MDAでの研修
Japanese Medical Exchange Program 現地報告
Japanese Medical Exchange Program & Reports
JME2018 現地報告 Day19
本日は、京都第二赤十字病院のがん看護専門看護師の淺野がお送りします。
ヒューストンは今日も昼間の陽射しは暖かく、半袖で過ごすことができましたが、日本はいかがでしょうか。
少し肌寒くなってきましたでしょうか。
そんな日本の初秋が少し恋しくなってきた、この頃です。
本日の午前は、チームに分かれての活動でした。
AチームのKazuさん、Yokoさん、Masamiさん、Naoさんは手術の見学をさせて頂き、
BチームのShuさん、Ryoさん、私は、Bora先生のBreast Clinicの診察の見学をさせて頂きました。
手術室の見学では、実際に私たちもガウンを着て、腫瘍切除する場面に立ち会ったり、
病理の迅速検査の場面での医師の話し合いの場面を見させて頂き、大変勉強になりました。
Bora先生の外来では、患者一人一人の話だけでなく、家族の話にも真剣に耳を傾けて、
正に患者と向き合い、丁寧に質問に答えておられ、最後にはハグをされ、信頼関係を築いておられました。
Bora先生の姿に本当に感動しました。
昼からはAチームはBora先生の外来の見学させて頂、
BチームはPetross先生の案内で、Mobile vanの見学をさせて頂きました。
MDAでは、マンモグラフィーを搭載した複数のMobile(バス)を有しており、本日は停車中の1台を見学することができました。
こうした検診活動でがん予防の一端を担っていることもわかりました。
2枚目の写真はPetross先生がRyoさんと一緒に写って頂きました。
夕方からは上野先生とのミーティングがありました。
私たちが今、悩みに悩んでいるMission & Visionに対する疑問を丁寧に答えて頂き、様々な角度から、ヒントを頂くことができました。
そして、今日は英語の履歴書(Curriculum Vitae: CV)についてのお話もお伺いし、先生の体験談も交えながら本当にわかりやすく説明をして頂きました。
私事ですが、さっそく、アパートに帰ってきて、自分のCVの作成に取りかかってみました。
以前に作成したものもあるため、一部記録しているものもありましたが、記憶の彼方にしまわれてしまったものもあり、
意外と時間がかかるので、日頃からまとめておかなかった自分を少し後悔しています。
今回の研修でMDAで出会った新たな知見を吸収するだけでなく、
これまでの自分自身の過去を振り返り、再認識しながら、自分自身を再構築していく。
この作業が、これからのMisssion&Vissionを見据える上でも大切なのだろうなぁと
CVを作成しながら、改めて思いました。
今回のヒューストンの滞在は、MDAでの研修ですが、日本で帰る前に自分自身を見つめ直す大切な時間にもなりそうです。