掲示板「チームオンコロジー」
Bulletin board
治療とその選択
乳がんホルモン療法の副作用に効く薬はありますか?
つつじ(神奈川県)
2022/08/20
41歳ホルモン陽性乳がんで、術後ホルモン療法を始めて4ヶ月ほどです。
タモキシフェン+ゾラデックス
治療開始してからその副作用がつらく困っています。
(タモキシフェンの方だけ1ヶ月先に始めていて、その間は特に変わりなかったのでゾラデックスの方の副作用かなと思います)
特に困っているのが、
①ひどい貧血感と徐脈(脈拍40〜45)で動けなくなる、喋れなくなる、寝たきり状態
②鬱傾向
(吐き気を伴うような不安感、焦燥感、涙が止まらない、気持ちが鉛のようで笑えなくなる等 )
③ムズムズ病?知覚異常
特に就寝中 下肢裏側全体を筆でくすぐられてるようなモヤモヤくすぐったい神経の感覚で目が覚める。
貧血感があるときはこれが額や前腕にも現れる
気持ち的には②が一番苦しいですが、
①の症状で毎月何日も仕事を休むようになり生活に支障が出ています。
(①はいくら更年期症状でもここまで動けなくなるもの?他の原因?という気もしますが、循環器科では徐脈となる所見無しとの診断)
ひとまず副作用の更年期障害だろうとのことで、婦人科で相談して漢方薬を飲んでいますが効いてる感じがしません。↓
桂枝茯苓丸
十全大補湯
加味帰脾湯
同じような症状でこの薬が効いたらしいよ、など情報をお持ちの方がいらっしゃったら教えて頂きたいです。
漢方薬に限らず、タモキシフェンやゾラデックスと飲み合わせOKであれば精神科等の薬でも良いです。
また、同じような副作用があったがこのくらいの期間で自然に出なくなったよ、等の情報もあれば知りたいです。
よろしくお願いいたします。
タモキシフェン+ゾラデックス
治療開始してからその副作用がつらく困っています。
(タモキシフェンの方だけ1ヶ月先に始めていて、その間は特に変わりなかったのでゾラデックスの方の副作用かなと思います)
特に困っているのが、
①ひどい貧血感と徐脈(脈拍40〜45)で動けなくなる、喋れなくなる、寝たきり状態
②鬱傾向
(吐き気を伴うような不安感、焦燥感、涙が止まらない、気持ちが鉛のようで笑えなくなる等 )
③ムズムズ病?知覚異常
特に就寝中 下肢裏側全体を筆でくすぐられてるようなモヤモヤくすぐったい神経の感覚で目が覚める。
貧血感があるときはこれが額や前腕にも現れる
気持ち的には②が一番苦しいですが、
①の症状で毎月何日も仕事を休むようになり生活に支障が出ています。
(①はいくら更年期症状でもここまで動けなくなるもの?他の原因?という気もしますが、循環器科では徐脈となる所見無しとの診断)
ひとまず副作用の更年期障害だろうとのことで、婦人科で相談して漢方薬を飲んでいますが効いてる感じがしません。↓
桂枝茯苓丸
十全大補湯
加味帰脾湯
同じような症状でこの薬が効いたらしいよ、など情報をお持ちの方がいらっしゃったら教えて頂きたいです。
漢方薬に限らず、タモキシフェンやゾラデックスと飲み合わせOKであれば精神科等の薬でも良いです。
また、同じような副作用があったがこのくらいの期間で自然に出なくなったよ、等の情報もあれば知りたいです。
よろしくお願いいたします。
モーダルを閉じる
Re:乳がんホルモン療法の副作用に効く薬はありますか?
