掲示板「チームオンコロジー」

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治療とその選択
高齢者の肝細胞癌治療について
ゾフ(千葉県) 2021/12/23
87歳の母が3年前に、C型肝炎から2.5cmの肝臓癌になりラジオ波治療しました。少し血液検査の結果が悪く、主治医から万一再発した場合の方針を話し合っておきましょうか、と言って頂き、来年、お時間を貰っています。

母はパワフルな人で、15年以上前、高齢者にもインターフェロン治療が出来るという記事を見てその医師に直接会いに行き、その道の第一人者に主治医になって貰ったツワモノです。そしてそのまま、とんでもなく偉いお立場になられた今も、主治医を続けて頂いてます。

主治医は、まだ充分に体力も気力もあるので、積極的な治療を勧めてくださっています。私達家族は、寿命との競争かなと思い、積極的治療を迷っています。脂肪肝もあるのですが、好きなものを食べたり、やりたいことをさせても良いのでは?とも感じています。

事前にこのような相談の機会を設けて下さる主治医に感謝しており、しっかり相談出来るように準備しておきたいとおもいます。
再発した場合、どのような緩和策や、延命策があるのか知っておきたく、アドバイス頂けると幸いです。

(取消)高齢者の肝細胞癌治療について
ゾフ(千葉県) 2021/12/28
取消が出来ないようなので、コメント欄で相談取消をご報告申し上げます。
母に認知症の兆候が出始めました。物を盗まれた、自分の食事が無い、警察に行くと怒り始めるようです。その場面に出くわした家族に知識が無く、機嫌が悪いのだろうと思っていたようです。
本人に言っても素直に病院に行かないだろうから、主治医から健康診断したほうが良いと言って貰う事にしました。認知症の件と一緒に今後の事を主治医と相談します。
年末のお忙しい所、お騒がせしました。
Re:高齢者の肝細胞癌治療について
JTOP掲示板担当(東京都) 2021/12/29
ゾフ様
この度はご相談いただきありがとうございます。
お返事お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

そしてお母様の最近のご様子も気がかりですね。
大変な状況の中追加でのコメントもありがとうございました。
一つ目の投稿に関して我々のチームで相談しておりました。
取り消しとのことでしたが、参考になることもあるかもしれないと思い、こちらに記載させていただきます。

肝臓がんが再発した場合の治療は、治療アルゴリズムという、肝臓の機能やがんの状態などをもとにした選択の考え方が推奨されています。肝臓の機能、肝臓以外に転移があるか、どれくらい広がっているか、数や大きさ、などにより、これまで行われたようなラジオ波や、手術、化学療法などがそれぞれ選択肢となります。それらによって、どの程度の延命が見込めるかというと、状況により根治を見込めることもあるかもしれませんし、治療によるリスクもありますので、実際に治療を行うかどうかは、ご本人の意向を踏まえて主治医との相談になるかと思います。
次に、どのような緩和策があるかとのご質問についてです。再発したがんを叩きのめすことではなく、進行に伴う症状を和らげて過ごしやすくすることが目標になります。もちろん、積極的治療を行う場合にも緩和ケアは提供されます。肝臓がんが進行してきた場合に起きうることとしては、がんが大きくなることへの痛み、肝臓の機能が落ちることでのだるさ、腹水が溜まってお腹が張る、足がむくむ、痒みなどがあります。他の部位に転移をした場合には、その部位に伴う症状が出ることがあります(例えば肺に転移した場合は息が苦しくなる、骨の場合は痛みが出るなど)。これらの症状の緩和としては、痛み止めを使う、体の水分を減らすお薬を使うなどの方法があります。
現在の主治医は肝臓の専門家なので、肝臓に伴う症状へは十分対応ができるのではないかと思われます。必要に応じて緩和ケアの専門家を紹介してもらうこともできると思います。

お母さまのこれからのお時間ができるだけお母さまにとって良い時間となるように、そしてゾフさまも安心して過ごすことができるように、主治医とよく相談できることを私たちも願っています。

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