MDAでの研修
Japanese Medical Exchange Program 現地報告
Japanese Medical Exchange Program & Reports
JME2018 現地報告 Day28
本日は大阪市立大学医学部附属病院 薬剤師 豕瀬 諒 (いのせ りょう)がお送り致します。
今日のヒューストンの天気は、晴れ一時雨、気温は30℃と暑さは少しマシになって参りました。
今日は朝から、AチームとBチームに分かれての研修です。
Aチームは外来化学療法センターの見学です。
Bチームは乳腺腫瘍内科外来で薬剤師のNeelamに同行しました。
私はBチームですので、こちらについて、重点的に記載致します。
外来では、医師、看護師、薬剤師が同室で仕事を行い、積極的に意見交換を行っていました。
同室に多職種が集うことで、各職種が専門的な視点から述べた意見を容易に集約することができ、非常に効率的だと思いました。
非常に興味深いシステムではありますが、このシステムが正常に機能するには、各職種が専門的な知識を持つことと、自分の意見に対して責任を持つことが重要であると感じました。
ランチタイムはShen先生の統計の講義でした。
我々は、来週に成果発表のプレゼンテーションが控えています。
プレゼンテーションでは、問題解決のために、Reserchを組む必要があります。
Shen先生は、統計の講義だけでなく、Researchについての個別の質問にも快く回答して下さいました。
午後は、薬剤師である私とmasamiさんのみ、inpatient Pharmacyの見学を行いました。
Pharmacyは驚くほど規模が大きかったです。
特に印象に残ったことは、粉薬の分包がないことです。粉薬は全て、カプセルに充填して、払い出しているそうです。
また、TPNは、自動で混合する機械を導入しているとお聞きし、予定にはありませんでしたが、急遽見せて頂くことになりました。
研修が終わりに近づくにつれて、各メンバーは自分の見たい部署の見学を積極的に希望し、各自で研修をより有意義なものにしようとしています。
残り少なくなってきましたが、少しでも多くのことを吸収できるようメンバー一同頑張って参ります。