MDAでの研修
Japanese Medical Exchange Program 現地報告
Japanese Medical Exchange Program & Reports
JME2024現地報告Day7
JME2024報告Day7は国立がん研究センター中央病院腫瘍内科の星野が担当します。
本日Aチームは午前中はSarcoma centerのtumor board、Stem cell transplant teamの多職種ラウンド、午後はリハビリセンターを訪問しました。
Tumor boardと多職種カンファレンスにおいて、印象的だったのは誰もが自由に発言できる環境が整っていることです。Pchycological safetyが確保されており、学年や職種に関係なく対等に意見や質問ができる雰囲気を感じました。obseverやfellowがいるため、カンファレンスの初めに「これは教育的な場なので、誰でも自由に質問してください」と明確に伝えているのも印象的でした。
リハビリセンターでは、様々な科からの難題に対して詳細に問診・診察を行い、各科と綿密に連携しながら治療を進めている様子が見られ、非常に参考になりました。Dr. Yadavのリハビリテーションアプローチは、単に身体機能の回復を目指すだけでなく、患者の生活で何に困っているかを考え、体力低下の原因の追求が必要な際には主治医や神経内科などにも連絡をとって議論を行なっていました。手術や化学療法前のprerehabilitationにも力を入れており、リハビリの有用性の研究も行われていました。
多職種間のコミュニケーションの大切さ、そして患者中心のケアの大切さを改めて実感した1日でした。
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