MDAでの研修
Japanese Medical Exchange Program 現地報告
Japanese Medical Exchange Program & Reports
JME2018現地報告 Day26
皆さまこんばんは。研修も残すところ2週間を切りました。
今日最も印象深かったのは,Dr. Walter Baileによる患者とのchallenging (difficult) conversationsについてのレクチャーでした。患者が説明を本当に理解できたか確認するには,何を説明したかを患者に復唱させること “Tell me what you understood” や,その際に患者が“humiliation”や“embarrassment”を感じないように配慮することが大事であることなどを教えていただきました。
Baile先生は,患者にbad newsを伝える際のコミュニケーションスキルであり,日本でも知られている “SPIKES” を提唱した方です。我々はまさかそうとは知らず,SPIKESを知っているかと問われた淺野さんは「ああ知ってるよ,SはSettingで,PはPerception,・・・」と得意気に創始者へ解説していました。Baile先生もひとが悪い・・・。
その後の,SPIKESを考慮した難しいロールプレイでは,我らがShuさんもなかなかの名演を見せていましたが,続くJanisの圧巻の演技にはさすがに及ばず。
夕方は上野先生とのミーティングがあり,我々のいろいろな質問に答えていただきました。米国やMD andersonにおける経済,人種を含めた医療環境における問題など,日本語でないと聞きにくい内容も教えていただき,今週もまた各自の迷いが晴れる(?)有意義な時間となりました。
今週はグループ発表の準備も本格的に始まり,慌ただしい毎日になりそうです。
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