MDAでの研修
Japanese Medical Exchange Program 現地報告
Japanese Medical Exchange Program & Reports
JME 2019 現地報告 Day2
JME2019 2日目の報告をさせていただきます、国立がん研究センター中央病院 乳腺外科の綿貫 瑠璃奈です。
本日はまずMarcy(Breast Medical OncologyのProgram coordinator)に案内をしていただき、MDACCへのcheck-inを無事済ませることができました。本年度は空港での審査も含めて非常に順調でメンバー全員が安心しました。
↑こちらのビルディングでcheck-in。
check-inを済ませた後は、MDACC内の主要なビルや我々個人に提供されるデスクなどを案内していただきました。想像以上に敷地内は広く、説明を受けてもすぐに迷子になりそうなほど。MDACCの中で我々みんなが興奮したのはskybridge。こちらはビルとビルをつなぐ橋ですが、なんと室内をシャトルで運んでくれます。患者さん優先ですが、早速乗車させていただきました。
お昼を挟んだ後は、上野先生の元で臨床研究されている岩瀬先生と、JME2014のメンバーで現在はLeukemiaの基礎研究でMDACCに留学されている佐々木先生よりMDACCの紹介やTexasの文化についてプレゼンテーションをしていただきました。上野先生も途中から参加してくださり、どういう視点でこのJME プログラムを過ごすべきか貴重なお話をいただきました。
当然MDACCは日本中のcancer hospitalや大学病院を凌駕する規模の病院ではありますが、全米ナンバー1のcancer hospitalに至ったその経緯や紆余曲折を聞く姿勢、そこを学ぶ意義についてお聞きすることができました。
MDACCの医療をみて素晴らしいと感じたとしても(まだ実際のプログラムは始まってませんが)、全く違う医療システムで成り立つ日本で同じことを実装することはほぼ困難であり、そこに至った過程を質問したり、エッセンスを学ぶことが大事なのだと改めて気付かれました。
そして夜はChurrascoのお店にて我々JME2019のwelcome partyをしていただきました。沢山のMDACCのスタッフの方々にお集まりいただき、感謝申し上げます。
↑昨日に引き続き美味しいお肉をいただきました。
来週からいよいよ本格的にプログラムが始まりますが、週末は以下のお題をゆっくり考える時間がありそうです。
What are the most impactful things/areas that you want to achieve in your career?
それでは週末はアクティビティについてのご報告をご期待ください!