本日は、京都第二赤十字病院の淺野耕太がお届けします。

day14ということで、我々がヒューストンに到着して、早くも2週間が経過しました。

こちらでの研修も生活も、ようやく板についてきた感じがします。

今朝は全員が、アパートを朝6時45分の始発の送迎バスに乗り、薄暗い空の元、MDAに到着。

午前中は、私とRyoさんがメイズクリニックのATCでの薬剤師の見学、ShuさんがWOCNの見学、Kazuさん、Yokoさん、Masamiさん、NaoさんはBreast Oncology　Clinicの見学に行きました。

 

私自身が自施設で、外来化学療法センターに所属しているため、本日の見学は大変興味のあるところでした。

薬剤師の案内の元、アシスタントの調剤場面やそれをチェックする薬剤師さんの実際の場面を見させて頂くことができ、治療センターの裏側を勉強することができました。

ちなみに写真はRyoさん。

日本の一般的な施設と調剤場面でのPPEが違いが、おわかりでしょうか？

Aグループの乳腺内科治療外来の見学では、本日水曜日が炎症性乳がんのチームの診察日であったため、炎症性乳がんの患者さんの診察の様子を見ることができました。患者さんが、実際に遠方からもセカンドオピニオンに来られており、チームと患者さんとのやりとりの様子を実際に見学させてもらいました。先生や患者様には我々を受け入れてもらい、本当に感謝の気持ちでいっぱいとなりました。

 

昼からはJanis先生のリーダーシップの講義やJoyce先生の病棟でのカンファレンスに参加させて頂き、朝から夕方まで、まさにMDAを満喫した一日になりました。

早くも2週間、経過して、一緒に来たメンバーの個性も見えてきて、私たちはチームとしての思いも高まってきました。そして、それぞれのメンバーが個性的で良い味を持っていることを少しずつわかってきました。

落ち着いた大人の背中でみんなを引っ張ってくれる仕事人のKazuさん

力強い優しさでいつもみんなを包んでくれるYokoさん

Coolでチャレンジ精神がすばらしいShuさん

細かなことにすぐに気がついて、みんなのためにサッサッと動いてくれるMasamiさん

話を聞くのが上手で、くだらない話でもつきあってくれる笑顔が素敵なNaoさん

若くてギラギラしたエネルギッシュさと面白さを持つ我がルームメイトのRyoさん

みなさんと一緒のチームで良かったなぁと本当に思います。

 

2週間が経過して改めて思うことは、毎日親切にしてくれる先生方、メンター、スタッフの皆様、仲間への感謝の気持ちでいっぱいです。それと同時に、ヒューストンの曇った空を見ながら、遠く離れた日本の家族や大切な人への感謝を思うday14でした。