MASA様へ
神奈川で薬剤師をしておりますMと申します。現在行なっておられる治療に効果が乏しく、次の治療方法を主治医の先生からお話しされているとのこと、とてもご不安なことと思います。
一般的な内容になってしまいますが、主治医の先生がご提示されているゲムシタビン療法では、血液検査でわかる副作用として、骨髄抑制（好中球減少やヘモグロビン減少）があります。また、自覚しやすい副作用としては、食欲不振や倦怠感、血管痛などが挙げられます。まれな副作用ですが、間質性肺炎なども報告されています。
ただ、これらの副作用が全てMASAさんに出てくるわけではありません。二つ以上の抗がん剤を組み合わせる治療に比べると日常生活への影響は少なく、治療を続けれられている患者さんも多い印象です。それでも実際に治療を始められて、すこしでも気になる症状が出てきた場合には、小さなことでも良いので、先生や看護師さん、薬剤師などに相談してみてください。症状を和らげるサポートができるかもしれません。
胸水のこともご心配ですよね。今現在は症状はいかがでしょうか？呼吸器専門のチームの医師にも相談させていただきました。
ゲムシタビン療法を始めた場合の胸水に対する効果ですが、胸水がなくならなくても、胸水が増えることなく、症状もなくて日常生活をお過ごしになれたら、治療は有効であるとお考えいただいていいと思います。
新たな治療にあたり、ご不安は尽きないと思いますが、MASA様が納得して、次の治療に進めますよう、私たちJ-TOPのスタッフ一同願っております。

分かりやすく説明して下さってありがとうございました。