掲示板「チームオンコロジー」

Bulletin board

エッセイを読んで
上野先生、個人的な質問で申し訳ありませんが・・・
坂本恵子(海外在住) 2008/11/06
先日、10月26日NYでのBCネットワークのセミナーに参加させていただきました坂本恵子と申します。興味深いお話を有難うございました。その時のシャッフルで先生の本を頂く事ができたのですが、他の所用で、サインの下にある‘克己’の意味をお聞きする時間がありませんでしたので、この場をお借りしてメールさせていただきました。
e-mail to:sakamotokky@optonline.net ご返信いただければ幸いです。。。
また私事なのですが、私2001年5月にジョージア州アトランタにて乳がんの左胸全摘・再建(1次整形のみのままですが)を受けました。今夏7月にはNY・マンハッタンにて甲状腺の手術(幸い良性でしたので左半分を摘出ですみました)を受けております。現在、主人の2度目のアメリカ転勤により、昨夏より
8年生の息子と共にロングアイランドに在住しております。
このHPを拝見し、自分にも何かできることがあれば…と思っております。。お忙しいところ有難うございます。失致します。

   
Re:上野先生、個人的な質問で申し訳ありませんが・・・
上野 直人(海外在住) 2008/11/06
返信をこの場でさせていただきます。

克己とは己に克つ(勝つ)です。まさに、病気と健康の維持は己に克つことです。病気に勝ちたい気持ちは僕自身にもあるのですが、それだけでは、納得した医療は受けることはできないと感じています。

病気は完治する場合もあるし、完治しない場合もある。
また、完治しても、がんみたいな病気になると人生観がおおきく変わります。

どのように、その困難を乗り越えるかは自分自身の心持ち方、医療従事者にどう対応する、病気に対しての見方、など、かなり自分自身で対応することが多いです。

ですので己自身の困難に勝つという意味で、克つだと思います。

病気に勝つも大切ですが、己に克つことも納得した医療受けるの意味で大切なのです。ですので「克己」です。これは人生にいろいろな面において大切な教訓かもしれません。

記事内容を変更することはできません。記述を修正したい場合はコメント欄を使って補足・訂正を行ってください。