MDAでの研修

Japanese Medical Exchange Program 現地報告

Japanese Medical Exchange Program & Reports

JME 2019 現地報告 Day27

本日の担当は、やまと在宅診療所 看護師の富澤です。

いよいよ後半のプレゼンテーションの準備に入っています。チームごとにそれぞれのテーマを決定し、プログラムの中でも「テーマの視点」を持ちながら視点を変えると、また新たな発見があります。

私たちチームBは、Breast Sugical Oncologyの外来診療の見学に行きました。

チーム A は、Lymphoma/Lukemia の病棟の薬剤師の役割・Ambulatory Treatment Centern

お昼には、Yu Shen 先生から統計の基礎、リサーチの考え方の講義がありました。

乳腺外科外来では、術前の患者さんの診療を拝見しました。患者さんの診療の流れとしては、受付に来たのち、RN(Registered Nurse)が問診をとり、様々なアセスメントシートをチェックします。日本の外来看護師の多くが同様の仕事内容と思います。時間の調整や待ち時間の長い患者、家族に声がけもRNの仕事です。その後NP,( Nurse Practioner)または、PA(Physician Assistant)が診察に入ります。どちらも同様の仕事内容です。今回は術前の手術についての選択のため、検査結果や手術内容の説明とリスクを説明します。術式の選択のための説明や術後の化学療法や放射線治療の説明など日本では医師が行なっている内容を説明し患者家族への十分な説明と治療選択についての説明をします。

Shen 先生からの講義。それぞれのチームのプレゼンテーションについてリサーチの視点からの助言をいただきました。いかに有用なリサーチにするか、Prymary End Point が重要だと学びました。

チームBは化学療法室の見学。日本と同様のシステムや異なること取り入れた方が良いことなど様々な視点で見てこられた様です。

今日はMDAにきて初めて1日雨でした。Stormが来ており、Level 2 の警報です。今のところ特に何もありませんが、3日間は警戒が必要とのことです。医局にいるタイやメキシコ、UKから来ているメンバーとも情報共有しています。佐々木先生からも度々メンバーに情報共有をいただき、早速スーパーに水を買いに行きました。
雨は昼続いていますが、何事もないことを祈りつつ、明日もまた充実したプログラムの内容をお伝えしていきたいと思います。

 


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