掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
プラチナ系抗がん剤と聴覚障害
なす(静岡県) 2021/06/21
2018年7月に卵巣に何かあるようだと、個人病院から大きな総合病院に
紹介状書いてもらい検査を子宮にも飛んでいるからと8月に手術しました。
子宮、卵巣両側、付属周辺。全摘術を受け、病理の結果
子宮体がん。ステージ3粘液性癌でした。
再発予防化学療法追加、9月から入院2泊3日のTC 療法開始して
翌年1月まで6回の抗がん剤治療し現在4年目経過観察中です。

もともと耳鳴りが酷く、耳鼻科を廻りましたが大脳からの耳鳴りは耳鼻科の
薬は効きませんでした。心療内科での薬治療になりました。
抗がん剤の入院の時も服用していました。
抗がん剤パクリタキセルのパンフレットに、副作用に耳鳴り難聴とあり
看護師さんに話すと婦人科の担当医に伝えていただき、パクリタキセルの
抗がん剤は、量を減らすと凄くゆっくり点滴してくれました。
耳鳴り難聴は稀な、副作用だということです。
総合病院の耳鼻科の先生も耳鳴りは、治りにくいとの事でした。
プラチナ系の抗がん剤と聴力障害は、今の時点ではあまり問題視されて
いないのでしょうか?
耳鳴り難聴て結構辛いです。





Re:プラチナ系抗がん剤と聴覚障害
JTOP(東京都) 2021/06/30
なすさま
投稿ありがとうございます。掲示板担当です。

耳鳴り、難聴は本当につらいですね。
ご指摘の通り白金製剤による影響で耳鳴りや難聴が残ってしまう方がおられます。
プラチナ系の抗がん剤に関しては、特に高音障害型の難聴が問題とされます。
解ってはいるのですが、患者さんは恐らく日常生活で気付きにくいことや、医療者側はがんを治そうとする治療に集中することなどから対応が後手になってしまっているのが現状のように思います。がんを治すだけでは不十分だといわれるようになって数年たちますが、なかなか現状を改善できていないようです。現時点で調べた範囲では、耳鳴りや難聴を完全に制御しながら適切な治療を完遂することは難しそうです。ご指摘ありがとうございました。

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