MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME2020 ~Road to Houston~

HOWDEE!

4年越しでヒューストンに来ました、ゆか、りか、はるるから Road to Houston & 滞在記をお届けいたします。

 

~ Road to Houston~

我々は2019年のJapan TeamOncology Program (J-TOP) “THE 3rd Team Science Oncology Workshop”に参加し、2020年にJME2020メンバー8人で渡米予定でした(JME:Japan Medical Exchange Program) 。経歴書類証明やワクチン証明等々、種々の手続きを完了し、後はワクワク渡米を待つのみ、というところで突然のパンデミック!泣きました。

プログラム延期の決定後すぐに、月に1回、上野先生からオンラインで講義をしていただける事が決定しました。このオンライン講義は結局2年に渡り継続し、IDP (Mission and Vision, SMART goals)、Psychological safety、Emotional Intelligence、Unconscious bias、Diversity and Inclusionなどチーム形成やリーダーシップに必要な知識を教えていただきました。MD Anderson Cancer Center (MDA)でリーダーシップ教育の専門であるJanis先生やTheriault先生が加わってくださる回もあり、渡米はできないもののJ-TOPとの繋がりを感じ続けられました。また、メンバー同士直接会う機会はないものの、Lineなどで会話する機会もあり、絆が深まっていきました。

正直パンデミック中はメンバーみんなも医療者であり、気持ちが暗くなることも多かったと思います。そんな中で新しい世界との繋がりを感じ続ける事ができ、前向きな気持ちを持ち続けることができました。

 

 

パンデミックも落ち着きを見せ始めた2023年、これまでは渡米後にJMEが担当していた「つながく」の実行委員を渡米前にJME2020が担当することになりました。オンラインミーティングではしょっちゅう顔を合わせていましたが、リアルではほとんど初対面。さらにライフステージの変化もあり、8人だったJMEの中で参加可能なのは5~6人に・・・ Conflicts発生しまくりの準備期間を経て、先輩方の助けを大いにかりつつ、なんとかチームオンコロジーセミナーオールジャパン2023を国立がん研究センター東病院にて無事開催することができました。「サスティナブルながん診療」をテーマにし、株式会社ワークライフバランスの大西さんやNPO法人がんノートの岸田さんをお招きし、ご講演いただきました。実行委員自身もそれらの講義を聞き、参加者の方々と共に議論することで刺激をうけ、チーム医療の重要性、J-TOPの存在意義、J-TOPに所属する先輩方・メンバーの貴重さを再認識しました。

 

 

さて、そんななか、つ、ついに・・・

JME再開!!の朗報がもたらされました。苦節4年、半ば諦めていただけに嬉しさもひとしおでした。参加できるメンバーは最終的に、薬剤師1人、医師1人、看護師1人、合計3名みんな女子の“多職種女子旅”が決定しました。

(後半:HOUSTON滞在記へ続く・・・)

 


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