンドオピニオンはどのタイミングでも可能です。今はどのような治療から始められるのかが、とても大切なように感じられました。是非、いろいろな職種の医療者とよくお話になって決断してみてください。その際に、何を目標に、何を一番大切にしたいかを医療者とご相談いただければと思います。
治療が納得できるものになることを願っています。

編集削除|編集キー

Re:肺がんの治療方針に関して
初めてのことばかり(奈良県) 2019/05/16
「S」様。
返信ありがとうございます。
放射線科医師の説明を今から受けるところでしたのでとても参考になりました。
また、いずれの治療を受けるにしても歯科受診が必要とのことで数日後に抜歯することまでが決まりました。必然的に時間的に間が空きますのでそこを利用してセカンドオピニオンを受けてみようかと考えています。手術の可能性含め、納得のうえ治療を受けたいとの考えからです。
ありがとうございました。

編集削除|編集キー

記事内容を変更する場合は、該当記事の「編集キー」を入力し「編集」「削除」を押してください。