MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME2020 J-TOPワークショップ

皆様こんちにちは
国立がん研究センター東病院、薬剤師の増田信一と申します。

 今回のブログでは私がなぜJ-TOPに参加したのか。参加してみて実際にどう感じたのか個人的な意見ではありますが書きたいと思います。

 J-TOP(ジャンパン チームオンコロジー プログラム)のワークショップに参加した動機は、”チーム医療を科学する”というフレーズが心に響いて参加することを決意しました。

  チームと言われて、すぐに思い浮かぶのは業務を共に行っている同僚の存在で、多くの医療スタッフにとって、同じ職種であることが多いと思います。上司の意見や後輩の意見も聴く中でどうやってチームのエネルギーを最大限に活かせるか、そんなことを考えていました。
 一方で、個人としては1日の大半を過ごす病棟で薬剤師として患者さん、患者家族、医師、看護師、栄養師、ソーシャルワーカーと話すのですが、円滑なチーム医療とは何かと漠然と考えていました。

 ”科学する”ということは、何か方法論があり、コツがあるのではないか?もしあるのであれば、より深く知りたいと思いましたし、身に付けたいと感じました。

 実際にワークショップに参加するまで、漠然とチーム医療はそれぞれの専門職がお互いを尊重し、患者・患者家族に貢献することをイメージしていましたが、ワークショップを経て、自分自身をよく知ること、チームメンバーと協調していくことの難しさと楽しさを知ることができました。またサバイバーの皆さんの意見を直接期聴くことができ、患者も含めチームであることの大切さを知ることができました。

 チーム形成方法や概念も沢山学べ、少しずつ、それとなくですが、職場に小さな種を撒いている毎日です。今年度のJ-TOPでより深く知ることが楽しみですし、JME2020への道を読んで、J-TOP参加希望してくれる人がいると嬉しいです。

P.S. アンサングシンデレラが7.16(木)放送開始みたいです。病院薬剤師増えるといいな〜
 


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