乳腺科医師(愛知県)
2022/08/23
副作用の症状、お辛いですね。
つつじさんと同じような症状でお悩みの方は多くいらっしゃいます。
相談の文面からは不明な点も有り、以下の点を確認の上、主治医と治療方針を相談された方が良いのではないかと感じます。
・ホルモン療法の必要性について:乳がんのステージからホルモン療法でどれくらい再発リスクを下げることができるのか(どれくらいホルモン療法を頑張る価値が有るのか)
・副作用があまりにもつらそうなので内分泌疾患(甲状腺機能や副腎機能)をはじめとする他の内科的疾患について鑑別する必要はないか
・ホルモン療法の前に化学療法をされていなかったか。つつじさんのご年齢だと化学療法による閉経によって更年期障害の症状が出ている可能性がある。
・お悩みの症状が上記に当てはまらず、純粋にホルモン療法の副作用であった場合、残念ながら効果抜群なお薬はないのが現状です。主治医と相談し、ゾラデックスとアロマターゼ阻害薬(アナストロゾールなど)へ治療の変更が可能かどうかご検討されるのも良いかと思います。
また鬱傾向については必要があれば躊躇せずに心療内科や精神科を受診されることをお勧めします。ホルモン療法だけでなく、乳がんの診断からこれまでの治療でかなり大変なご経験をされていると思います。 いろいろな人の力を頼ってください。
少しでも状況が改善することを、お祈りしています。
つつじさんと同じような症状でお悩みの方は多くいらっしゃいます。
相談の文面からは不明な点も有り、以下の点を確認の上、主治医と治療方針を相談された方が良いのではないかと感じます。
・ホルモン療法の必要性について:乳がんのステージからホルモン療法でどれくらい再発リスクを下げることができるのか(どれくらいホルモン療法を頑張る価値が有るのか)
・副作用があまりにもつらそうなので内分泌疾患(甲状腺機能や副腎機能)をはじめとする他の内科的疾患について鑑別する必要はないか
・ホルモン療法の前に化学療法をされていなかったか。つつじさんのご年齢だと化学療法による閉経によって更年期障害の症状が出ている可能性がある。
・お悩みの症状が上記に当てはまらず、純粋にホルモン療法の副作用であった場合、残念ながら効果抜群なお薬はないのが現状です。主治医と相談し、ゾラデックスとアロマターゼ阻害薬(アナストロゾールなど)へ治療の変更が可能かどうかご検討されるのも良いかと思います。
また鬱傾向については必要があれば躊躇せずに心療内科や精神科を受診されることをお勧めします。ホルモン療法だけでなく、乳がんの診断からこれまでの治療でかなり大変なご経験をされていると思います。 いろいろな人の力を頼ってください。
少しでも状況が改善することを、お祈りしています。
Re:乳がんホルモン療法の副作用に効く薬はありますか?
つつじ(神奈川県)
2022/09/03
先日はご丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。
アドバイスを受けて、ひとまずホルモン療法以外による原因はないか、
近所のクリニックで血液検査をして昨日結果が出ましたが、
甲状腺も肝臓も腎臓も、数値は優秀なくらい正常とのことでした。
また術前・術後ともに化学療法はしていないので、
やはりこの症状はタモキシフェンか、ゾラデックスで閉経させたことによる副作用の更年期障害ということのようです…
少なくとも10年以上は続けなければいけない話になっているのに、まだ4ヶ月ほどで音を上げてしまい先が思いやられますが、
もう少し専門的な漢方医もさがしつつ、
次回診察日に主治医に薬の変更はどうか、相談をしてみようと思います。
改めて、ご丁寧なアドバイスと、お気遣いの優しいお言葉まで添えてくださり、とても嬉しい気持ちになりました。
ありがとうございました。
アドバイスを受けて、ひとまずホルモン療法以外による原因はないか、
近所のクリニックで血液検査をして昨日結果が出ましたが、
甲状腺も肝臓も腎臓も、数値は優秀なくらい正常とのことでした。
また術前・術後ともに化学療法はしていないので、
やはりこの症状はタモキシフェンか、ゾラデックスで閉経させたことによる副作用の更年期障害ということのようです…
少なくとも10年以上は続けなければいけない話になっているのに、まだ4ヶ月ほどで音を上げてしまい先が思いやられますが、
もう少し専門的な漢方医もさがしつつ、
次回診察日に主治医に薬の変更はどうか、相談をしてみようと思います。
改めて、ご丁寧なアドバイスと、お気遣いの優しいお言葉まで添えてくださり、とても嬉しい気持ちになりました。
ありがとうございました。
Re:乳がんホルモン療法の副作用に効く薬はありますか?
