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結婚相談所の自己申告書に「健康状態」を尋ねる欄があり、がんサバイバーの娘に代わって親による婚活相談に参加するが、記述方法で深刻に悩んでいる。
大杉太郎(京都府) 2019/08/27
8歳で白血病治療で抗がん剤、骨髄移植でガンサバイバーとなった娘の髪の毛は全く元に戻らないままです。結婚相談所の自己申告書に「健康状態は?」を尋ねる項目があり、記述するのにどう書けばいいのか、悩んでいます。サバイバー歴は23年に及ぶが、本当の病名は今もなお、娘に伏せたままです。乳がんによる髪の毛の相談は目にしたが、白血病からの生還者の婚活情報などもぜひ教えて欲しい。娘は、これまでは、カツラを付けて、気配りのよくできた人間として、社会人生活を元気に送り10年目。幸せな結婚生活などを送ってほしく、親による代理の婚活相談に近く参加します。医療者やうまく行った当事者などからの、娘本人や若いサバイバーへのアドバイスがあれば嬉しいです。宜しくお願いします。

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Re:結婚相談所の自己申告書に「健康状態」を尋ねる欄があり、がんサバイバーの娘に代わって親による婚活相談に参加するが、記述方法で深刻に悩んでいる。
M(奈良県) 2019/09/06
大杉太郎様

お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
血液内科医をしておりますMと申します。
骨髄移植を乗り越えられた娘さんの婚活で、健康状態についてなんと記載すればいいのだろうか?ということでお悩みなのですね。
小児期に大変な病気と治療を乗り越えられた娘さんを間近に見て、親御さんもともに苦しみ、ともに乗り越えられてきたことでしょう。
病気の治療が終わったとはいえ、病気をする前とは身体も心も、やはりいろいろと違ってくるものだと思います。
本当の病名は伏せられたまま、髪の毛の喪失を抱えながらも社会人として立派にやってらっしゃる娘さんを親御さんとして心配もしつつ、頼もしく思い、そしてそんな娘さんに誰よりも幸せになってほしいという親御さんの思いが痛いほどに伝わってきました。
そんな中で今回、結婚、婚活という大きなライフイベントを前に、過去の病気についてどのように向き合うべきか深刻に悩んでいらっしゃるのではないかと拝察します。
個人的にも娘さんと同年代(すいません、ちょっとサバ読みました)で同じく婚活中の身としては、こと結婚や出産といった話題に関しては親との関係もなんとなくセンシティブなものになってしまいます。
もしかしたらお父様としてもそう思ってらっしゃるのかな、とも思いました(違っていたらすみません…)。

さてご相談のことについてですが、チームの皆でも相談したのですがなかなか同様の経験がなく、私たちだけでは大杉さんにご満足いただけそうな答えはバチっとは出せなさそうです。
申し訳ありません。。。
ただもしかすると、同じ経験をされた患者さんやそのご家族の声が、大杉さんや娘さんの助けになるのではないかと考えました。
いくつかの患者会では、小児がんを経験された患者さんやその親御さんたちが、ご自身の経験を共有されたり、また経験者の立場から相談に乗ったりもされています。
「血液 患者会」だったり、「小児がん 患者会」などで検索していただくといくつか出てきますし、日本血液学会や日本小児血液・がん学会のホームページにもリンクがあります。
http://www.jshem.or.jp/modules/patient/index.php?content_id=2
https://www.jspho.jp/related_organization.html
なかには電話相談なども受け付けておられる団体もあり、現在闘病中の小児がん患者さんだけではなく、大人になられた元小児がん患者さんやそのご家族の生の声が聴けると思います。
私たち医療者も、患者会では診察室で聞かせていただくよりもはるかにたくさんの思いを聞かせていただき、勉強させていただいています。
既にお調べになっていたとすれば申し訳ありませんが、調べてみようかなと思われたら、まずはホームページなどをご覧になり、ここならばと思われたところにコンタクトされるのも一つの方法かと思います。

大杉様と娘さまの今後の人生がますます輝くことをチーム一同、お祈りしております。

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