MDAでの研修
Japanese Medical Exchange Program 現地報告
Japanese Medical Exchange Program & Reports
JME2020 Marshmallow ChallengeとCOVID-19
皆さまこんにちは、慶應義塾大学病院呼吸器内科医師の堀内康平です。
Challenge:
“Build the tallest freestanding structure with marshmallow on top, using the provided items”
・items: spaghetti, tape, strings, marshmallow
・time: 18 minutes
・team: team of approximately 15 people
Team scienceって何?キャリア創生って何?そもそもJTOPってどういう組織なの?3日間のThe 3rd Team Science Oncology Workshop、何するの?すごい人たちなの?自分は果たしてついていけるの?
何もわからないまま、いきなりこんなお題を初日に与えられました。
Team Buildingのエッセンスがこのチャレンジにふんだんに込められていることを、知る由もありませんでした。
時間は全くない。自己紹介するの?しないの?
リーダーは誰なの?そもそもいるの?
いきなりつくるの?最初に相談するの?
みんなでひとつやるの?数人ずつにわかれてみるの?
ひとりでやってしまった方が速くいいものができる?でもチームに嫌われる?
まとまらないといけない、でも今の進行に不満がある、どう切り出したらいいの?
ただのアイスブレークだと思っていたら、様々な思いが錯綜し、あっという間に時間は終了してしまいました。
実はMarshmallow Challengeは正式な協会があり、TED Talkでも紹介されています。各業界のTeam Building Workshopで展開されており、チームを創る、という点において様々なエッセンスが凝縮されています。
Marshmallow Challengeのように、タイムリミットのある環境で初対面の複数名がチームを組み未解決問題に取り組む環境は、COVID-19を取り巻く医療系業界でも非医療系業界でも十分ありうるシナリオだと思います。あなたのチームはどのように機能していますか?
もちろん、Marshmallow Challengeはほんの一例です。
JTOPはチームビルディングとキャリア創生を融合した教育プログラムを提供し、柔軟な活動プラットフォームでもあります。腫瘍領域のプロフェッショナリズムを高めることに主眼があると感じています。
COVID-19の影響でMD Anderson Cancer CenterにJME2020が渡航する目途はたちませんが、将来的には自分がフォーカスした領域の専門性やチーム活動を高めるぞ!という気持ちで日々過ごしています。
皆さまとコラボレーションできる日を楽しみにしております!
(The 3rd Team Science Oncology Workshop, Photo Albumより)
(JME2020+上野先生集合写真 via ZOOM 2020年7月)