掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
尿管癌からのリンパ節転移の病状に対しての治療方法
TOMA(東京都) 2020/03/17
大変お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

70歳の父に2年前尿管癌が見つかり、腎臓の片方を摘出しました。
その際に全部癌細胞は摘出したので問題無しと医師には言われたのですが、数か月後転移が見られ、GC療法を行うこととなりました。
ただ父の場合は腎臓が1つないので、腎機能が低下している患者向けのシスプラチンのかわりにカルボプラチンを用いたGCb療法を選択しています。
治療の結果、癌細胞が小さくなり、定期的な抗がん剤治療で様子を見ることとなりました。

しかし昨年の年末にリンパ節転移の診断結果を受けました。

その結果を受ける際にGCb療法の継続で効果を出すのは難しいだろう、
現状は新薬の免疫チェックポイント阻害薬(ペムブロリズマブ)のキイトルーダに頼るのみと言い渡されました。
医師も親切にいろいろと説明してくださり、父も治療プランがあるということで、それにかけるしかないと言っているのですが、
効果が出ない場合のことを考えると私が不安になり、他のプランも調査したく、ご意見をいただきたいと思い、今回投稿させていただきました。

医師には放射線治療は尿管癌には効果は無いと言われてしまったのですが、効果は期待できなのでしょうか。
また他の抗がん剤で治療プランをつくることはできないのか。
ほかの選択肢はないものでしょうか。

※父にキイトルーダの投薬は開始されており、副作用はほぼ出ていないとのことで、そこは気持ちが楽です。
 ただ効果が出てくるのに、9週間ほどかかるため、不安が尽きません。

どうぞよろしくお願いいたします。

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Re:尿管癌からのリンパ節転移の病状に対しての治療方法
S(鳥取県) 2020/03/18
TOMAさま

ご相談いただき、ありがとうございます。鳥取の腫瘍内科Sです。
まず、当掲示板では治療方針の詳細に触れることができないことをお詫びします。

担当の先生と良好なコミュニケーションをとっておられる様子が伺えるご相談内容だと思いました。ですから、TOMAさまが最も知りたいと思われる情報については担当の先生に直接聞いてみられることをお勧めします。聞きにくいなと思われる場合は、看護師さんに助けて頂くと上手くいくと思います。更に、別の専門医の意見を聞いてみたいと思われる場合は、セカンドオピニオンをご希望になってみてください。「そんなことをすると担当医の気分を害するのでは?」と時々相談を頂きますが、ご心配にならないで大丈夫だと思います。

GCb療法の後でペンブロリズマブの投与を行っておられると伺いました。担当の先生は標準治療を展開してくださっています。ここで、ペンブロリズマブの投与に関して少しお話しさせてください。ご存知の通りこれまでの抗がん剤とは全く異なる薬剤です。副作用(以下、有害事象と記載します)は無いか軽いに越したことはありませんが、免疫チェックポイント阻害薬に関しては1つよりも2つ以上の有害事象が発現している方の方が予後良好であるという報告があります。ですから、有害事象を過剰に恐れたり抑え込んだりということではなく、有害事象を適切に管理しながら、医療者と二人三脚で歩んでいくというイメージの治療ではないかと考えています。TOMAさまはお父さまの治療に深くかかわってくださっていますので、免疫チェックポイント阻害薬で起こる有害事象のうち、軽微と考えらえるもの、重篤になる前に医療機関に報告したり受診したりすべきものについて知っていただくことが、不安を軽減する一歩になると思いました。このあたりは、担当の先生は勿論ですが、看護師さん、薬剤師さんなどにご相談になると一層詳しく把握していただけるようになると思います。

一方で、免疫チェックポイント阻害薬が効かなかった場合をどうするかについてはGCb療法と増悪とのタイミングが問題のようです。GCb療法を一定回数投与してから経過観察中に悪くなられた場合、再度GCb療法も選択肢になり得ます。GCb療法中に増悪した場合、ペンブロリズマブ後は他の治療になるようです。パクリタキセルも今後の治療候補になると思います。

お父さまの治療が上手くいき、元気で長い時間をすごされることをお祈りしています。

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Re:尿管癌からのリンパ節転移の病状に対しての治療方法
TOMA(東京都) 2020/04/18
鳥取の腫瘍内科S様

返信ありがとうございます。
私自身が体調を崩してしまい、回答が遅れてしまいました。
申し訳ありません。

父の状況はというとキイトルーダの副作用により肝臓機能の数値が高くなり、投薬を一時的に中断しております。
来週数値が下がっていた場合は再度投薬を進めるとのことです。

パクリタキセルはまだ試していない医薬品なのですが、こちらは父のような癌状況でも効果がみられる事例などあるのでしょうか。

情報いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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Re:尿管癌からのリンパ節転移の病状に対しての治療方法
S(鳥取県) 2020/04/19
TOMOさま

お返事ありがとうございます。鳥取の腫瘍内科Sです。

パクリタキセルはお父様にも有効な可能性はあります。ただし、投与しても腫瘍は小さくならないかもしれません。治すことが難しい状態では、大きくならず、新しい転移が見つからなければ、有害事象(副作用)の状況を勘案しながら継続治療します。これは小さくできなくとも、延命に貢献できれば効果があると考えるからです。

ペンブロリズマブの投薬を一時的に中断されていると教えてくださいました。前回お返事させて頂いた通りで、この治療はある程度副作用も受け止めながら気長に向き合ってみてください。

ご参考になれば幸いです。

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Re:尿管癌からのリンパ節転移の病状に対しての治療方法
TOMA(東京都) 2020/04/19
鳥取の腫瘍内科S様

こんなに回答を早くいただるとは大変ありがとうございます。
パクリタキセルの投薬についても父の医師に相談してみようと思います。

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