つつじ(神奈川県)
2022/11/25
その後、改善があったので追記します。
その後、定期診察(定期注射日)があったので、その際にゾラデックス3ヶ月製剤の副作用の酷さについて相談したところ、
それではタモキシフェンはそのままに、ゾラデックスはやめてリュープリンにしてみましょうとなり、
手始めにリュープリン1ヶ月製剤を打ってもらったところ、
たまたまか分かりませんがそれまで毎月必ず訪れていた体調不良の期間が無くなり、
多少の火照りやモヤモヤ蟻走感は残ったものの、病気前と同じくらい元気になりました!
心身ともに絶好調な日々を送っていたものの、また1ヶ月後の診察で、特に副作用がないとの事ででは次は3ヶ月製剤にしてみましょうと打ってみたところ、
10日ほど経った日にガクッと体調が下がり、
また慢性疲労感や気分の低さやモヤモヤ蟻走感が始まり、
3週間経った現在はさらに落ちて、また仕事に行けなくなるくらいの体調不良の波が訪れてしまいました。
リュープリン3ヶ月製剤はゾラデックス3ヶ月製剤に比べればまだマシではありますが、
(ゾラデックスで辛かった精神症状(抑鬱や不安症状、焦燥感)はありませんし、脈拍も50くらいで40ほどには下がりません)
それでも出勤は厳しいほどのしんどさがあります。
(脳貧血的な気持ち悪さ、頭部をはじめとした全身のモヤモヤ蟻走感、怠さ、動悸、息切れ、火照り)
ですので次回3ヶ月後の診察ではまたリュープリン1ヶ月製剤に戻してもらおうと思っています。
(費用面では辛いですが…)
当初主治医は、1ヶ月製剤と3ヶ月製剤では副作用に違いは無いと言っていましたが、如実に違うと思います。
同じ悩みを持っている方の参考になれば幸いです。
その後、定期診察(定期注射日)があったので、その際にゾラデックス3ヶ月製剤の副作用の酷さについて相談したところ、
それではタモキシフェンはそのままに、ゾラデックスはやめてリュープリンにしてみましょうとなり、
手始めにリュープリン1ヶ月製剤を打ってもらったところ、
たまたまか分かりませんがそれまで毎月必ず訪れていた体調不良の期間が無くなり、
多少の火照りやモヤモヤ蟻走感は残ったものの、病気前と同じくらい元気になりました!
心身ともに絶好調な日々を送っていたものの、また1ヶ月後の診察で、特に副作用がないとの事ででは次は3ヶ月製剤にしてみましょうと打ってみたところ、
10日ほど経った日にガクッと体調が下がり、
また慢性疲労感や気分の低さやモヤモヤ蟻走感が始まり、
3週間経った現在はさらに落ちて、また仕事に行けなくなるくらいの体調不良の波が訪れてしまいました。
リュープリン3ヶ月製剤はゾラデックス3ヶ月製剤に比べればまだマシではありますが、
(ゾラデックスで辛かった精神症状(抑鬱や不安症状、焦燥感)はありませんし、脈拍も50くらいで40ほどには下がりません)
それでも出勤は厳しいほどのしんどさがあります。
(脳貧血的な気持ち悪さ、頭部をはじめとした全身のモヤモヤ蟻走感、怠さ、動悸、息切れ、火照り)
ですので次回3ヶ月後の診察ではまたリュープリン1ヶ月製剤に戻してもらおうと思っています。
(費用面では辛いですが…)
当初主治医は、1ヶ月製剤と3ヶ月製剤では副作用に違いは無いと言っていましたが、如実に違うと思います。
同じ悩みを持っている方の参考になれば幸いです。
モーダルを閉じる
記事内容を変更することはできません。記述を修正したい場合はコメント欄を使って補足・訂正を行ってください。