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環境ホルモンによる乳癌ホルモン療法への影響
ハルミ(神奈川県) 2022/08/20
ホルモン陽性乳がんで、半年ほど前に全摘してその後ホルモン療法をしています。

少し特殊な質問になってしまうかと思いますが、
私は10年ほど前から製造の仕事で毎日エポキシ樹脂というものを扱っています。
このたび乳癌になったことで、なんとなく成分を調べてみたところ、

内分泌攪乱物質(環境ホルモン)で代表的なビスフェノールAの代替物質であるビスフェノールFが使用されていることがわかりました。

ネットで調べてみると、ビスフェノール類はエストロゲンのような作用をもつ物質で、ホルモン陽性乳がん細胞の増殖を促進させるという研究データを出しているところもありました。

気になって主治医に聞いてみたところ、あくまでもエストロゲン様物質であってエストロゲンそのものではないから気にしなくて良いと言われましたが、

代替物質であるビスフェノールFでもビスフェノールAと乳癌細胞を活性させる強さはほぼ同じという研究データを見かけたり、
そのビスフェノールAは厚労省HPで注意喚起として挙げられているのを見ると(乳癌に関してではないですが)、
本当に大丈夫なのかな…と心配になってしまいました。

職場でのエポキシ樹脂の取扱いもかなりラフな感じで、手に付いたり、加熱成型時に揮発するものを吸い込んだり、かなり暴露していると思います。

主治医の言う通り気にせず仕事を続けても良いのか、ご意見いただけたら嬉しいです。

Re:環境ホルモンによる乳癌ホルモン療法への影響
J-TOP掲示板担当(東京都) 2022/08/30
エポキシ樹脂を扱うお仕事をこのまま続けて良いのかどうかというご質問ですね。
毎日触れるもののことですので、もしかすると影響があるのかもしれないと思うと心配ですよね。
ビスフェノールAについてですが、厚労省や農水省のWebサイトを参照しましたが、現段階では規制されているものではないようです。
研究データを挙げてくださっていますが、それを元にはっきりと危険だと言えるものではないと思います。
可能な範囲でなるべく暴露を避けることが今できることなのではないかと思います。
確定的なことをお伝えできず申し訳ございませんが、ハルミさんのご不安が少しでも軽減することを願っています。

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