MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME2020 四十路は夢見ることさえ難しい

 

初めまして、愛知県がんセンター乳腺科の小谷はるると申します。

言葉は乱暴だが心は暖かいと自分では思っているENFP、AB型、2児の母、アイデンティティは外科医です。

 

本日は現在指導を受けているキャリア形成について、自身の進捗状況への反省も踏まえつつ、キャリア形成についてこの4か月程考えたことの一部を書きたいと思います(私の黒歴史でてきます)。

 

正直、MDアンダーソンに行って何をするのかも理解せぬまま浮かれていました。オンラインでのキャリア形成での指導が始まり、戸惑うことばかり。

 

Mission, Vision, SMARTgoals ・・・ 趣旨について理解はある程度できましたが、いまだにサクッと一言で説明できない自分がいます。

しかし、2カ月ほどIDPシートが無記載だった私に向けて、上野先生の「とりあえず、なんでもいいから書きなさいよ!書かないと始まらないよ」とおっしゃった一言より閃きました。

 

あれ?なんか聞いたことあるぞ?

 

その昔、4年程婚活で苦戦しておりました。その時私は毎日のように緊急の呼び出しがある田舎の市民病院の一般外科医の下っ端でした。

婚活=結婚するための活動です。どうしたら結婚できるのか全然わかりませんでした。いろいろな婚活本を読み漁りませした。その中に「ザ・シークレット」という本がありました。太古より賢者たちが自分たちの思いをかなえるために用いた方法=シークレットが書いてあるという本でした。要約すると「自分の願いを具体的に頭にイメージし、それがあたかも叶ったかのようにノートに書きつける」、それがシークレットらしいのです。

半信半疑で私はノートに結婚後のイメージを叶ったかのように書きました(優しくて私の仕事に口を出さない旦那さん、かわいい子供たち、、、etc)。ついでに仕事でのイメージも書きました(楽しく病院にいける充実した毎日、海外学会に参加する、、、etc)。すべてその時の私にとっては、想像もできない夢のような話でした。ノートを書いた後、もう恥ずかしくて2度と開くことはできませんでした。

 

上野先生の一言で記憶が呼び起されました。

あのノート・・・・全部叶ってるナウ!!!!!

 

Mission,Visonを考えるとき私は今でも恥ずかしくて筆が進みません。

でもきっと書くことが大事なんでしょう。

やっぱりMDアンダーソンには賢者がいっぱいいるんだな。

 

いつかテキサスに行ける日を夢見て、キャリアシートをとりあえず書き進めてみようと思います。


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