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治療とその選択
乳がん LH-RHアゴニスト製剤と年齢について
にわのとり(神奈川県) 2019/05/19
はじめまして。
リュープリン などのLH-RHアゴニスト製剤(注射)と年齢の関係について教えていただきたく、よろしくお願いします。
乳がんのホルモン治療では閉経前であれば、年齢に関係なく、タモキシフェンなどの内服薬のほかにリュープリン などの注射は必要なのでしょうか?
インターネットで調べても年齢のことが書いてあるものは見つけられず、ホルモン療法の中で併用することがあるというものだけでした。
LH-RHアゴニスト製剤を使うかどうかは年齢(平均的な閉経の年に近いかどうかなど)とは関係ないのでしょうか?



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Re:乳がん LH-RHアゴニスト製剤と年齢について
S(鳥取県) 2019/05/20
にわのとりさま
投稿ありがとうございます。鳥取で腫瘍内科をしているSと申します。難しいご質問ですね。
LH-RHアナログについては、投与基準が必ずしも明確ではなくお返事に苦労します。LH-RHアナログを2-3年投与していた時には、年齢に関しては35歳未満で投与すると生存への寄与を期待できるとされました。その後、抗がん剤治療をする方を対象に5年間投与を検討された時期もありました。この結果を導いた臨床試験の8年後の長期追跡で、LH-RHアナログ投与を5年間受けた方は受けなかった方と比較して8年の再発率が4%低下すると報告されています。8年後の4%成績向上は、私であれば非常に大きな差と捉えます。ところが、捉え方はそれぞれの方で違うと思います。にわのとりさまにとって、5年間のLH-RHアナログ投与によって得られる利益と副作用などの不利益を担当医・看護師・薬剤師・医療ソーシャルワーカーなどと良くお話し合いになってみてはいかがでしょうか。更に、にわのとりさまのご年齢ですと、もうしばらくしたら自然閉経する可能性が高いと推測しますので、投与による利益分も推測が難しいと思います。治療をうけておられるご施設で、多職種の医療者としっかりと相談されることを勧めたいと思います。

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Re:乳がん LH-RHアゴニスト製剤と年齢について
にわのとり(神奈川県) 2019/05/21
S様、お忙しい中、早々にお返事をいただきありがとうございます。
年齢が高い・抗がん剤治療をしていない→ 注射は必要ない と単純なものではないのですね。
薬が増えると、先のことを考えるよりも、すぐにくるであろう副作用の方に気がいってしまい、二の足を踏んでしまいます。

今回教えていただいたことをふまえ、主治医ともよく相談します。
ありがとうございました。

いつか副作用のない薬が登場してくれることを願いつつ、治療に励みます。


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